【建築科】第11回静岡県ものづくり競技大会(木材加工部門)
1月28日(土) 静岡県立科学技術高等学校において、第11回静岡県ものづくり競技大会(木材加工部門)が実施されました。
静岡県ものづくり競技大会は、静岡県のものづくり産業を支える若い技能者の技能向上を図るとともに、若年者ものづくり競技大会、高校生ものづくりコンテスト東海大会の出場者を選出するためのものです。
木材加工部門では、県内工業高校の建築系学科代表生徒が制限時間内に課題を完成させて木材加工技術を競います。上位2名が東海大会に進出できます。
課題は3級建築大工技能検定と同じ内容となっています。
2時間45分で課題図に従って木造り、墨付、加工、組立を行い、完成作品の精度や作業中の態度を競います。
本校建築科からは、2年生4名、1年生4名の計8名が参加しました。
3ヶ月前から練習に取り組み、直前は連日練習を行ってきました。
課題を規定時間内に製作することは全員できるのですが、精度を出そうとすると時間内に納まりません。
何度も何度も練習し、精度と時間のバランスを追求してきました。
加工には、道具の手入れも必要不可欠です。
本校では道具の手入れも生徒自身が行います。
ですが、何本もある鑿(のみ)や鉋(かんな)を手入れするのはとても時間がかかります。
そのため、道具の手入れは出場選手の仲間がサポートしてきました。
チーム一丸となって練習に取り組んできましたが、大会前日でも高い精度で時間内に完成する事ができない選手もいました。
そんな中迎えた大会当日…まずは木造り(鉋がけ)と墨付け。
墨壺で材料の中心に墨付けをしています。
慎重に寸法を確認しながら線をひいています。
次に加工
鑿(のみ)で穴掘り加工をしています。
鋸(のこぎり)で切断加工をしています。
鉋(かんな)で角を削る面取り作業。
加工が終わったら組立て作業です。
2時間45分という長い競技時間を最後まで全力で取り組み、何とか全員が時間内に完成しました。
結果は…
第1位 堀野陽太(建築科2年)
第2位 藤盛心太(建築科2年)
第3位 森快斗(建築科1年)
第4位 杉本大騎(建築科2年)
上位を浜工が独占する事ができました!
第1位の堀野と第2位の藤盛は、8月に愛知県で開催される東海大会に出場します。
引き続き、応援よろしくお願いします。