SSH

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは
 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進します。また創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施します。

国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)より)

 本校では、平成25年度より文科省より指定を受け、SSH校として研究活動に取り組んでいます。

H25-H29     Ⅰ期目
H30     経過措置
H31-R05
R01-R05
    Ⅱ期目

 

 報告書などはこちらをご覧ください。

NEWS

SSH-NEWS

SSH生徒研究発表会・成果報告会

SSH生徒研究発表会・成果報告会をYouTubeで公開します。
今年もアクトシティ浜松大ホールにて実施。各科の発表は以下の通り。

デザイン科「触覚を大事にしたおもちゃの研究」→ CLICK!!
土木科「セメントが風邪を引く!?」→ CLICK!!
電気科「ワイヤレス給電の基礎的研究」→ CLICK!!
建築科「魅力練り上がるまち~浜松市中田島町事前復興系計画」→ CLICK!!
機械科「ソレノイドエンジン」→ CLICK!!
情報技術科「Google Earth Engine による衛星データの解析」→ CLICK!!
システム化学科「寒天培地による手指の洗浄、アルコール消毒の評価」→ CLICK!!
理数工学科「クリーンエネルギーを活用した装置の製作」→ CLICK!!

浜工の取組

研究開発のテーマ

鍛え抜かれた実践力と科学に基づく創造力で、世界をリードする最先端科学技術者の育成

 

研究開発の取組

○ RACE学習スパイラルの実践

 工業高校では、科学的な知識が未熟な段階から、実験実習などの体験を通して「実感Realize」することで学び、数学や理科などの共通教科での知識の深まりによる「分析Analyze」から洞察力を高め、問題解決への「着想Conceive」する力を知らず知らずの間に身につけてきた。 
 SSHでは、更に着想した問題解決を「評価Evaluate」するRACE学習スパイラルを体系化し、実践することで、生じるさまざまな問題に果敢に立ち向かう、鍛え抜かれた実践力の育成をめいざします。 

 RACE学習スパイラルの実践を実践するために、RACE学習ノート導入。ノートに記録する際、R 、A、C、Eのカテゴリに分けて記載。これによって、RACE学習スパイラルを体系化し実践。さらに将来のポートフォリオを目指し、デジタル版のRACE学習ノートも開発。

(RACE学習ノートの表示)

 

 

○クロスカリキュラムの実践

 クロスカ リキュラムとは、特定のテーマに関係するいくつかの教科・領域を相互に関連付けて学習するカリキュラムである。クロスカリキュラムを図ることで、生徒は、関連される各教科・領域の授業を通して、それぞれの授業で用いられる多様な教材とかかわりながら学んでいく。

・教科間クロスカリキュラムの実践

 各学科で実施される専門教科の内容を、数学や理科などの共通科目の観点から検証し、工業、数学、理科、情報を融合することで、興味・関心を高め、柔軟な思考力を育成して、科学に基づく創造力を高める教材の開発を進める。

これらの教材を管理するサーバーを構築し、工業教科だけでなく共通教科でも閲覧可能にし活用する。

 

日々の授業の内容を公開

https://alumni.hamako-ths.ed.jp/~ssh

・学科間クロスカリキュラムの実践

 各学科の3年次で行われている「課題研究」において、学科間での設備の共用を可能にし、他学科の教員が生徒への指導・助言を可能にするため、「課題研究」の時間がそろった時間割の開発をする。

 

・学校間クロスカリキュラムの実践

 明確な目標意識を持ち、将来、世界をリードする科学技術者を目指している生徒を対象に、部活動などの場を利用して2年次から「課題研究」に取り組むことを通して、世界をリードする科学技術者(Top Engineer)を育成(Development)する仕組みとして、TEDプログラムを開発する。

  取組あたって、大学企業の協力をいただき研究を進め、最終的には外部の研究発表会やコンテストで研究発表を実施する。

3年次の早い時期での研究成果の発表や交流が可能となり、研究を深めるとともに進路指導等にも活かすことができる。

 また、部活動の場を利用してテーマ開発をすることにより、学年や授業の枠を越え、自由に予備実験や討論を行うことにより、生徒が持っている潜在的な能力を引き出すことができる。

 

○ 開拓型海外研修の実践

(プログラミング教育の研究:イギリス)

 生徒自らの興味・関心をもとに世界中で溢れている情報を精査し、生徒自ら海外研修を企画・提案することにより、情報を活用する能力を育成し、交流先等を自ら積極的に開拓し、世界を舞台として活躍できる国際性の高い科学技術者の育成する。

次年度に実施する開拓型海外研修について、1年生を対象に説明会を実施し、以下のような手順で、実施する海外研修の企画を決定する。

(説明会)

企画書作成

(書類審査)

交流先の開拓

(コンペ)

交流先との調整

(ヒアリング)

実施企画決定

書類審査を通過した企画は、顧問教員を付け、顧問の指導の下、具体的な交流先の開拓等を進める。