活動の記録

「静岡県高等学校総合体育大会柔道競技②」

昨年の団体戦の悔しさ、13日の個人戦の敗戦を糧に戦う決意を新たにし、27日の団体戦に臨みました。

初戦、3回戦と勝ち進んで東海総体をかけた準々決勝の島田樟誠戦。本校は先鋒の森本が背負い投げを返されて一本負け、次鋒の小杉が攻め手を欠き両者反則負けとなる苦しい展開で中堅戦を迎えます。ここで竹内が果敢に前に出て相手を圧倒。支え釣り込み足で技ありを奪い、なおも攻め続けて優勢勝ち。続く副将戦は主将の疋田が得意の袖釣り込み腰で一本勝ち、大将三輪は相手に得意の形を作らせず、勝負に徹した組み手で試合を優位に進めます。終盤には相手が慌てて前に出てくるところを肩車で合わせて技ありのポイント。そのまま逃げ切って優勢勝ち。全員でつないで3対1で勝利し、東海総体出場を決めました。

続く準決勝は新人戦で敗れた静岡学園戦。何としても越えたいところです。先鋒戦は森本が相手の絞め技による一本負けで続く次鋒戦。小杉は何とか取り返さんと攻め続け、途中大内刈りでポイントか、と思う場面もありましたがビデオ判定の結果ノースコア。最後まで技を繰り出しますが引き分けに終わります。中堅戦は相手の絶対的エースが登場。竹内も粘りましたが一本負けを喫し後がなくなります。ここで副将の疋田。準々決勝同様得意の形から袖釣り込み腰で豪快に投げ技あり奪取、なおも相手を抑え込みますが8秒で逃げられてしまいます。優勢勝ちに終わり、大将戦を待たずして敗戦が決まりました。それでも大将三輪は気持ちを切らさず自分の柔道を貫きます。終盤に一本背負い投げで技ありを奪いリードするもそこは相手も百戦錬磨。こちらの動きが止まったところを逃さずに技ありを取り返して結局引き分け。1対2で敗れ、新人戦のリベンジはなりませんでした。

チームは新人戦で敗れてから総体は必ず県の決勝で戦うという目標を立てて試合に挑みましたが、達成することはできませんでした。ただ、試合を迎えるまでに選手だけでなく全員で意思統一しながら準備してきたことが今回の結果に繋がったと感じています。このチームで東海総体まで戦うことができます。最後まで、全力でやり切りたいと思います。応援ありがとうございました。

「戦う集団、応援されるチーム!!」