パソコン甲子園2025 モバイル部門「グランプリ」受賞!
11月8日(土)9日(日)と2日間に渡ってパソコン甲子園2025の本選が行われました(本選の様子はYouTubeで配信されています)。
本選には情報処理部からプログラミング部門から1チーム、モバイル部門から2チームが出場し、1日目はプログラミング部門の競技、2日目はモバイル部門の競技と表彰式が行われました。
本選出場チームとメンバーは以下の通りです。
プログラミング部門
チーム『りんごアメ』寺田藍丸、橋本恵(情報技術科3年)
モバイル部門
チーム『トリニトロトルエン』笠原悠生、寺田藍丸(情報技術科3年)、江尻宗一郎(理数工学科3年)
チーム『Happy boys』弓桁陽太、椛稜真、鈴木崇矢(情報技術科2年)
今大会はモバイル部門の2年生チーム『Happy boys』 が「グランプリ」を受賞しました。モバイル部門のグランプリ獲得は本校初です。
| 本選出場メンバー | チーム『Happy boys』グランプリ |
モバイル部門は、Androidスマートフォンを対象に、テーマに基づいたアプを企画・開発し、その総合的なプロデュース力を競い合う部門です。 今回のテーマは「地域創成~アプリでささえるまち・ひと・しごと~」でした。
グランプリを受賞したチーム『Happy boys』が製作した作品は、「はまキャンプ」というキャンプを通して浜松の活性化を狙うアプリです。浜松の現状調査やキャンプ場へのヒアリング、校内に構築したローカル生成AIを利用した技術力などの総合力が評価されての受賞となりました。
「はまキャンプ」は、次の4つの機能を備えています。
- ユーザー1人1人に合わせたキャンプの提案
- 浜松市の地元食材の紹介
- 新たなコミュニティの創成
- 浜松市の観光全体への魅力の拡大
アプリの存在を知った人が、アプリを使用し、浜松の「食・人・観光」に触れ、ユーザーが他の人にもはまキャンプを広める、という好循環が生むことで、浜松の観光を活性化させることをねらいとしています。
| チーム『Happy boys』のプレゼンテーション | チーム『Happy boys』デモセッションの様子 |
実際のプレゼンテーションはこちら
3年生チームの『トリニトロトルエン』も、入賞こそできませんでしたが、受験勉強と並行しながら作品製作に取り組んできました。
製作したのは、自転車運転者の不注意による事故を防ぐことを目的とした「Cycling Safer」というアプリです。浜松市が公開している「危険予測箇所マップ」に基づき、事故多発エリアに入ると光と音で運転者に知らせ、Bluetoothイヤフォンを自動的に消音モードにする機能を備えています。
| チーム『トリニトロトルエン』のプレゼンテーション | アプリ『Cycling Safer』の機能紹介 |
実際のプレゼンテーションはこちら
一方のプログラミング部門へ出場したのは昨年と同じメンバーで、昨年を上回る成績を目標に望みました。残念ながら入賞を果たすことはできませんでしたが、昨年より1問多くの問題を正解することができ、本人たちも実力を出し切っての結果っで悔いはないようでした。なお、入賞チーム以外の最終順位は事務局からの連絡待ちですが、おそらく32チーム中15位前後だと思われます。
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プログラミング部門競技会場の様子 |
競技中のチーム『りんごアメ』 |