トピックス

SuperCon2021本選(全国大会)4位

夏の電脳甲子園「 Supercomputing Contest  2021」 の本選が終了しました。

 

8月23日(月)~26日(木)の4日間にわたり、世界一のスーパーコンピュータ「富岳」を用いた熱い戦いが繰り広げられました。

 

本校からは情報処理部の2チームが出場し、 チームmokeが4位 に入りました。残念ながら優勝はできませんでしたが、20チーム中6チームがプログラムを完成させることができなかった中で、開成高校や筑波大学付属駒場高等学校をかわしての4位は誇れる成績だと思います。


本能出場チームのメンバーは以下の通りです。

チーム: moke(4位)

飯尾良太郎(情報技術科3年)、左右都巧(情報技術科3年)、中村旭宏(理数工学科3年)

チーム: Navil(14位)

中西輝龍(情報技術科3年)、谷野 壮(情報技術科3年)、山本康裕(3年)


チームmokeは3人がそれぞれ個別にプログラムを作成し、最も性能が良かったものを最終的に提出したそうです(3人が協力して作っていれば、もしかしたらもう少し上位を狙えたかもしれませんね)。
一方、チームNavilは他の多くのチームが採用していたアルゴリズム(焼きなまし法)とは別のアプローチ(遺伝的アルゴリズム)を採用し、面白い結果が期待されたのですが、残念ながら提出期限までに正しく動作させることができなかったそうです。最終的には動作させることを優先し、単純なアルゴリズムで作ったプログラムを提出したことで14位という結果に終わってしまいました。
順位は以下のルールに基づいて決められました。

  1.  提出されたプログラムで問題を3 問解く。実行時間の上限は各問5 分とする(実際には6 分間走らせ、5 分以内に出力された最後の結果を採用する)。
  2. 各問について、誤差二乗和が小さいものから順に順位をつけ、1 位20 点、2 位19 点、以下同様に点数化する。誤差二乗和が全く同じときには出力までの時間が短いチームを上位とする。
  3. 3 問の点数を合計して総合順位をつける。点数が等しい時には、3 問の計算時間の合計が短いチームを上位とする。

上位10チームの順位と得点は以下の通りです(出題課題は こちら )。

順位 学校名 チーム名 総合点
1  灘高等学校  Citrus  60
2  N高等学校  NPC  56
3  灘高等学校  Novice  53
4  静岡県立浜松工業高等学校  moke  51
5  横浜市立南高等学校  tebibyte      50
6  開成高等学校  nin10do      45
7  鳥取県立鳥取西高等学校  Capacity      41
8  筑波大学附属駒場高等学校  bunjitsu      38
 滝高等学校  cobalt      36
10  愛光高等学校  hagehoge      32

前列:チーム Navil、後列:チーム moke