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日本情報オリンピック二次予選

12月10日(日)、第23回日本情報オリンピック(JOI 2023/2024)の二次予選が行われました。本校からは一次予選に参加した41名全員が二次予選に進んでいます。

 

 日本情報オリンピックは、国際情報オリンピック(次回エジプト大会)の日本代表選考会を兼ねた、高等学校2年生までの競技プログラマー日本一を決める大会です。競技では与えられた課題を解決するアルゴリズムを設計し、その性能の善し悪しと、いかに適切なプログラムとして実装できるかを競います。

 

二次予選を通過し本選での成績上位30名程度が、日本代表を選抜する春期トレーニング合宿のメンバーに選出されます。本校からは過去7回、のべ8名がこのメンバーに選ばれています。

 

 今回の二次予選は、出題された5問(500点満点)の課題を制限時間180分で解答し、正解した得点を競いました。この得点の上位160名に「JOI予選A ランク」が与えられ、日本代表候補を選考する本選に進むことになります。

 

今回本校で200点以上得点したのは5名。最高点は情報技術科1年の寺田藍丸君の353点、2位は情報技術科2年の小林昊一郎君の300点でした。昨年の本選進出のボーダーラインは207点で、本校からは2名がAランクで本選へ進んでいます。今回の問題は昨年より若干難易度が上がっているようですが、果たして何人が本選へ進めるでしょうか?

 

本選の問題は一予選とは比べものにならないくらい難易度が高く、本校では例年1~2名程度しかAランクを獲得できていません。本選へ進むための選考基準は予選Aランク以外にもありますが、ひとりでも多く予選Aランクで本選へ進む生徒が出てほしいものです。

 

  
二次予選競技の様子
 
 解答プログラム作成の様子    本校最高点 寺田藍丸君(情報技術科1年)の得点表