活動の記録

 ラグビー部

1年生大会

11/23は勤労感謝の日。ラグビー界ではこの日は、長年「早慶戦」の日とされています。
早慶戦と言えば、先日、早稲田大学の元監督・日比野弘先生がお亡くなりになりました。
すごい昔ですが...
まだ浜工が花園に出場する前、実は日比野先生が浜工ラグビー部のために、1泊2日で臨時コーチをしてくださったことがありました。
片田舎の無名の高校のラグビー部のコーチを気軽に引き受けてくれる、本当に心からラグビーを愛されている先生でした。
日比野先生、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

さて、静岡県ではこの日、県内のラグビー部が一堂に会し、実技講習会が開催されました。
そして、実技講習会終了後、1年生大会が開催されました。

ほとんどの学校のラグビー部員は、高校からラグビーをはじめます。
浜工も経験者は2名のみだけで、あとの13名は全くの素人です。
4月からラグビーをはじめて、どれだけ力がついたか試す大会です。

浜工は2回戦からの出場。
1回戦で浜松湖北を中心とする「西部合同チーム」に勝利した常葉橘と対戦。
29-0で勝利。

次は決勝戦。
決勝戦は、全員がラグビー経験者の東海大翔洋と対戦。
まるで1年生と4年生の試合。
にも関わらず浜工は、先制トライを上げる。
自分たちがビックリです。
あとは地力の差が出て、19-5で準優勝。

この1年生はスゴいかもしれない....

全国高校ラグビー静岡県大会2回戦

花園をかけた全国高校ラグビー静岡県大会がはじまりました。
浜工は、シードのため2回戦から出場。


静岡高校に勝利し、次回11/7に強豪・静岡聖光と対戦します。
新人戦では聖光に勝利、7人制でも勝利、春の県総体では敗退。
いい勝負になると思います。
乞うご期待!!

やったぜ全国大会出場!!

第8回全国高校7人制ラグビー静岡県大会が開催されました。

ラグビーと言えば15人でやるスポーツ。7人でやるラグビーも世の中にはあるんです。
リオ・オリンピックからラグビーが正式種目となりましたが、実はオリンピックでのラグビーは7人制のラグビー。そんなこともあって、7人制ラグビーは最近注目を浴びています。

7人制ラグビーは、15人でやるラグビーと同じグランドを使って、ルールもほぼ同じ。
当然広いスペースができるので、多彩なパスを繰り出し、コンタクトスポーツのイメージが強い15人制のラグビーとはかなり違います。

さて、この日、新人戦準優勝の浜工はシードをいただき、2回戦からの登場。
古豪・清水南と対戦。1トライを獲られたものの、31-5で勝利。
続く準決勝は、強豪・静岡聖光。
なんと静岡聖光を完封に押さえ、19-0で勝利。
今日の浜工は、何かが違うゾ!!

そして迎えた決勝戦は、新人戦と同じ顔合わせの東海大静岡翔洋。
翔洋に先制トライを許しゴールも決められ、0-7。
その後、2つのトライを上げ逆転。しかし、ゴールは決まらず、10-7。
残り時間1分。一瞬のスキをつかれて、逆転のトライを許す。
ゴールも決められ、10-14。
もう時間がない...
そして、翔洋スクラム。
残り時間はあとわずか、翔洋はボールをキープしているだけで優勝。
誰もが、翔洋の優勝を確信していた。

浜工、絶対絶命のピンチ。

「クラウチ、バインド、セット!!」
レフリーの声がスクラムを促す。
もう浜工に残されたプレーは、ボールがスクラムに入ると同時に押すしかない。
浜工のプッシュに翔洋がひるんだ瞬間。ボールは浜工サイドに出る。

拾い上げられたボールは、浜工によってつながれ80mの独走。
しかし、翔洋ディフェンスはトライを許さない。
ただただ、ひたすらサポートに走り寄った浜工プレーヤーにボールが渡る。
そして、トライ。
ゴールも決まり、浜工が劇的な逆転優勝をおさめた。

これで7月に菅平で開催予定の7人制ラグビーの全国大会出場が決まりました。