活動の記録

 理数工学科

3年生課題研究ポスター発表

7月31日中学校説明会で3年生が各自で行っている課題研究のポスター発表を行いました。

多くの中学生とその保護者が来場され、研究内容を熱心に聞いてくださいました。質問を受ける中で、これからの研究のヒントになることも多く、今後研究を進めていく上でのよい経験になったと思います。



SSH東海フェスタ

7月19日(土)名城大学でSSH東海フェスタがありました。

理数工学科の江尻宗一郎くんが学校の代表としてポスター発表をしました。

研究テーマは、「機械学習と赤外線によるプラスチックの自動選別」です。



静岡大学FSS研究成果発表会

静岡大学が行うFSSに理数工学科2先生の菅井春希くんが1年間参加し、6月15日に研究成果発表会を行いました。

「広域な音場でのノイズキャンセリングの活用方法の研究」というテーマで、大学と連携しながら研究を進め、1年間の成果をポスターにまとめて発表しました。
発表中に受けた大学の先生からの厳しい指摘も、いい経験になったと思います。
この静岡大学の「未来の科学者養成スクール」を通して、科学的な知識を身に付ける講義や、プレゼンのやり方、研究のまとめ方など、様々な講義を受け、大変ではあったけれど、有意義な活動になったことでしょう。



東京大学駒場リサーチキャンパス研修(2年生)

東大駒場リサーチキャンパス公開2025へ参加してきました。

 各研究室の企画する展示や講演会などを通して、最新の研究成果に触れることができました。高校生には難しい内容でしたが、大学院生にポスターの内容や研究内容を説明してもらい、興味関心が広がるきっかけになりました。企業ブースでは、様々な実験や体験も行うことができました。

 生徒の感想から、医療生物系や情報系の研究に興味をもった生徒が多く、AIが様々な研究で活用されており、その精度の高さや活用方法が面白かったようです。また、大学生の研究成果を見て、課題研究のイメージを持つことができたようです。留学生の多さにも驚き、行ったからこそ得られたものが多くありました。



3年生課題研究

化学・建築・機械・電気・情報の班に分かれ、それぞれ研究テーマを持って取り組んでいます。



海外の大学にて、英語で研究発表をしてきました

現・理数工学科3年生の生徒が【静岡大学 未来の科学者養成スクール(通称FSS)2024年度海外派遣研修】の代表者に選抜され、令和7年3月23日(日)~29日(土)にかけて、海外の大学で研究発表等を行ってきました。

発表内容は、令和6年12月に浜工と同じSSH指定校となっている京都工学院高校にて行われた第3回理工展で発表してきたもの(詳細はこちらから)を英語にし、さらにそこへ情報処理部で研究を進めてきた決定木プラスチック分別装置の内容を同じく英語で盛り込んだものとなっています。

 

 

本人談では、浜工入学時には「英語が全ての教科の中で一番苦手で、今後も英語の力が伸びるとは思わない。」と言い切っていたものですが・・・

日本人に対して日本語で説明するのですら難しい内容であるにも関わらず、全ての発表や現地学生との質疑応答を見事に英語でやり遂げてきました。

浜工の理数工学科で2年間を過ごし、海外修学旅行や、工業技術英語という授業の核となっている【科学英語】などに取り組んでいく中で、苦手な英語を克服し、よくぞここまで成長してくれたものだと、感慨深い思いでいっぱいであります。

 

 

さて、主な行き先は、インドネシアのスラバヤにあるペトラ・クリスチャン大学です。

 

3/24(月)の現地時間9:00頃にスラバヤに着き、市街視察を行ったり、大学訪問をしながら発表の準備をしました。

3/25(火)には、実際にペトラクリスチャン大学にて、英語で研究発表をし、その質疑応答も英語で行いました。

また、現地大学生との交流をしたり、ペトラクリスチャン大学の研究室を訪問したりしました。

 

大学での活動を終え、翌3/26(水)にはPT. Parimas社というインドネシアにあるIT企業へ訪問し、インターンシップとして1日研修を受けました。

研究内容を実用化していく段階になると高度なIT技術が必要とされることもあり、ヒントとなるアイディアを求めて、専門的かつ発展的なIT技術についても英語で質問したようです。

 

3/27(木)にはブロモ山という火山地域を見学し、ワークショップを行った後、シンガポールへと移動しました。

最終日となる3/28(金)には、シンガポールにある南洋工科大学を訪問してきました。

 

非常に貴重な経験を積むことができ、本人も自信がついたようです。

これから最終学年となる高校3年生としての生活が始まりますが、将来世界で活躍する技術者になるべく、日々精進していってくれることでしょう。

今後も、浜工の理数工学科では、理科や数学の学習に加えて、科学的研究を英語で発表できるよう、英語学習にも力を入れて取り組んでいきます。



理数工学科国公立大学合格者

祝合格! 令和7年3月24日現在

国公立大学に15名の生徒が合格しました!

(50%の生徒が国公立大学に合格)

静岡大学(情報学部)2名

静岡大学(工学部)5名

静岡県立大学(経営情報学部)

豊橋技術科学大学(工学部)2名

奈良教育大学(教育)

会津大学(コンピューター理工学部)

公立諏訪東京理科大学(工)

下関市立大学(経済)

尾道市立大学(経済情報)

 



令和6年度高校生海外インターンシップ研修成果報告会

 

高校生海外インターンシップは静岡県教育委員会が主催となって、静岡県内の高校生の中から選ばれた10名前後が参加している企画です。

本校からは理数工学科の2年生が代表メンバーに選出され、8月に台湾山葉機車工業様(通称YMT)を訪問し、海外就労体験をしてきました。

なお、事前研修として、磐田市にあるヤマハ発動機株式会社様にて研修を受けさせていただきました。

 

そして本日3/19(水)、終業式に先駆けて、高校生海外インターンシップ研修とSSH台湾研修の合同報告会が行われました。

理数工学科からは海外インターンシップ研修、SSH台湾研修ともに生徒が参加し、今年度の浜工の海外研修を牽引してきました。

 

*諸事情により、一部画像を加工しております。

 

成果報告会では、同じ日本企業であっても工場がある国によって働き方等に違いがあること、海外勤務をしている日本人社員と現地社員との職務上の関係、海外勤務をしている方々の本音の気持ち、他校の生徒との交流から得た学び、などが発表されました。

 

浜松市は「やらまいか」という言葉に象徴されるチャレンジ精神と、江戸時代の紡織産業・製材業を皮切りに連綿と続く産業集積により、多くの世界に冠たる企業が生まれている工業都市です。(浜松市HPより引用)

浜工は、そんな日本を代表する「ものづくりのまち浜松」における各種製造業の技能職を担う人材を数多く輩出してきた伝統ある学校です。

海外勤務をしている浜工OB・OGが多いこともあり、未来のものづくりを支えていくであろう在校生たちは、自分の社会的役割と照らし合わせながら報告を真剣に聞いていました。

 

また、理数工学科では将来高等教育(大学における専門的な学び)を受け、地元浜松市を中心とした技術職を担っていくことのできる人材の育成を目指しています。

発表をした生徒は海外インターンシップに参加したことで、これまでは日本国内で技術者として働くことを想像していたのが、海外勤務という道があるということを知り、自分の将来の視野が広がったようです。

高校卒業後の進路としてはまず大学進学を目指していますが、世界で活躍する技術者になりたいという決意を胸に、今後の高校生活を送りたいとのことでした。

 

夢を実現できる確かな学力を身につけられるよう、浜工として、理数工学科として、本気でがんばる生徒たちを応援していきます。



2年生進路講話・保護者進学説明会

1月31日(金)に代々木ゼミナールの方を講師に迎え、進路講話を行いました。

大学受験のしくみから、今後の勉強の仕方についてまで詳しくお話しをしてくださいました。

合格に必要な学力は、「基礎力」と「応用力」のバランスが大切であることを、カレーライスに例えて分かりやすく説明していました。毎日の授業が基盤となり、学力が積み重なっていくことがあらためて確認できる機会であり、これから受験に向けて刺激となるお話しを聞くことができました。

放課後には、保護者に向けての進学説明会があり、年々変化している大学受験についても知ることができたと思います。