活動の記録

2023年4月の記事一覧

【授業紹介】LANケーブルの製作 ネットワーク技術(3年・選択)

 

今年もネットワーク技術の実習が始まりました。

今回は初回ということで、今後自分たちが実習で用いるLANケーブルを自作しました。

 

LANケーブルは確実な通信を行うために、磁束を打ち消すよう内部の配線をねじってあったり、心線やプラグに様々な種類があったり、多くの工夫がなされています。そういった座学で学んだ知識を実物を見て確かめながら、製作を進めていきました

 

内部のやや硬めの信号線を真っすぐに手で伸ばし、切りそろえてからプラグに差し込み圧着します。

口で言うのは簡単ですが、丁度いい長さに切りそろえ、心線とプラグの内部がしっかりと圧着できなければならないので、慣れるまではなかなかうまく作れません。

 

完成したら、最後にテスターを用いて導通のチェックをします。今回は両端の結線が同じ配列になるストレートケーブルを製作したので、「ストレートケーブル OK」と画面に表示されれば、通信ができるケーブルが完成した証拠です。

一発でOKが出て喜ぶ生徒もいれば、エラーが出てしまい泣く泣く作り直す生徒も…

 

早々とOKが出た生徒達には、授業で使うLANケーブルの修理をお願いしました。

 

次の実習はリピータハブとスイッチングハブの特性の違いについて、実際にネットワークを構築しながら学んでいきます。

今後も知識だけに偏ることなく、技術に直接触れながら理解を深めていきます。

【授業紹介】1年生の工業基礎が始まりました

情報技術科で1年生の工業基礎が始まりました。1年生にとって初めての実習の授業です。

 

今日は、情報技術科のコンピュータ設備の基本的な使い方の説明を受けた後、これから毎日のように触ることになるキーボードに慣れるため、タイピングの基礎練習を始めました。

このタッチタイピング(キーを見ずに打つ技術)の修得が、情報技術科での最初の山場になります。これをおよそ三週間で身に着けます

    

 

タッチタイピングにセンスは必要ありません。

手元を見ない・指を毎回ホームポジションに戻す・スピードよりもまずは正確性を求める、などなど…

さまざまなことを意識しながら、練習をコツコツと積み重ねていくことが上達の近道です。

 

まずは、キーボードを見ずに1分間100文字打てることを目指して練習します。この目標に到達できているかどうか、3週間後にテストが行われます。