2026年4月の記事一覧
令和6年度SSH海外研修~台湾
令和7年2月11日(火)~令和7年2月15日(土)(4泊5日)
本校では、SSH海外研修として、毎年各自で研究を行い、そのテーマに沿って現地で研修を行ってきます。第Ⅲ期目の目標でもある学科の枠を超えて一緒に台湾研修に参加することにより、異なる学年や学科の生徒との研究交流を行うことを期待しています。今年は、2年生5人、1年生5人がSSH台湾研修に参加しました。
1日目
新竹科学園区(新竹サイエンスパーク)
台湾のシリコンバレーとして様々な企業が集まっている新竹科学園区で研修を行いました。
2日目
921地震教育園区
この場所は、1999年9月21日に発生した、「921台湾地震」による被害を受けた建物を、当時と変わらないまま保存している施設です。震災遺構で施設研修を行い、地震の影響と耐震構造の在り方について現地調査を行い、耐震(免振)構造について生徒研究を行いました。
沙鹿工業高級中等学校訪問
台湾台中市にある本校の姉妹校である台中市立沙鹿工業高級中等学校を訪問しました。英語で学校紹介を行い、現地の学生の英語の授業に参加しました。施設見学では、最先端の産業ロボットなどが実際に稼働しているのを見学することができました。化学の授業では、姉妹校の学生と一緒にビール型キャンドルを作る実験を体験しました。交流の中で、姉妹校が環境教育に力を入れていて、ゴミ削減の取組みを行っていることを知りました。
3日目 企業訪問
朝陽電装股份有限公司・台湾山葉機車股份有限公司
地元企業の朝日電送株式会社の現地法人、朝陽電装股份有限公司新竹工場と、地元企業のヤマハ発動機株式会社の現地法人、台湾山葉機車工業股份有限公司新竹工場を訪問しました。工場見学を通じて国内工場との相違点を知り、生産工程や工場管理について理解を深めました。また、現地従業員との交流では、海外勤務などに関することや、生徒研究テーマに関することなどの意見交換を行いました。
海外赴任に求められる資質では、英語が重要なのはもちろんですが、相手を理解しようとするコミュニケーション能力が一番大切とのことでした。また、積極的に物事に取り組み、ポジティブに考える力も大切というお話しを聞くことができました。
4日目
台北101
耐震(免振)構造の生徒研究の一環として、台湾を代表する超高層建築である台北101の制震技術について、建物の上部に設けられた実際の装置を調査し、地震に対応する台湾の先端技術の取り組みを学びました。
生徒研究テーマの一部
「揺れを超え、明日へ。~台湾と日本の住宅の耐震性~」
台湾と日本の住宅の建築様式の違いについて、耐震性の観点から研究
「光害への対策」
街灯の光がどのくらいの範囲に届くのが、機能性と環境への配慮を考えた際に有効か調べ、環境に優しく、省エネになるライトを研究
「エネルギーの変換効率」
風力発電の羽の形状の違いによる発電量の違いを測定し、羽の形状について研究
「色と世界」
色と国の関係について理解を深め、台湾と日本を比較し、目的や対象にあったデザインを提案
「キノコの分解作用について」
キノコで家庭ゴミを再利用し、ゴミの削減と再生可能エネルギーによる循環型社会の実現について研究
「ミルワームと環境保全」
プラスチックを分解するといわれているミルワームを利用して、環境に負担をかけずに、プラごみを処分する方法を研究