活動の記録

2022年9月の記事一覧

【西部地区5位入賞】令和4年度西部高等学校バレーボール選手権大会

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1日目

1回戦 vs浜松湖東 2-1 
22-25、25-22、25-12

新チーム初戦ということで緊張感があったのか、本来なら攻撃にアクセントを加えるはずの田辺(2年・桜が丘中)の攻撃がなかなか機能せず、1セット目は苦しい展開となりました。対照的に、シンプルな攻撃パターンながら高いトスを逃げずに強打し続ける相手チームのエースを止めることができず、セットを先取されました。

その後も流れに乗り切れないじりじりとした展開が続きましたが、2セット目終盤に竹原(1年・曳馬中)が重要な場面でしっかりと得点してセットを取り返し、その流れのまま3セット目を連続で奪取しました。


2回戦 vs浜松東 2-0 
25-13、25-15

序盤はお互いに点を取り合う展開の中、1試合目で活躍を見せた竹原がショートサーブを効果的に織り交ぜて相手レセプションを崩しつつディグでも貢献し、6-6から一気に13-6までリードを広げました。

1試合目では前に落ちるボールがレシーブできない場面もありましたが、この試合では誤魔化してくる相手アタッカーの軟打をチーム全体でしっかりと処理し、危なげない試合運びでストレートでの勝利を飾りました。


3回戦 vs聖隷クリストファー 0-2 
12-25、14-25

U18日本代表を擁する聖隷クリストファーとの試合は、終始高い攻撃力と堅い守備に圧倒される展開になりました。

2セット目はスタートローテーションを変更し状況の改善を試みましたが、ストレートでの敗戦となりました。しかし、臆することなく戦うことができた選手にとっては、非常に良い経験となりました。

 


2日目(5~8位決定トーナメント戦)

1回戦 vs浜松商業 2-1 
25-21、22-25、25-20

練習試合では勝ち越せなかった浜松商業との1戦は、高校生らしい白熱した試合となりました。まずは、1日目に力を発揮しきれなかった田辺が序盤から時間差とダイレクトスパイクで連続得点試合中盤では、ライン際を狙った精度の高いサーブで相手のチームキャプテンから連続でエースを取り、タイムアウトを取らせつつコートから下げさせることに成功。この試合の流れを大きく引き寄せます。加えて、1年生ながらこのチームの大きな得点源である八木(1年・庄内中)も連続サービスエースと自身のスパイクで得点を重ね、1セット目を浜工が先取しました。

2・3セット目もいずれも気の抜けないシーソーゲームが続きました。2セット目、終盤に山下(2年・湖東中)がピンチサーバーとしてコートに入り、連続ブレイクでチームに勢いをもたらしましたが、そのまま崩れるかと思われた浜松商業も意地を見せ、勝負はフルセットへともつれ込みました。

迎えた最終ゲーム、お互いのサイドアタッカーの打ち合いとなりました。中盤八木にもミスが出始めたものの、フェイントに逃げることなく勝負し続け得点を重ねます。最後は司令塔山坂(1年・高台中)のサービスエースと、ブロックで得点を量産したミドルブロッカー中道(1年・与進中)の文句なしのキルブロックで激戦を制しました。

 

5位決定戦 vs浜松湖北 2-0  西部地区5位
25-22、25-14

相手の強力なオポジットに対して八木をマッチアップさせるオーダーを選択した浜工。聖隷戦の反省を生かし、序盤から山坂が竹原の時間差、桔川(2年・庄内中)・中道の両ミドルによるクイック等、多彩な攻撃を操りローテーションを難なく回します。山坂自身もトスワークだけでなくツーアタックで攻撃に参加し、持ち前の負けん気の強さでチームを鼓舞し続けました。今大会、キャプテンの桔川はポジションをミドルブロッカーにコンバートしての出場となりましたが、粘り強いリードブロックで相手アタッカーのスパイクコースを防ぎ続けました。それが終盤の相手のミスに繋がり、重要な1セット目を先取

2セット目、序盤から八木が相手オポジットを一枚で仕留め、相手セッターに攻撃の選択肢を与えません。大槻(1年・三ケ日中)、酒見(1年・湖東中)の両リベロも相手アタックにしっかりと対応し、セカンドセッターとして、身体全体を使った丁寧なハイセットを2日間通してアタッカーに供給し続けました。最後はここまで攻守においてチームを支えてきた竹原のアタックで得点し、大差をつけてのストレート勝利となりました。



1年生主体のメンバーで臨んだ今大会でしたが、コートに立つメンバー以外の生徒も一丸となって戦うことができ、試合ごとにチームの成長を感じることができました。
残念ながら有観客での開催とはなりませんでしたが、保護者の方におかれましても、日ごろからの活動へのご理解とご協力、誠にありがとうございました。
今後もより良いチームを目指し、一丸となって成長していきます。応援、ありがとうございました。