人気漫画の影響もあり、年々注目度の上がっている春の高校バレー。
3年間の集大成となる大会に、総力戦で挑みました。
(大会結果はこちら←)(1度作った記事がアップ前に消えたので変な時期での更新となってしまいました)
3回戦 vs掛川西 勝
25-19、25-17
今大会のスターティングメンバーは、OHにエースの杉村(M科2年・高台中)・1年生ながら攻守に安定感のある田中(E科1年・庄内中)、MBに長身で成長株の望月(Ei科1年・鷲津中)・堅実なプレーが持ち味の田中(M科3年・庄内中)、OPにキャプテンで時間差攻撃でアクセントを加える吉田(M科2年・高台中)。
Liにはガッツのある松尾(M科2年・高台中)、Sは1年生から常にコートに立ち続けた山坂(M科3年・高台中)という布陣をベースに戦いました。
試合は常に一定のリードを保ちながら進めることができ、ストレートでの勝利を飾ることができました。
4回戦 vs浜松湖北 勝
25-19、23-25、25-16
非常に強力なサーブを武器に勝ち上がってきた湖北高校との試合は、フルセットまで持ち込まれる厳しい展開となりました。
パワーのあるサーブに押され第2セットを落としましたが、レセプション陣が踏ん張り、なんとか勝ち切ることができました。
準々決勝 vs浜松日体 負
25-23、15-25、20-25
大会が開催されるごとに必ず戦うことになるライバル校との一戦は、今回もフルセットの激闘となりました。
第1セット、浜松日体の攻撃がうまく機能せずもたつく一方で、浜松工業の攻撃は対照的に杉村が獅子奮迅の活躍。アタックで大量得点し、序盤のリードをなんとか保って1セットを先取しました。
第2セット は一転、本来の調子を取り戻した浜松日体の攻撃に押されて一方的な展開になりました。インターハイ後も努力を積み重ねてきた3年生の清水(P科3年・曳馬中)もコートに立ちますが、相手の勢いを覆すには至らず、勝負は第3セットへ。
運命の最終セットは、第2セットの勢いのまま猛攻を仕掛ける浜松日体の攻撃に対応しきれず、10点近くのビハインドを追いかける展開となってしまいました。
逆転は絶望的な点差の中、3年生セッター山坂のエンドラインぎりぎりを狙ったサーブに相手リベロが対応に苦しみ、タイムアウト後も徹底して同じコースを狙い続け連続ブレイク。そしてこの局面で、MBを河原﨑(R科2年・高台中)に変更する攻めの選手交代。
極限の状況の中、山坂が何度も河原崎のクイック攻撃へトスを供給し、同じ高台中出身の2人の息の合ったコンビネーションで得点を重ね、あと一歩で逆転というところまで詰め寄ります。
しかし、最後は点の取り合いであと一歩及ばず、県ベスト8で大会を終えました。



今年度は以下の3名が、インターハイ後も最後まで戦い続けました。
田中 颯(M科3年・庄内中)
山坂 一生(M科3年・高台中)
清水 登晶(P科3年・曳馬中)
田中は、努力を習慣化することに非常に優れており、部活動皆勤という快挙を成し遂げました。また、学業面においても優秀な成績を残し、他の模範となる生活を3年間通して継続することができました。また、就職活動の期間においても下級生の大会のサポートを行う等、裏方としてもバレー部を支えてくれました。決して目立つ訳でも、誰に指示されなくとも、自分がやるべきだと思ったことを最後までやり遂げる意志の強さを、後輩たちに示してくれました。
山坂は最後の試合まで変わらず強心臓でした。1年生の時から常にコートに立ち続け、強気なツーアタックやサーブ、どれだけ体勢が崩れても逆サイドまでしっかりと伸びるトスでチームを牽引し続けました。県上位のチームと比較すると中央からの得点が少ない浜工が安定して勝ち上がり、強豪校にも肉薄することができたのは、アタッカーが勝負できるように、どんな時も山坂がコートを走り回ってトスを上げ続けたからに他なりません。県ベスト8の壁に挑む勝負強さや負けん気を、後輩たちに示してくれました。
清水はレギュラー争いの非常に激しいポジションかつ怪我に泣かされたこともあり、高校ではなかなか出場機会に恵まれてきませんでした。しかし、それでも尚、真っ先に選手権まで戦うことを決め、黙々と練習に励んできました。入学当初は幼さのあったメンタル面も、引退間際には周囲を見て後輩に声をかけ、マネージャーの荷物を持ち、当たり前のようで当たり前ではないことを自然にできるまでの成長を見せてくれました。最後の別れの挨拶では、後輩たちが号泣するほど慕われ、競技に関する技術や体力の向上だけが部活動ではないことを体現してくれました。
このように、3者3様の背中を後輩たちに見せてくれました。別れの挨拶では、先輩への想いで涙を流す生徒がほとんどでした。
是非、ここで感じたことを胸に、学校生活を送って欲しいと思います。
保護者の皆様におかれましても、変わらずの大きな声援と、大雨の中の送迎をして頂き、誠にありがとうございました。
また一つの世代が幕を下ろし、次の世代にバトンが繋がれました。
県内の公立高校で最上位の結果を残し続けることはもちろん、バレーボールに打ち込む中学生たちが目指す場所の一つとなれるよう、これからもチーム一丸となって努力していきます。
人気漫画の影響もあり、年々注目度の上がっている春の高校バレー。
3年間の集大成となる大会に、総力戦で挑みました。
(大会結果はこちら←)(1度作った記事がアップ前に消えたので変な時期での更新となってしまいました)
3回戦 vs掛川西 勝
25-19、25-17
今大会のスターティングメンバーは、OHにエースの杉村(M科2年・高台中)・1年生ながら攻守に安定感のある田中(E科1年・庄内中)、MBに長身で成長株の望月(Ei科1年・鷲津中)・堅実なプレーが持ち味の田中(M科3年・庄内中)、OPにキャプテンで時間差攻撃でアクセントを加える吉田(M科2年・高台中)。
Liにはガッツのある松尾(M科2年・高台中)、Sは1年生から常にコートに立ち続けた山坂(M科3年・高台中)という布陣をベースに戦いました。
試合は常に一定のリードを保ちながら進めることができ、ストレートでの勝利を飾ることができました。
4回戦 vs浜松湖北 勝
25-19、23-25、25-16
非常に強力なサーブを武器に勝ち上がってきた湖北高校との試合は、フルセットまで持ち込まれる厳しい展開となりました。
パワーのあるサーブに押され第2セットを落としましたが、レセプション陣が踏ん張り、なんとか勝ち切ることができました。
準々決勝 vs浜松日体 負
25-23、15-25、20-25
大会が開催されるごとに必ず戦うことになるライバル校との一戦は、今回もフルセットの激闘となりました。
第1セット、浜松日体の攻撃がうまく機能せずもたつく一方で、浜松工業の攻撃は対照的に杉村が獅子奮迅の活躍。アタックで大量得点し、序盤のリードをなんとか保って1セットを先取しました。
第2セット は一転、本来の調子を取り戻した浜松日体の攻撃に押されて一方的な展開になりました。インターハイ後も努力を積み重ねてきた3年生の清水(P科3年・曳馬中)もコートに立ちますが、相手の勢いを覆すには至らず、勝負は第3セットへ。
運命の最終セットは、第2セットの勢いのまま猛攻を仕掛ける浜松日体の攻撃に対応しきれず、10点近くのビハインドを追いかける展開となってしまいました。
逆転は絶望的な点差の中、3年生セッター山坂のエンドラインぎりぎりを狙ったサーブに相手リベロが対応に苦しみ、タイムアウト後も徹底して同じコースを狙い続け連続ブレイク。そしてこの局面で、MBを河原﨑(R科2年・高台中)に変更する攻めの選手交代。
極限の状況の中、山坂が何度も河原崎のクイック攻撃へトスを供給し、同じ高台中出身の2人の息の合ったコンビネーションで得点を重ね、あと一歩で逆転というところまで詰め寄ります。
しかし、最後は点の取り合いであと一歩及ばず、県ベスト8で大会を終えました。



今年度は以下の3名が、インターハイ後も最後まで戦い続けました。
田中 颯(M科3年・庄内中)
山坂 一生(M科3年・高台中)
清水 登晶(P科3年・曳馬中)
田中は、努力を習慣化することに非常に優れており、部活動皆勤という快挙を成し遂げました。また、学業面においても優秀な成績を残し、他の模範となる生活を3年間通して継続することができました。また、就職活動の期間においても下級生の大会のサポートを行う等、裏方としてもバレー部を支えてくれました。決して目立つ訳でも、誰に指示されなくとも、自分がやるべきだと思ったことを最後までやり遂げる意志の強さを、後輩たちに示してくれました。
山坂は最後の試合まで変わらず強心臓でした。1年生の時から常にコートに立ち続け、強気なツーアタックやサーブ、どれだけ体勢が崩れても逆サイドまでしっかりと伸びるトスでチームを牽引し続けました。県上位のチームと比較すると中央からの得点が少ない浜工が安定して勝ち上がり、強豪校にも肉薄することができたのは、アタッカーが勝負できるように、どんな時も山坂がコートを走り回ってトスを上げ続けたからに他なりません。県ベスト8の壁に挑む勝負強さや負けん気を、後輩たちに示してくれました。
清水はレギュラー争いの非常に激しいポジションかつ怪我に泣かされたこともあり、高校ではなかなか出場機会に恵まれてきませんでした。しかし、それでも尚、真っ先に選手権まで戦うことを決め、黙々と練習に励んできました。入学当初は幼さのあったメンタル面も、引退間際には周囲を見て後輩に声をかけ、マネージャーの荷物を持ち、当たり前のようで当たり前ではないことを自然にできるまでの成長を見せてくれました。最後の別れの挨拶では、後輩たちが号泣するほど慕われ、競技に関する技術や体力の向上だけが部活動ではないことを体現してくれました。
このように、3者3様の背中を後輩たちに見せてくれました。別れの挨拶では、先輩への想いで涙を流す生徒がほとんどでした。
是非、ここで感じたことを胸に、学校生活を送って欲しいと思います。
保護者の皆様におかれましても、変わらずの大きな声援と、大雨の中の送迎をして頂き、誠にありがとうございました。
また一つの世代が幕を下ろし、次の世代にバトンが繋がれました。
県内の公立高校で最上位の結果を残し続けることはもちろん、バレーボールに打ち込む中学生たちが目指す場所の一つとなれるよう、これからもチーム一丸となって努力していきます。