活動の記録

2023年11月の記事一覧

西部選抜に2名が選出されました

今年はトレセンに本校より以下の4名が選出されていました。

 

アウトサイドヒッター

八木 暖太(2年・庄内中) ※西部選抜選出
竹原 伊真(2年・曳馬中)

セッター

山坂 一生(2年・高台中) ※西部選抜選出

リベロ

松尾 成治(1年・高台中)

 

この中から

八木 暖太、山坂 一生

の2名が西部選抜チームに選出されました。

静岡県において西部地区は強豪校の多い激戦区のため、西部選抜18名の中で肩を並べてプレーができることは非常に良い経験となります。

 

この後、各地区の選抜チームや中学生の選抜チームであるJOCと試合を試合を行っていきます。

是非そこでの経験をチームに還元して欲しいと思います。

 

 

【県ベスト16】春高バレー 静岡県予選大会 2日目

春の高校バレーに繋がる静岡県予選が行われました。負ければ3年生は引退、生き残りをかけて勝負の2日目です。

大会結果はこちら←

 


3回戦 vs沼津西 2-0 

25-12、25-17

 

ー第1セットー

序盤から少しずつリードを広げ、12-6で相手TOにタイムアウトを取らせると、その後も竹原(2年・曳馬中)のアタックがこの日も冴え、ストレート側のブロックアウトとクロスへの強打でリードを広げます。3年生の田辺(3年・桜が丘中)の時間差も効果的に機能し、大差で第1セットをものにしました。

 

ー第2セットー

このセットも序盤から少しずつリードを広げ、11-5で相手にタイムアウトを取らせます。その後もリードを保ち、セッターの山坂(2年・高台中)のジャンプサーブによる連続サービスエースで相手はたまらず2度目のタイムアウト。

終盤、八木(2年・庄内中)→大槻(2年・三ケ日中)、中道(2年・与進中)→酒見(2年・湖東中)と選手交代を行い、最後は時間差攻撃で得点。3回戦を突破しました。

  


4回戦 vs浜松日体 0-2 

20-25、19-25

 

ー第1セットー

1試合目は、前衛が3枚で攻撃できる機会を確保できるS1ローテーションでスタートをしましたが、この試合はS3ローテーションでスタート。

今まで浜松日体との試合では、S1ローテーションのサイドアウトが取れずに連続失点を喫してしまう場面が多かったことを反省しての変更です。

前衛2枚で攻撃する場面が増えるので、前衛レフトからスタートする八木がどれだけ攻撃を支えられるかが試合の焦点となります。

 

開幕、いきなり相手のジャンプサーブがサイドライン際にノータッチで突き刺さり、サービスエースを取られます。しかし、呑まれることなくお互いのアタッカーが得点を重ね、サイドアウトの取り合いで試合が進んでいきます。これまでの浜工はラリーで粘って得点を取るスタイルでしたが、八木・竹原の両レフトが渾身のクロスへのスパイクに対して相手の守備はほとんど対応できず、短いラリーで得点を重ねていきます。

 

しかし、サーブミスが非常に多く、ブレイクポイントが奪えずに10-13とリードを許したところで1度目のタイムアウト。その後、ピンチサーバーで入った酒見がサービスエースを奪い、12-13と差を縮めます。夏まではロングサーブが持ち味でしたが、今回はエンドラインから壁までの距離があまりない会場だったため、スピードのあるサーブで得点を奪いました。

 

ここから一気に逆転をしたい浜工でしたが、兼ねてよりの弱点であったS1ローテーションが回らず、17-19となったところで2回目のタイムアウト。

その後もサイドアウトが取れずに苦しみ、最後はフェイントを落とされ20-25で第1セットを落としました。

 

ー第2セットー

後がなくなった浜工。ここにきて桔川(3年・庄内中)・中道の両ミドルのブロックが機能し始め、相手のアタックを何度も相手コートに跳ね返し、リバウンドからの攻撃を強いる展開となります。6-6の場面では相手エースのバックアタックをキルブロックして6-6と試合の主導権を握りにかかりますが、珍しく直接失点となるような山坂のトスミスが出てしまいタイムアウト。


その後もミドル陣とのトスが合わずクイックが機能しない、ここまで攻撃を支えてきたサイド陣にミスが出て10-14、2度目のタイムアウト。

終盤にかけてもリードを許していましたが、竹原のサービスエース、そして3年生の桔川のジャンプサーブから八木のダイレクトスパイクで17-21で相手もたまらずタイムアウト。ここにきてサーブでなんとか追いすがります。

タイムアウト後も必死に追いかける浜工。一球入魂とばかりに集中してから放った山坂の渾身のジャンプサーブでサービスエース。19-22と少しずつ詰め寄りましたが、最後は突き放され19-25。

県ベスト16という悔しい結果で本大会を終えました。

 

 

 

 

 


これで3年生は引退となります。結果としては、昂る気持ちが悪い方に流れてしまったのか、丁寧な試合運びが持ち味の浜工にとっては珍しくサーブミスの多さに泣いた最終戦となりましたが、最後までやり切った3年生の表情は清々しいものでした。

 

この代は、顧問が入れ替わりチームが過渡期を迎える中で入学をし、個性の強い下級生と共に練習を重ね、今日まで努力してきました。 

チームとしての「当たり前」が更新されていく中で、悩んだこともあったかと思いますが、バレーボールを通して学んだことを、是非これからの人生に活かしていって欲しいです。

保護者の皆様におかれましても、多大な声援ならびに御支援、誠にありがとうございました。

 

これからは新チームが本格的に始動していきます。

最後まで3年生が戦う姿や、練習に対する勤勉さ、実直さ… 3年生がチームに遺してくれたものを大切にしながら、また少しずつ積み上げていきたいと思います。

これからも浜工男子バレーボールをよろしくお願い致します。