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2023年3月の記事一覧

【建築研究部】建築デザインコンペ 審査員特別賞受賞

NPO法人 都市の木質化プロジェクト主催の第1回 岡崎産木材を活用した学生・建築デザインコンペティション 2022が開催されました。

このコンペは、地元産木材の活用を念頭に、岡崎市に現存する保育園の大規模改修・改築整備事業を取り上げ、学生の提案を募るものです。

岡崎市は総面積 3.8 万ヘクタールのうち約 60%を森林が占めており、「豊かな緑に囲まれ た」愛知県の中核都市の一つです。

そのため、脱炭素・温暖化抑制の観点から、森林の持続性や木材利用に関心を持つ人材を育て、木造建築の推進を支える人材の裾野を広げることを目的にこのコンペが開催されました。

 

浜工からは、参加を希望した2年生11名で挑戦しました。

このメンバーは、昨年豊橋市の保育園実施コンペに挑戦したメンバーでもあります。
 

昨年11月、岡崎市にて、市役所の方から岡崎市における林業や木材の現状に関するレクチャーを受け、現地調査を実施しました。

 

 

それから4ヶ月かけて、11名で議論を重ね設計を進めてきました。

 

 

3/26(土)、岡崎市にて、最終審査会が行われました。

 

参加したのは、MOKKO(大学生団体)、名古屋大学、愛知工業大学、愛知産業大学の学生と浜工建築研究部になります。

大学生の中に、唯一の高校生ということもあり、緊張しながらブースに展示をおこないました。

審査委員は、株式会社もりまち 取締役、NPO 法人 都市の木質化プロジェクト 理事をはじめ、

竹中工務店 木造•木質建築推進本部 や withU architects 一級建築士事務所の実務家、岡崎市役所といった岡崎の木材・建築に関わる方々です。

さらに、当日は、岡崎市市長、副市長も審査にお見えになりました。

 

15分のプレゼンテーションと10分の質疑応答を各チームが実施し、審査が行われました。

 

 

 

結果は・・・審査員特別賞を受賞しました!

 

 

終了後には、審査員でもある建築家や大学教授からご助言を頂きました。

 

このコンペでは、大学生のプレゼンテーションに刺激を受け、自分たちの課題も見つけられました。

引き続き、3年生の課題研究につなげていきたいと考えています。