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渡航に向けた英会話指導

 

世界最高のIT国家・エストニアへの渡航まで残り4日

本日は、夏季休暇に引き続き、英語科の桶田先生とALTのジョージ先生に英会話指導をして頂きました。

これまで英会話以外にも、各訪問先への依頼書を英語で作成する等の活動を行ってきました。

  

エストニアの公用語はエストニア語ですが、9割以上の方が英語で会話ができる国(高校段階で第3外国語まで学ぶそうです)。

渡航後、通訳の方が常に同行する訳ではないので、おのずと英語を使わざるを得ない場面が出てきます

 

  

もちろん、訪問先での研究発表も英語なので、PowerPointの資料も英語版に。その指導もして頂きました。

 

英語も道具と同じで実際に使わないと身につきません。

そういった場面をしっかりと学びの場とする為にも、可能な限りの準備をして行きます。

Shizuoka Tankyu Collection にてポスター発表を行いました

 

1/21(日)にグランヒルズ静岡で開催されたShizuoka Tankyu Colletcion→公式サイト)。

高校生のための高校生による高校生のイベントということで、運営に多くの学生が関わり、各高校の特色を活かした様々な出し物(食品の販売やダンス・ファッションショー等)が行われました。

 

その中で行われた研究発表の部門で、本校のSSH海外研修班がポスター発表を行いました。今回は部活動の関係で2名での参加となりました。

 

 

 

開発中のアプリケーションをタブレットで例示する等、前回の静岡大学での発表よりも具体性をもって話をすることができました。

また、教員ではなく、一般の参加者の方からの質問に答える等、普段できない経験もでき良い勉強になりました。

 

世界最高のIT先進国・エストニアへの渡航まで残り2週間

質疑応答の時間で深まった知見をもとに、準備を進めていきます。

海外研修 前エストニア日本国大使より講話を頂きました

 

世界最高のIT国家・エストニアへの渡航まで残り3週間。

その事前研修として、前エストニア日本国大使を務められた北岡元(はじめ)様より、ご講話を頂きました。

生徒たちが自分たちの研究についての発表を行った後、北岡様からの講話、質疑応答という流れで進めました。

  

 

 

外務省や大学での勤務経験のある北岡様の講話は非常に興味深いもので、1時間という時間があっという間に感じるほどでした。

講義は概ね

国の歴史は、地理的な要因の上に成り立つ(平坦なエストニア領土は他国から狙われやすく、他国から占領された過去がある。その爪痕が残る状態から国力を回復させるために国家のデジタル化を図った)

国家のデジタル化には、国民の信頼が必要不可欠である(エストニアはどのようにして国民の信頼を勝ち取ったか?)

エストニアのグローバル企業と政府、成功の要因は?(過去の教訓を活かした)

エストニア人の国民性(日本人に近い勤勉な気質をもっている)

 といった内容をお話し頂きました。

 

始めは少し緊張した様子の生徒達でしたが、質疑応答をする頃には終了時刻を超過するほどの熱量をもって質問ができるようになりました。

今回の講話によって、エストニアが単純にIT化を推し進めただけの国ではなく、国家としての再興を賭けてデジタル化を推し進め、苦難もありつつも着実に成果を上げていった背景を理解することができました。これにより、本研修がただのIT研修ではなく、その国に根付くフィロソフィー(哲学や理念)の部分も生徒達は感じることができるようになものになったと思います。特に 少ないリソースから最大限の成果を挙げるというエストニアの考え方は、少子化の進むこれからの日本にまさしく必要不可欠なものです。

 

北岡様、お忙しい中のご指導、誠にありがとうございました。

ならびに、北岡様との仲介を日本・エストニア友好協会(→公式サイト)の荒井様に御協力頂きました。ありがとうございました。

 

 

 

次の活動は、21日に静岡市で開催されるShizuoka Tankyu Collection→公式サイト)でのポスター発表です。

浜松工業高校の代表として海外研修に参加する自覚をもって自分たちの学びを深めるのはもちろんのこと、そこで得た学びをしっかりと校内外に還元していきたいと思います。

 

令和5年度浜松工業高校SSH成果報告会と基調講演を行いました。

本日アクトシティ大ホール会場にてSSH成果報告会ならびに基調講演会を行いました。全校生徒と希望された保護者様と行いました。

校長先生より挨拶

開拓型海外研修代表生徒派遣前の報告(エストニア)

SSH室長山口教諭より、SSHの活動報告

基調講演『15 歳からの人生戦略のためのデザイン思考-浜松で育ち浜松で働こうとする皆さんへ-』
光産業創成大学院大学学長
(浜松ホトニクス株式会社役員室顧問) 伊藤 博康 氏(本校 SSH 運営指導委員)

各科の代表生徒による課題研究発表内容は以下となります。

生徒研究発表(8学科)
①デザイン科『物忘れ防止小物入れの研究』
②建築科『建築的視点による防災カートの作成』
③システム化学科『油吸着材作成における素材評価』
④情報技術科『MAS を用いた感染検証プログラムの作成』
⑤理数工学科『イオンエンジンの製作』
⑥機械科『ねじっチャオ~ネジを使った作業療法器具の製作~』
⑦土木科『ドローン測量とトラバース測量』
⑧電気科『太陽光発電の効率』

ご参加いただきました皆さんありがとうございました。

 

静岡大学主催 探究・情報コンテストにてポスター発表を行いました

 

静岡大学浜松キャンパスで行われた「高校生探究・情報コンテスト」海外研修のメンバーが参加しました。

修学旅行の出発前日という日程でしたが、参加メンバーにとっては非常に実りのある1日となりました。

 

公式サイトはこちら←

 

参加者は高校生のみですが、静岡大学浜松キャンパスの「テクノフェスタ」が開催される中での実施となりましたので、一般の方をはじめ様々な方に発表を聞いていただくことができました

発表はポスター形式で行われ、自分たちの研究を見つめ直すきっかけとなったことはもちろんのこと、他校の生徒との交流もすることができ、良い刺激となりました。

 

 

発表を聞いた方のコメントとしては、

・訪問先であるエストニアのIT事情がここまで先進的だとは知らなかった

・データのみならず、アンケートやインタビューなどの裏付けがしっかりとできている

といったものを頂きました。

 

 

残念ながら賞を取ることはできませんでした(奨励賞まであと一歩でした)が、今回の発表を糧に、これから2月の渡航に向けて不足している部分を詰めていきます。

今年は計画段階での発表となりましたが、来年度は研修実施後の発表を行い、リベンジを果たしたいと思います。

 

浜松工業高校SSH中間報告会と中学生体験入学実施

浜松市アクトシティの施設を利用して浜松工業高校SSH中間報告会と中学生体験入学実施しました。

(1)中ホールにて学校説明会を行いました。

学校説明会の開始前に生徒製作学校紹介動画放映の様子

副校長挨拶

総務課長青木先生より、学校紹介

会場の様子

SSH推進室長山口先生より、SSH(スーパーサイエンススクール)の取り組み紹介

(2)パネルセッション

3年生たちが1年間「課題研究」にて取り組んでいる研究について中間報告を行いました。パネルに研究の内容、経過報告について来場した中学生、保護者に向けて発表しました。グループで決めた研究内容について担当の生徒が説明している様子です。

(3)工業科個別面談

直接工業科の内容について、本校職員に相談するブースを設定しました。

 

来場していただいたみなさんありがとうございました。

また、中間報告の生徒の皆さんの今後の研究に期待します。

今後の対外的なイベントは、

9月30日土曜日はクリエート浜松にて、浜松市内公立高校合同説明会

10月14日土曜日午前中は浜松工業高校にて、公開授業

10月28日土曜日は浜工祭(学校祭)を浜松工業高校にて行います。

どちらも、駐車場はありません。公共交通機関にて参加をご検討お願いします。

中学生向けプログラミング教室

 

海外研修に参加するメンバーによる中学生向けプログラミング教室が、三日間に渡り開催されました。

 

今年の海外研修はプログラミング教育をテーマに研究活動を進めています。

今回は渡航前の事前活動ということで小規模で実施をし、渡航後に学んだことを活かしてより大きな規模でプログラミング教室を実施をする予定です。

 

1日目:フローチャートなどプログラミングの基礎

プログラミングの基礎となるフローチャートやコードの書き方について学習してもらいました。

  

 

2日目:繰り返しや配列

少し応用的な内容に取り組んでもらいました。短い時間の中で配列について理解することは、教える側にとっても、教わる側にとっても難しかったようです。

  

 

3日目:演習「信号機の製作」

ハードウェア(マイコン) との連携を行い、3色のLEDの点灯制御を行い信号機を再現しました。この小さな基板がコンピュータであることを聞いたときに非常に驚いている様子で、思い通りにLEDを制御できたときには喜びの声があがっていました。

  

 

授業計画や授業で使うプリント等、全てを一から生徒達が準備したこともあり、予定していた内容を全て消化することはできませんでしたが、それも含めて良い経験になりました。

天候が優れない中での開催にも関わらずご参加頂きました天竜中の皆さん、ありがとうございました。


この後海外研修に参加するメンバーは、夏休み後半から英会話の指導を受けながら、11月に参加する研究発表会への準備を進めていきます。
学校の代表として参加する自覚をもち、テストや行事を言い訳にすることなく、少しずつ積み重ねていきます。

海外研修参加メンバーが静岡大学の野口先生よりご指導頂きました

 

SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の取組の一環として海外研修に参加する情報技術科2年のメンバーが、静岡大学・情報学部の野口准教授より研究内容についてのご指導を頂きました。

研究テーマはプログラミング教育で、世界最高峰のIT先進国に渡航する予定で計画を立てています

 

現在、8月に実施する中学生向けのプログラミング教室で使用する教材の開発を進めており、現状の成果と課題を野口先生に発表しました。

野口先生には、海外研修への参加グループを決める選考会の時にもご指導頂いており、生徒達が大学の先生の指摘の鋭さや発想の豊かさに直接触れることができ非常に良い経験となっていると感じます。

 

お忙しい中のご指導、誠にありがとうございました。

自分たちの海外研修のために多くの方々が尽力して頂いていることに感謝し、それに報いることができるよう、より一層研究活動に勤しんでいきます。

SSH東海フェスタ2023に参加しました。

SSH東海フェスタ2023参加。

名城大学にて開催されました。

開会式の様子 名城大学付属高校の校長先生の挨拶

開会式の様子 名城大学学長先生の挨拶

口頭発表 オーロラの出現予測 浜松工業高等学校 開拓型海外研究成報告

パネルセッションの様子

パネルセッション 特別章

授賞式

 

日々の成果が評価されました。中間報告のため、今後の研究活動に期待。

海外研修5日目

SSH生徒海外研修

ホワイトホース最終日の今日は、未明のオーロラ観測に続き、マグブライド博物館の見学と、JCAY(ユーコン日系人会)の方々との交流に臨みました。

博物館では偶然日本人の職員の方にお会いし、大変嬉しいことに展示のツアーを提案してくださいました。

1時間半ほどかけて、先住民に関する展示やゴールドラッシュの歴史、ユーコンの動物の剥製などをじっくり楽しむことができました。

JCAYの方々からは、日本という国をどのように捉えるか、日本人としてのアイデンティティにまつわる話、外国の地での暮らしなど、生徒にとって刺激的な話がたくさんあったように思います。現在はバンクバーに移動しています。あとは無事に帰国するのみです。