活動の記録

 機械科

鋳造

機械科の実習紹介、第2弾。

今回は『鋳造』「ちゅうぞう」と読みます。

本校では1年生で実施します。

鋳造で出来上がった製品を

『鋳物』「いもの」と言いますので、

同じ『鋳』の字を使っても読み方が違う、

こんなことも1年生が覚えていきます。

【溶かして固める】

食品ではプリンやゼリー、

日用品ではプラスチック製品、

そして鋳造は「金属を溶かして固める」。

工場ではダイカスト法が多く使われていますが、

本校の実習は砂型鋳造法を学びます。

砂(鋳物砂)で型を作り、

そこに溶けた金属を流し込みます。

生徒は砂場に入り、一生懸命作業しますが、

「砂いじり」は楽しそうです。

旋盤

本校機械科は多くの実習を学びます。

その実習を1つずつ紹介していきます。

まずは『旋盤』

【鉄を鉄で削る】

1年生では切削の練習後、

「引張試験片の製作」

(この作品で実際に引張試験を行います)

2年生では「センタポンチの製作」と

「ミニ文鎮の製作」

3年生では「旋盤技能検定3級の模擬課題の製作」

以上のように多くある実習の中で、

3年間行うのは旋盤だけです。

引張試験片の製作中

技能検定3級の模擬課題

機械科1年生オリエンテーション

先週入学式が行われ、機械科には82名が入学しました。

また、昨日・一昨日は、身体測定や自転車点検、

交通教室や機械科指導など1年生としての行事を

行い、今日から通常授業が始まりました。

この水曜日の1年生は、午前にa組、午後にb組に、

工業技術基礎[実習の基礎]の時間があり、

初日の今日は「オリエンテーション」の時間として、

3年間の実習[1年生は工業技術基礎]の取り組み方

の説明を受け、その後、作業服と作業帽が配布されました。

配布後すぐに着替えて、工場に整列。

各テーマの場所に行き、内容の説明を聞きました。

そして、この日の最後は「ノギス」を学びました。

来週からは6つの班に分かれて、作業開始です。

写真は溶接の説明を聞いているところです。

機械科の1年生は「ガス溶接」を学びます。

学科指導

本日と昨日、浜工では各学科に分かれて、

学科長の先生の話を中心に

『学科指導』が実施されました。

機械科の1年生82名には、

・1年間の反省と注意点

・2年生での専門教科について

 特に実習と製図の取り組み方

2年生80名には、

・進路に向けて

  浜工機械科としての心構え

  浜工機械科としての行動

以上の話が学科長よりありました。

☆機械科は浜工の中では唯一2クラス

 ありますので、写真のように

 視聴覚室に集まり実施します。

 

4年度 2年生 工場見学

先日、2年生が工場見学に行ってきました。

受け入れていただいたのは、

株式会社ユタカ技研です。

企業の紹介や生産現場の見学、そして、

4年4月に入社した本校機械科の

卒業生からのアドバイスや、

人事担当の方からメッセージを

いただいたり、内容豊富な時間でした。

生徒は巨大なプレス機の迫力を感じ、

従業員の皆様からのお言葉を受け、

いよいよ本格的に就職活動が

始まる上での、進路選択や学校生活に

役立つものになりました。