男子バレーボール部
【西部4位・県大会進出】令和5年度 インターハイ西部地区予選
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雨がしとしとと降る中、インターハイ西部地区予選が行われました。
3年生にとっては最後となり得る位置づけの大会ということもあり、外の曇天模様に反して体育館の中は熱気に包まれた一日となりました。
本校は前大会の結果より、シード校としての出場です。
2回戦 vs常葉菊川 2-0 勝
25-11、25-7
ー 第1セット ー
コロナ禍で自粛となっていた応援が解禁され、ついに大勢の方に観戦して頂きながらのゲームとなりました。
序盤、アタックがなかなか決まらない展開ながらも、八木(2年・庄内中)・田辺(3年・桜が丘中)のサーブで連続ブレイクを奪取し、8-2、13-4とリードを広げることに成功します。
中盤以降も田辺の機動力を生かした攻撃にトスを集めて得点を重ねリードを保つと、終盤、3年生の増田(3年・湖西岡崎中)をピンチサーバーとしてコートに送りますが、残念ながらブレイクポイントには至らず。最後は西原(3年・細江中)がピンチサーバーとして投入され、竹原(2年・曳馬中)のアタックで第1セットをものにしました。
ー 第2セット ー
序盤から主将の桔川(3年・庄内中)のジャンプサーブで2連続エースを奪い、このセットも主導権を握る浜工。今までビッグサーバーと呼べるような得点を直接奪えるサーブを打てるプレーヤーがいない状態でしたが、練習の成果がここにきて発揮される形となりました。
また、司令塔の山坂(2年・高台中)が1セット目とややトス配分を変え、中道(2年・与進中)らのクイックで連続で得点するなど、的を絞らせない試合運びで9-3とリードを保ちます。
その後、点差を広げながら試合は進み、最後はピンチサーバーに入った宮野(3年・湖東中)が相手レセプションを崩し、アタッカーのミスを誘発してゲームセット。このセットも大差での勝利となりました。
とはいえ、ノーブロックの場面でアタッカーがミスをしたり、同じシチュエーションでブロックを何度も吸い込んだり、昨年度に比べて甘いプレーが非常に多く、とても県上位を狙うチームの試合内容ではありませんでした。気を取り直して、次の浜松市立戦へ。
準々決勝 vs浜松市立 2-1 勝
15-25、26-24、25-18
ー 第1セット ー
昨年度の順位決定戦でも激戦となった両校の試合は、戦前の予想通り、非常に盛り上がりつつも難しい試合展開となりました。
加えて、雨天のため練習試合を切り上げた野球部が急遽応援に駆け付け、相手校の活気のある声出しと相まって会場の熱気はどんどんヒートアップ。序盤から両校に対して主審からベンチへ制止が入るほどの大応援が体育館中に響き渡る中、試合は進行していきました。
立ち上がりはサイドアウトの応酬が続く引き締まったゲーム展開で、お互いのアタッカーが得点を重ねます。しかし、8-9の場面で八木のアタックの切り替えしで浜松市立のクイックが決まりブレイクを奪われると、続く相手のジャンプサーブに竹原がエースを許し、流れは一気に相手に傾いてしまいます。エースの八木がキルブロックされ、タイムアウトを取るも、その後のショートサーブでまたしてもエースを奪われ、8-14までリードを広げられる苦しい展開。
その後もなかなかアタックが決めることができず、11-18のタイムアウト後も田辺のアタックが遅れてきたブロックに綺麗に跳ね返され、相手のブロックポイントに。その後も相手のブロックと粘り強いフロアディフェンスを突破できず、焦りからかサーブミスも目立ち、15-25という大差でセットを落としました。
ー 第2セット ー
このセットもこちらのブロックを利用してリバウンドを取り、何度も助走に開き攻撃を組み立ててくる浜市に対して、浜工も守備の綻びを見せまいと各プレーヤーがスプレッド・シフトにならないよう素早くブロックの定位置に戻り、それにフロアディフェンスも連動してポジショニング。両チーム豊富な運動量を保ったままラリーが行われます。
1セット目に大量リードを奪われたサーバーに対し、山坂はクイックを選択し、それに応えた主将の桔川のアタックで無事サイドアウト成功。
浜市も一気にこちらの心を折ろうと、今まで見せていなかった1人時間差、ブロード攻撃、オポジットのXプレーなど、攻撃のカードを一気に切り得点を重ねますが、浜工も負けじと八木のアタックや、今日大車輪の活躍を見せる桔川がクイックとジャンプサーブによるエースで追いすがり、このセットもなんとか僅差のまま中盤戦へ。
中盤以降もラリーが続く展開となりますが、得点源である八木・竹原の両サイドアタッカーへのマークが厳しく思うように得点ができない浜工に対し、ブロックアウトとフェイントでうまく的を絞らせない浜市がじりじりとリードを奪い、15-20と後がなくなったところで浜工のタイムアウト。リベロの大槻(2年・三ケ日中)も相手エースのアタックのコースにはポジショニングできるものの、パワー差で吹っ飛ばされてしまいます。
この敗色濃厚の流れ変えたのは、主将の桔川。
後がない場面で強力なジャンプサーブを放ち続け、崩れてネット上に浮いたレセプションを中道が押し込む等、連続でブレイクを取り相手にタイムアウトを取らせることに成功します。タイムアウト後も桔川の勢いは全く止まらず、八木も相手レシーバーを吹き飛ばして得点を量産し21-21と最後の局面で追い上げるも、浜市もすぐさま八木をブロックで抑え込み、全く譲らず22-24と先にマッチポイントに到達され、絶体絶命のピンチ。
ここまでサイド攻撃中心だった試合巧者の浜市がとどめとばかりにクイックを連続で選択するも、コミットブロック気味に跳んだ中道の手を意識したのか連続で失点。
それでもお構いなしにクイックを選択する浜市の強気のトスワークをまたも中道のブロックが跳ね返し、最後は田辺の時間差がコートに突き刺さり26-24と大逆転で第2セットを浜工がものにしました。
ー 第3セット ー
運命の第3セットは、流れを掴んだ浜工が一気に攻め立てる展開となりました。
序盤から各アタッカーが躍動し14-8と大量のリードを奪い、相手エースを田辺がキルブロック。その流れのままピンチサーバーの山下(3年・湖東中)が相手レフトのサイドライン側のコースを狙う攻めのプレー。サーブは惜しくもアウトとなりましたが、その後も八木が本来の活躍を見せて相手に連続得点を与えず、終始リードを保ったまま第3セットも勝利し、準決勝に駒を進めました。
準決勝 vs聖隷クリストファー 0-2 負
8-25、13-25
3位決定戦 vs浜松修学舎 0-2 負
15-25、14-25
大会2日目は、県内屈指の強豪校に完膚なきまでに叩きのめされる悔しい結果となりました。
結果:西部地区4位 県大会出場
やはりインターハイということで、どのチームも3年生の力が大きく影響した大会となり、本校においてもコートに立つ桔川・田辺の活躍にいつも以上にチームが鼓舞される場面が多々ありました。
加えて、理数工学科の増田は出場機会になかなか恵まれないながらも大会の日は公式記録員を自主的に務め続けてくれました。下級生にはそういった上級生の競技を愛する心を見習い、その想いを背負って戦える人間に成長して欲しいと感じます。
また、本校会場ということで、保護者の皆様におかれましては、悪天候の中で交通整備を行って頂き、誠にありがとうございました。
応援がついに解禁され、選手もさることながら保護者の方々の笑顔や活気も、非常に印象的な大会であったと感じます。
ここから県大会に向け、チームとしてどれだけ慢心を捨て去り謙虚に努力できるかが重要です。
今後とも浜工男子バレーボール部を、よろしくお願いします。