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2022年8月の記事一覧

SuperCon2022本選 結果発表・閉会式

夏の電脳甲子園「 Supercomputing Contest  2022」 の本選が終了しました。

8月22日(月)~25日(木)の4日間にわたり、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた熱い戦いが繰り広げられました。本校からは情報処理部の2チームが出場し、以下のような結果となりました。

チーム: ideal(10位)
 菊池悠矢(情報技術科2年)、佐藤瑛太(情報技術科2年)、田中健詞(情報技術科2年)
チーム: glege(12位)
 河合拓人(情報技術科3年)、古橋龍汰(情報技術科3年)、山﨑翔夢(情報技術科3年)

残念ながら順位は今ひとつ振るいませんでしたが、両チームとも現在持てる力は出し切ったということで、充実した4日間だったようです。

また、気候変動や宇宙誕生のシミュレーション、身近なところでは天気予報やコロナの飛沫のシミュレーションなどで活躍しているスーパーコンピュータですが、その性能を生かすためには、いかに並列化を考えたプログラムが大切だということが「富岳」のプログラミングを通して実感できたようです。

3年生チームのglegleはこれが最後のSuperConとなりましたが、それぞれの進路先で今回の経験を生かしてくれるものと思います。

チームidealはまだ2年生ですので、今回の反省を踏まえて(解法を3つほど試したようですが、最後の解法をもっと早く思いついていればもう少し上位が狙えたようです)、来年はさらに上位を目指して再挑戦してほしいものです。

ちなみに、入賞したチームは以下の通りです。

1位 Citrus   灘高等学校
2位 noCrepuS 渋谷教育学園幕張高等学校
3位 bubuzuke 松本秀峰中等教育学校、T0M0K4ZU 東京工業大学附属科学技術高等学校

1位の灘高等学校のCitrusは、2年連続での優勝です。昨年に引き続き、驚異的な得点で他チームを圧倒しての優勝でした。

なお、今回の本選問題は、オートマトンで文字列の識別と数え上げを行うものでした。詳細はこちらを参照して下さい。

 閉会式後は、協賛企業が提供する景品のあみだくじによる抽選会が行われました。競技の成績は今ひとつでしたが、なんと今回の目玉景品を含め、二人もあたりを引きあてました。

 佐藤君:富岳のCPUである「A64FX」のチップを埋め込んだカード←今回の目玉

 河合君:googleバッチ

閉会式と抽選会