理数工学科
豊橋技術科学大学見学・トヨタ博物館研修
10月17日(木)に1年生が校外研修として、豊橋技術科学大学とトヨタ博物館で研修を行いました。
豊橋技術科学大学では、全体説明の後、グループに分かれて「機械工学」「電気・電子情報」「情報・知能工学」「建築・都市システム」「応用化学・生命工学」の各研究室を訪問させていただき、大学の先生方から直接お話しを伺うことができました。また、案内して下さった学生さんといろいろな話しを聞くことができたのも良かったようです。生徒にとっては、大学というものがイメージできたことや研究の魅力を感じることができたことで、大変有意義な研修となりました。
トヨタ博物館では、世界のクラッシックカーが数多く展示されており、車好きには魅力的な博物館でした。
「High School ひかり塾」
9月30日(月)に「High School ひかり塾」として公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構「フォトンバレーセンター」の方を講師にお迎えして理数工学科2年生が授業を行いました。
前半の「身近な光の性質」では、光の速さ、波長、偏光についての活用事例や実験とともにお話ししていただきました。後半は、「光の応用分野」「今後の展望」として光電子技術が応用されている研究や産業への応用などの紹介がありました。医療分野のPET-CTは有名ですが、自動車のセンサーや農業・漁業などにも応用されているということを知ることができました。物理で学習した電磁波(光)が今回の講義で身近なものに感じたとともに、さまざまな可能性をもつ光電子技術の研究に魅力を感じた生徒が多かったようです。
理数工学科は、理工系の大学進学を目指している生徒が多く、専門の講師の方が直接お話しをしてくださった今回の「High School ひかり塾」は、大変貴重な機会となりました。
令和6年度マレーシア修学旅行事前講習を開催しました。
9月9日(月)、マレーシア政府観光局より講師をお招きし、マレーシア修学旅行に向けて事前講習会を開いていただきました。
浜工の理数工学科では、海外修学旅行を実施しており、これまでも様々な国を訪れてきました。
新型コロナ対応が落ち着いてきたことで昨年度から海外修学旅行を再開し、今年度はマレーシアへ行くことになっています。
初めての海外となる生徒も多く、言語の違いはもちろん、色々と心配していることも多かったようですが、食事や街並み、衛生面などについても詳しく知ることができ、自分たちの心配が杞憂であったことに気付いて安心している生徒も多かったです。
マレーシアという国は、多民族・多文化・多宗教がうまく共存している国で、母語+αの多言語運用ができる人が多く、また、日本からも多くの企業が進出している国でもあります。
今回のマレーシア修学旅行を通して、浜工で取り組んできた英語学習の成果を発揮するとともに、包括的な社会の中で様々な人たちと共生し、日本国内に留まらず、海外でも産業の発展に貢献できる人物へと成長していく、良いきっかけとなることを期待しております。
FSS(未来の科学者養成スクール)研究発表会
6月16日(日)、静岡大学静岡キャンパスの大学会館にて、2024年度未来の科学者養成スクール(通称FSS)研究力養成コースの研究発表会が行われました。
本校からは理数工学科の1年生(当時)4名がFSS基礎力養成コースに研究したい内容を送り、合格することができました。
そして、毎月静岡市まで通いながら実験やフィールドワーク等を行い、2月にはグループごとにテーマを決め、それについてシンガポール国立大学の大学生とオンラインで交流しながら英語でプレゼンテーションを行いました。
その後、研究力養成コースまで進むことができた理数工学科現2年生の2名が発表を行ってきました。
一人目は「素材を正確に見分ける、超広帯域プラスチックスペクトルの計測」というタイトルで発表しました。
現在プラスチックの分別に利用されている近赤外線では、同じ素材であっても色によって識別しづらくなるという弱点があるため、色に左右にくく、素材そのものを判別することを可能とするテラヘルツ派を用いることで、より正確にプラスチックの分別ができ、より効率の良い再生利用が可能になると考えたそうです。
最終的な目標としては、自動的にプラスチックの識別を行えるようにしたいとのことです。
二人目は「スーパーのキノコのSUPERな性質を知る!!」というタイトルで発表しました。
キノコの木材分解作用を利用することで、生ごみの処理をキノコで行い、また、分解した際に作られるエタノールをバイオ燃料として利用できるようにしたい、と考えたそうです。
時間的制約がある中で行われた実験であったため、期待通りの実験結果を得ることはできなかったものの、先行研究を読み解く中で、キノコの可能性を見出すことができたようです。
東は千葉県、西は大阪府と、幅広い地域から高校生が集まり研究していく中で、SDGsについて共に考え、科学的に解決していく仲間を作っている様子を見て取ることができました。
次世代の地球環境を担うリーダーに成長してくれることを願っています。
東大駒場リサーチキャンパス公開2024に参加してきました
6月7日(金)に東京大学生産技術研究所にて行われた東大駒場リサーチキャンパスへ、理数工学科2年35名で参加してきました。
日本の最先端・最高峰の研究が発表されているだけあって、内容としてはかなり難しいものでしたが、東京大学の学生や教授の方々が分かりやすく噛みくだいて説明して下さり、興味を持ってお話を聞くことができました。
この学年は1年次より自分でテーマを決め、3年間継続して研究を続けているのですが、それぞれの研究に関連している発表を聞いたことで、良いアイディアをもらうことができ、今後の研究に活かしてくれることを願っています。
また、東京大学のポスターセッションは多くが英語で書かれていました。
浜工の理数工学科では、数学はもちろん、「理系こそ英語が必須」と、英語にも力を入れており、大学進学後も英語で研究論文を読み、英語で研究を発表することができるよう、夏休みや冬休みを利用して、課題研究を英語で発表しています。
実際に英語で書かれた多くのポスターを見たことで「本当に理系こそ英語が必須なんだ」と、自分たちが取り組んでいることの意義を実感することが出来たようです。
夏休み期間を利用した課題研究にどのように応用してくるか、今から楽しみです。
大学受験合格体験発表会
2024年1月22日(月) 大学受験に合格した理数工学科3年生3名が1・2年生に自らの受験体験を発表しました。
大学選びのポイントや受験勉強、入試方式など成功体験を発表し、1・2年生も発表を熱心に聞いていました。
左から青島光汰さん(名古屋工業大学工学部)、有川維織さん(岡山大学工学部)、坪井竜治さん(中京大学経営学部)
2年生修学旅行
11月13日(月)~17日(金)の5日間、理数工学科2年生は4年ぶりに海外修学旅行(マレーシア)に行ってきました。クアラルンプール市内の日本企業訪問、国立プトラ大学にて文化交流、バトゥー洞窟の見学など充実した5日間でした。
ローランドマレーシア工場
ヒンドゥー教の聖地バトゥー洞窟
プトラ大学
ピンクモスク(女子はローブを着用)
卒業生講話
11月6日(月) 1年生LHRは卒業生講話が実施されました。
理数工学科では令和3年3月に卒業し、現在浜松医科大学医学部医学科3年生の鈴木健心さんによる講話でした。在校生からは鈴木さんの高校時代の生活、勉強方法、医学科を目指したきっかけ等多くの質問がありました。
浜工祭での展示
10月27・28の2日間、浜工祭が実施され理数工学科では3年生が課題研究作品を各班ごとに展示し、2年生は「理科実験」をテーマに「圧縮発火」や「モンキーハンティング」を展示しました。
3年生の展示
2年生の展示
DNAを作りました。
豊橋技術科学大学を訪問
2023/10/5(木) 理数工学科1年生が豊橋技術科学大学を訪問しました。
大学では「建築・都市システム」「機械工学」「電気・電子情報工学」「情報・知能工学」の4分野について
紹介して頂きました。
大学訪問の概要説明 研究室での講義
午後はトヨタ博物館を訪問し実車実験などを見学しました。
中学生へ課題研究成果を発表
2023年8月22日(火) アクトシティにおいて中学生体験入学の一環としてSSH課題研究発表会が行われ、各班の課題研究を6~8枚のポスターにして中学生・保護者に発表を行いました。
電気班(電磁波の影響と対策)の発表 建築班(平等院鳳凰堂の製作)の発表
化学班(ハンドクリームの製作)の発表 情報班(エスカレーターの自動検知)の発表
機械班(イオンエンジンの製作)の発表
理数工学科2年生が東京大学を訪問
2023年6月9日(金) 理数工学科2年生が東京大学リサーチキャンパス(生産技術研究所)を訪問しました。
研究テーマごとにブースが設定されており、どれも興味深いものばかりでした。
滞在時間は限られましたが、充実した1日となりました。
3年生課題研究テーマが決定!
理数工学科3年生、課題研究テーマが下記のように決定しました。
化学班 ・ハンドクリームの製作 ・反応熱の有効利用
機械班 ・イオンエンジンの製作
電気班 ・電磁波による健康被害 ・ワイヤレス給電
情報班 ・ロボットの製作 ・電子オルゴールの製作 ・エスカレーターの自動検知
建築班 ・平等院鳳凰堂の製作
水、蜜ろう、スイートアーモンドオイル、レシチンを撹拌(化学班) 海水を電気分解して塩素を発生中(機械班)
無安定マルチバイブレーターの回路を製作中(電気班) 平等院鳳凰堂の製作中(建築班)
理数工学科2年生が紙面に紹介されました
理数工学科2年の久米柚嘉さんが5/7(日)に行われた高校総体サッカー西部予選(男子)で主審を務めました。女子高生審判員が男子の公式戦で主審を務めるのは県内で初めてのことです。このことはスポーツ報知およびスポーツニッポンに大きく掲載されました。久米さんはサッカー部に所属し、マネージャーとして選手を支えながら審判活動も積極的に行っており今後の活躍が期待されます。
掲載記事はこちら.pdfをご覧ください。
3年生課題研究(続報)
情報班
ロボットの製作中です。
3年生課題研究スタート
3年生の課題研究が始まりました。
これは3年生40名が機械、電気、建築、化学、情報の5班に分かれ各班でテーマを決めて研究に取り組む授業です。大学進学を目指す学科ですが、工業高校ならではのカリキュラムです。
化学班によるハンドクリーム試作品の製作。オリーブオイルと蜜ろうから作りました。
建築班による平等院鳳凰堂の製作。まずは折紙建築を作ります。
浜松医大合格!
昨日、浜松医大医学部医学科の合格発表がありました。
理数工学科3年生 鈴木健心君が見事合格しました!
鈴木君は2年生の時に「supercomputing2019」で全国優勝したメンバーの一人です。