活動の記録

 情報技術科

【SSH・情報技術科】研修5日目

SSH生徒海外研修

 ホワイトホース最終日の今日は、未明のオーロラ観測に続き、マグブライド博物館の見学と、

JCAY(ユーコン日系人会)の方々との交流に臨みました。

博物館では偶然日本人の職員の方にお会いし、大変嬉しいことに展示のツアーを提案してくださいました。

1時間半ほどかけて、先住民に関する展示やゴールドラッシュの歴史、ユーコンの動物の剥製などを

じっくり楽しむことができました。

 JCAYの方々からは、日本という国をどのように捉えるか、日本人としてのアイデンティティにまつわる話、

外国の地での暮らしなど、生徒にとって刺激的な話がたくさんあったように思います。

 現在はバンクバーに移動しています。あとは無事に帰国するのみです。



【SSH・情報技術科】研修4~5日目

SSH生徒海外研修

 研修も5日目となり、ホワイトホースで過ごす最後の日となりました。

未明にはカーテン状のオーロラが現われ、揺らぐ様子もはっきりと見えました。

 



【SSH・情報技術科】研修4日目

SSH生徒海外研修

 研修4日目の今日はユーコン大学を訪問し、

施設と地域に根付いた教育内容に関して意見交換しました。

また、現地で活動するガイドや写真家らで構成された「オーロラ60」という

サークルとも交流し、異文化の地を選び暮らす方々のお話をお伺いしました。

その中で頂いた「好きなことを核にして生きること」というアドバイスは、

生徒たちのこれからにとって勇気づけられる言葉となったようです。

 オーロラ観測は今夜がラストチャンスです。

条件に恵まれることを願うばかりです。



【SSH・情報技術科】研修3日目

SSH生徒海外研修

 研修3日目はユーコン準州の自然調査です。

地名の由来となったユーコン川周辺や野生動物を見学し、

極地ならではの自然の理解を通じて、オーロラ出現の地理的要因を研修しました。



【SSH・情報技術科】研修2~3日目

SSH生徒海外研修

 研修の2日目深夜から3日目未明にかけて、オーロラ観測ができました。

幻想的な現象に感動!! ですが、本来の目的も忘れてはいません。

仮説の通り、オーロラ出現に伴う地磁気の変化を捉えることができ、

これで、予測モデルの精度向上に期待が持てます。

 研修はこのほかに、大学訪問・現地の方々との交流が予定され、

現地の方のみが知る、オーロラにまつわる動植物の生態や不思議な現象を

調査する予定です。

 

 



【SSH・情報技術科】研修2日目を迎えました

SSH生徒海外研修

 研修初日の夜は条件が整わずオーロラは現れませんでしたが、データー収集を行いました。

二日目の今日は、ビジターセンターにてホワイトホースを含めユーコン準州の歴史や地理のお話を聞き、

その後はダウンタウンを散策しました。この後は宿舎に戻り、深夜の観測に備えます。

 ちなみにホワイトホースとの時差は、日本基準で-16時間。

現在時刻から4時間を引いて、午前と午後を入れ替えれば、現地時間がわかります。

日本の昼12:00は、現地では前日夜の8:00ということになります。



【SSH・情報技術科】オーロラ観測ができるホワイトホースのホテルに到着しました。

 日本時間2月6日(月)16時に、カナダのホワイトホース空港に到着し、現地の日本人ガイドと合流しました。その後、オーロラ観測ができるホテルに到着し、オーロラ観測のレクチャーを受けました。本日の現地の天気は曇りのためオーロラ観測を断念し、明日に期待することになりました。

 



【SSH・情報技術科】無事カナダに到着しました。

 2月6日(月)朝4:30頃に、SSHの海外研修の生徒達はカナダのバンクーバー空港に無事に到着しました。ここで、初めての英語での買い物に生徒達は挑戦しています。ここで国内線の飛行機に乗り換えて、北のホワイトホースまで向かいます。



【SSH・情報技術科】海外研修に出発しました

 今年度のSSH(Super Science High school)生徒海外研修には、

情報技術科2年生の企画「オーロラの出現予測」が選ばれ、準備を進めてきました。

そして今日、満を持して観測地であるカナダのユーコン準州ホワイトホースに向けて

出発しました。

 この計画は、宇宙ビジネスの本格化に伴い重要視されている宇宙天気予報の基礎研究として

オーロラの出現予測に挑戦し、データの収集から解析・予測モデルの作成・サイト構築までの

一連の作業を通じて、科学想像力と情報技術者の使命観を培うことを目的にしたものです。

 研修は2月11日まで。計画通りデータ収集はできるのか? 予測モデルは通用するのか?

オーロラは出るのか? ドキドキ・ワクワクが止まらない、これぞ研究の醍醐味!

次回、現地からの報告にご期待ください。



【一人一台端末活用の様子】情報(Ei)科1年の日常

どの学校でも一人一台端末(BYOD※1)の活用がスタンダードになりつつある昨今。

 

浜工でも今年度(2022年度)より、一人あたり一台の端末(iPad)を購入し、授業やクラスでの活用をスタートしています。その中でも、情報技術(Ei)科1年は他の学科に先駆けて6月に端末を購入して頂き、日々の取組に活用中です。

導入に当たって、各御家庭には多分なご配慮を頂き、誠にありがとうございました。

 

情報技術科は学科の特色も踏まえ、他科のようにタブレット端末ではなく、ノートPCを購入して頂き、実社会において最もシェア率の高いMicrosoft Teamsというグループウェア(※2)を導入しています。これにより、実社会の企業で用いているソフトに慣れ親しみながら、日々の課題の提出や授業資料の共有等を、いつでも・どこでも行うことが可能になりました。もちろんプログラミングも自分の端末で行うことができます。

 

本日は教室にて、SSH(スーパーサイエンスハイスクール※3)の活動として毎年行われる「海外研修」の選考会に臨む生徒たちが、端末を用いて発表スライドを作成していました。

メンバーそれぞれが自宅や、休み時間を利用して、希望する行先の国のIT企業について情報収集を行ったり、情報教育に関する日本と他国を比較するデータを参照したりしながら、研究について方針を固めていっています。

 

 

この他にも、朝からノートPCを開いて課題を行う生徒がいたり、クラスで決めごとを行う際はTeamsのアンケート機能を用いて集計まで自動で行うことができたり、可能性は無限大。もちろん、情報棟の実習室の設備も整ってはいますが、自分自身の端末を自分自身で責任をもって設定・管理を行い、自分が作業が行いやすい環境を整えることが重要です。

 

コンピュータに使われるのではなく、コンピュータを真の意味で使いこなせる人材を目指しながら、端末の活用の幅をどんどん広げていきたいと思います。

 

※1 BYOD : Bring Your Own Device

もともとの意味は、自分自身が所有している端末を業務で用いること。

使い慣れた端末を使うことで業務の効率化・企業のコストカットが期待できる反面、セキュリティのリスクが高まる。

 

※2 グループウェア

組織に所属する人々のコミュニケーションを円滑にし、業務を効率化するためのソフトウェアのこと。

「スケジュール管理」、「ファイル共有」、「チャットやビデオ会議などメンバーとの連絡」など様々な機能がある。

Microsoft Teams 公式サイトはこちら←


※3 SSHについてはこちら(国立研究技術開発法人 科学技術振興機構のページ)←



【授業紹介】工業技術基礎(1年・必修)

 

本日は1年生の「工業技術基礎」の授業が行われました。

工業技術基礎では、1学期に情報分野における基礎的な知識やスキル(主にキーボードを見ないで入力を行うタッチタイピングと、実習設備の使用方法)を身に着けます。

そして2学期から6~7名ほどの班に分かれ、様々な実習をローテーションで学んでいきます

 

授業内容はハードウェア・ソフトウェア偏りなく実施され、本日はC言語、電力供給の法則、Kicad、論理回路(論理圧縮)の4つのテーマに各班が分かれて実習を行いました。

 

C言語はプログラミング技術という授業と並行して行われ、今回はプログラミングの基本である「配列」について学びました。

プログラミングの授業では、どの学年も情報処理部のメンバーが活躍します(情報処理部のページはこちら)。分からないことも教えあいながら、コツコツと理解を深めていきます。

 

Kicad電子回路の設計を行いつつ、それをプリント基板へスムーズに変換できるソフトです。今回はその基礎的な使い方を学びました。

 

 

電力供給の法則、論理回路(論理圧縮)は実際に回路を組みながら、実験結果を記録していきました。

現代ではコンピュータが進化し、ハードウェアについてよくよく理解していなくても、とりあえずプログラムを組んで動作させることが可能になりました。

しかし、自分の進路について考えを深めつつ、これからの情報技術を支える人材を目指すならば、プログラムなどのソフトウェアに偏ることなくハードウェアについて理解することも、非常に重要なことです。

 

この前入学したと思った1年生も、もうすぐ2年生。

その場しのぎの暗記で逃げることなく、しっかりと頭で汗をかきながら頑張っていきます。



【授業紹介】ネットワーク技術(3年・選択科目)

現在3年生が「ネットワーク技術」という授業の中で、トラブルシューティング実習に挑戦しています。

 

 

ネットワーク技術では、今や誰もが利用する「インターネット(ネットワーク)」という技術について、その成り立ちから、なぜ世界中の人々と通信できるのか、どのような決まり(プロトコル)で機器同士が繋がっているのかを総合的に学んでいきます。

 

授業の中では、それらを理解するための座学だけでなく、LANケーブルを自作したり、ノートPCやスイッチ、ルータなどの機器を用いてネットワークを構築したり、実習も数多く実施します。

実際に用いられている情報機器を用いて、自分で設定を変更したり、ハブにケーブルを繋いでみたりすることで、より体験的に学びを深めていけるよう授業が構成されています。

 

その集大成として臨んでいるのがこのトラブルシューティング実習です。

教員があらかじめ構築したネットワーク内部に障害を仕込み、わざと不具合を発生させておきます。その不具合を、生徒は今まで学んだ知識と実習での経験を班ごとに総動員して原因を特定し、ネットワーク構成図通りの正常な状態に復旧させる(トラブルシューティングする)、といった内容のものです。

授業で用いたネットワーク構成図

 

一口に「インターネットに繋がらない」といっても原因は多種多様です。単純に機器のどれかの電源が入っていないだけかもしれない、ケーブルの断線や機器の不具合といったハードウェアの問題かもしれない、果てはDNSサーバやDHCPサーバの設定ミスなどのソフトウェア的な問題かもしれない…

 

トラブルシューティング実習を開始した1月初旬はなかなか原因が特定できない班が多かったものの、現在では

「とりあえずここからここまでping(通信の状態を確かめるコマンドの一種)通して確かめよう

スイッチ挟むと繋がらないから原因はここじゃない?」

「内部のネットワークは繋がってるんだから原因は外に行くルータでしょ」

など、様々な可能性を考慮しながらも、確実に原因に迫っていけるようになった班が続々と出てきて成長を感じられます。

 

 

 

これで本授業も残すところは学年末テストのみ。

幅広く活躍できるIT人材の育成を目指して、生徒とともに今後も努力していきます。

 



工場見学(情報技術科2年)

 

3学期の工場見学で、「応用電機株式会社 浜松事業部」を見学に行きました。

少人数のグループに分かれ、工場内の説明を受けた後、卒業生の方からお話をして頂きました。

生徒にとって進路選択の一助になる貴重な経験となりました。

 

応用電機の皆様、お忙しい中ご対応頂きありがとうございました。



静岡大学-情報学シンポジウム2021

情報技術科3年生が、静岡大学情報学部が開催する情報学シンポジウム2021に参加しました。
毎年開催されているシンポジウムですが、いつも12月の冬休みに実施されているのが、今年はこの時期に変更。
いつもなら、静岡大学浜松キャンパスで行うイベントですが、新型コロナ対策のためリモートで開催。
浜工のパソコン室からの参加です。

浜工からは、昨年に引き続き「路線バス到着時間の予測」を研究発表。
今年の高校生の発表は、浜工だけでした。



明日から三日間

明日より予定通り、中学生PWSを実施します。
今一度、体調をチェックをお願いします。
警戒宣言も出ていますので、心配な方は欠席していただいてもOK です。

参加の際には、マスクを忘れずに!!



会場準備完了

とうとう来週から、中学生PWSがはじまります。
今日は会場準備をしました。

あとは、月曜日を待つだけです。



会場案内

以下の図は、浜工の配置図です。
浜工は広いので注意して下さい。


なかにスリッパが用意しありますので、スリッパを履いて実習室に入って下さい。
お待ちしております。



持ち物

中学生PWSではコードを書いて、本格的なプログラミンを体験してもらいます。
短い時間ですが、たくさんのことを学ぶことになるでしょう。

説明を聞いた瞬間は理解しても、忘れてしまうことが多々あると思います。
取り組んでいる内容をメモできるノートと筆記用具を忘れずに!!

それから本格的に取り組んでいくため、「英語」との格闘になると思います。
英和辞典があるといいと思います。



久々の投稿です

中学生PWSもあと1週間に迫ってまいりました。
現在のところ予定通り実施いたします。
まだまだコロナ感染が心配されますので、検温するなどして事前の体調管理を万全に。
参加申込をしていただいていて、こんな状況ですので決して無理はしないで下さい。
欠席の場合も、とくに連絡はしていただかなくて結構です。

今日から毎日投稿していきますので、参加者の皆さんは日々確認をお願いします。