男子バレーボール部
西部選抜に2名が選出されました
今年はトレセンに本校より以下の4名が選出されていました。
アウトサイドヒッター
八木 暖太(2年・庄内中) ※西部選抜選出
竹原 伊真(2年・曳馬中)
セッター
山坂 一生(2年・高台中) ※西部選抜選出
リベロ
松尾 成治(1年・高台中)
この中から
八木 暖太、山坂 一生
の2名が西部選抜チームに選出されました。
静岡県において西部地区は強豪校の多い激戦区のため、西部選抜18名の中で肩を並べてプレーができることは非常に良い経験となります。
この後、各地区の選抜チームや中学生の選抜チームであるJOCと試合を試合を行っていきます。
是非そこでの経験をチームに還元して欲しいと思います。
【県ベスト16】春高バレー 静岡県予選大会 2日目
春の高校バレーに繋がる静岡県予選が行われました。負ければ3年生は引退、生き残りをかけて勝負の2日目です。
3回戦 vs沼津西 2-0 勝
25-12、25-17
ー第1セットー
序盤から少しずつリードを広げ、12-6で相手TOにタイムアウトを取らせると、その後も竹原(2年・曳馬中)のアタックがこの日も冴え、ストレート側のブロックアウトとクロスへの強打でリードを広げます。3年生の田辺(3年・桜が丘中)の時間差も効果的に機能し、大差で第1セットをものにしました。
ー第2セットー
このセットも序盤から少しずつリードを広げ、11-5で相手にタイムアウトを取らせます。その後もリードを保ち、セッターの山坂(2年・高台中)のジャンプサーブによる連続サービスエースで相手はたまらず2度目のタイムアウト。
終盤、八木(2年・庄内中)→大槻(2年・三ケ日中)、中道(2年・与進中)→酒見(2年・湖東中)と選手交代を行い、最後は時間差攻撃で得点。3回戦を突破しました。
4回戦 vs浜松日体 0-2 負
20-25、19-25
ー第1セットー
1試合目は、前衛が3枚で攻撃できる機会を確保できるS1ローテーションでスタートをしましたが、この試合はS3ローテーションでスタート。
今まで浜松日体との試合では、S1ローテーションのサイドアウトが取れずに連続失点を喫してしまう場面が多かったことを反省しての変更です。
前衛2枚で攻撃する場面が増えるので、前衛レフトからスタートする八木がどれだけ攻撃を支えられるかが試合の焦点となります。
開幕、いきなり相手のジャンプサーブがサイドライン際にノータッチで突き刺さり、サービスエースを取られます。しかし、呑まれることなくお互いのアタッカーが得点を重ね、サイドアウトの取り合いで試合が進んでいきます。これまでの浜工はラリーで粘って得点を取るスタイルでしたが、八木・竹原の両レフトが渾身のクロスへのスパイクに対して相手の守備はほとんど対応できず、短いラリーで得点を重ねていきます。
しかし、サーブミスが非常に多く、ブレイクポイントが奪えずに10-13とリードを許したところで1度目のタイムアウト。その後、ピンチサーバーで入った酒見がサービスエースを奪い、12-13と差を縮めます。夏まではロングサーブが持ち味でしたが、今回はエンドラインから壁までの距離があまりない会場だったため、スピードのあるサーブで得点を奪いました。
ここから一気に逆転をしたい浜工でしたが、兼ねてよりの弱点であったS1ローテーションが回らず、17-19となったところで2回目のタイムアウト。
その後もサイドアウトが取れずに苦しみ、最後はフェイントを落とされ20-25で第1セットを落としました。
ー第2セットー
後がなくなった浜工。ここにきて桔川(3年・庄内中)・中道の両ミドルのブロックが機能し始め、相手のアタックを何度も相手コートに跳ね返し、リバウンドからの攻撃を強いる展開となります。6-6の場面では相手エースのバックアタックをキルブロックして6-6と試合の主導権を握りにかかりますが、珍しく直接失点となるような山坂のトスミスが出てしまいタイムアウト。
その後もミドル陣とのトスが合わずクイックが機能しない、ここまで攻撃を支えてきたサイド陣にミスが出て10-14、2度目のタイムアウト。
終盤にかけてもリードを許していましたが、竹原のサービスエース、そして3年生の桔川のジャンプサーブから八木のダイレクトスパイクで17-21で相手もたまらずタイムアウト。ここにきてサーブでなんとか追いすがります。
タイムアウト後も必死に追いかける浜工。一球入魂とばかりに集中してから放った山坂の渾身のジャンプサーブでサービスエース。19-22と少しずつ詰め寄りましたが、最後は突き放され19-25。
県ベスト16という悔しい結果で本大会を終えました。
これで3年生は引退となります。結果としては、昂る気持ちが悪い方に流れてしまったのか、丁寧な試合運びが持ち味の浜工にとっては珍しくサーブミスの多さに泣いた最終戦となりましたが、最後までやり切った3年生の表情は清々しいものでした。
この代は、顧問が入れ替わりチームが過渡期を迎える中で入学をし、個性の強い下級生と共に練習を重ね、今日まで努力してきました。
チームとしての「当たり前」が更新されていく中で、悩んだこともあったかと思いますが、バレーボールを通して学んだことを、是非これからの人生に活かしていって欲しいです。
保護者の皆様におかれましても、多大な声援ならびに御支援、誠にありがとうございました。
これからは新チームが本格的に始動していきます。
最後まで3年生が戦う姿や、練習に対する勤勉さ、実直さ… 3年生がチームに遺してくれたものを大切にしながら、また少しずつ積み上げていきたいと思います。
これからも浜工男子バレーボールをよろしくお願い致します。
トレセンに4名が選出されました
トレセンに選出された選手が今年も発表されました。昨年度は八木・山坂の2名でしたが、今年は4名が本校から選ばれました。
アウトサイドヒッター
八木 暖太(2年・庄内中)
竹原 伊真(2年・曳馬中)
セッター
山坂 一生(2年・高台中)
リベロ
松尾 成治(1年・高台中)
高いレベルでのプレーを体感し、その経験を是非チームに還元して欲しいと思います。
【2回戦突破】春高バレー 静岡県予選大会 1日目
春高バレーの静岡県予選が28日(土)に開催されました。正真正銘、3年生にとっては最後の大会です。
今年は桔川(3年・庄内中)、田辺(3年・桜が丘中)の2名がチームに残り、今日まで練習を重ねてきました。
1回戦 シード
2回戦 vs駿河総合 2-0 勝
25-10、25-5
ー第1セットー
迎えた初戦はいつも通りのメンバーで挑みました。インターハイではケガ人や体調不良者が出てしまい思うような戦いができませんでしたが、今大会は全員で大会に参加することができました。
序盤から竹原(2年・曳馬中)がアタックで得点を量産して常にリードする展開が続き、大差を付けての勝利となりました。
ー第2セットー
八木(2年・庄内中)→杉村(1年・高台中)、中道(2年・与進中)→河原﨑(1年・高台中)とメンバーを入れ替えて臨んだ第2セット。
セッターの山坂(2年・高台中)が田辺(3年・桜が丘中)にトスを集める組み立てをし、その期待に田辺が答えてアタックを次々と決定していきます。
また、今セットから出場の河原崎のクイックとブロックもしっかりと機能して、15-0まで一気にリードを広げて勝負あり。
無事、3回戦進出を決めました。
次回は11月4日に沼津西高校と3回戦を行い、それに勝てば伊豆伊東と浜松日体の勝者との試合となります。
浜松日体には公式戦では勝てていないので、リベンジを誓いながら勝負に挑みます。
保護者の方々におかれましても、遠方まで応援誠にありがとうございました。
【5位入賞】静岡県西部高等学校バレーボール選手権大会
大会結果はこちら←
西部地区での順位を決定するための大会が、2日間に渡り開催されました。今大会は1・2年生のみが出場でき、県大会はありません。
最低限の目標は西部5位の座の死守。また、来月末の春高予選に向けて、チーム力の底上げが期待されます。
<1日目(シード)>
2回戦 vs浜松北 2-0 勝
25-13、25-13
ー第1セットー
両サイド、セッター・オポジットのいつも通りのメンバーに加え、ミドルはサーブ力に定評のある林(2年・南陽中)と、夏休みから出番を着々と増やしている佐野(1年・湖西岡崎中)が起用されました。リベロには大槻(2年・三ケ日中)・松尾(1年・高台中)が交替で入ります。
試合序盤、林のサーブが走って連続ブレイクを奪い、5-1とリードして早々にタイムアウトを取らせることに成功します。その勢いのまま、タイムアウト後も林がサービスエースで得点し攻勢を緩めません。その後もサーブで主導権を握り続け、17-3と大量リード。
最後はボールコントロールに優れる吉田(1年・高台中)を高さのある杉村(1年・高台中)へ交代しブロックで仕留めにかかりますが、司令塔の山坂のジャンプサーブによるサービスエースが炸裂し、ラリーになる前に勝負あり。25-13と大差をつけてセットを先取しました。
ー第2セットー
両ミドルを中道(2年・与進中)・田中(2年・庄内中)に変更し、2セット目に挑みました。序盤から八木(2年・庄内中)にトスを集めて主導権を握り、後衛では八木を選手交代。工業高校大会でピンチサーバーとして存在感を示した酒見(2年・湖東中)を投入し、このセットもサーブで主導権を握りにかかります。
中盤はオポジットの吉田とミドルの中道が活躍。吉田がネット際のボールをきっちりリバウンドを取り、切り返しでブロックアウトでブレイクポイントを奪う落ち着いたプレーを見せると、中道がブロックで相手の攻撃を何度も跳ね返し、攻撃の再展開を要求します。後衛に下がってからも、まだ発展途上ながらも威力のあるジャンプサーブでサービスエースをもぎ取り18-11。
終盤、竹原(2年・曳馬中)→杉村、吉田→小林(1年・南陽中)と前衛の高さを出す起用をすると、杉村が見事それに応え、会場全体が湧くほどの文句なしのキルブロックが炸裂。最後は八木のサービスエースで締めくくり、サーブで攻めた浜工が25-13で2回戦を突破しました。
準々決勝 vs浜松日体 0-2 負
21-25、22-25
ー第1セットー
練習試合を何度も重ねたライバル校との一戦。事前予想ではパワーのある相手エースの強力なレフト攻撃をどれだけ上げられるかが焦点となるかと思われましたが、やや意外な形で得点を重ねられるシーンが目立ったゲームとなりました。
この試合のミドルは第1試合で活躍を見せた中道、林の対角。序盤から両校への大きな声援が響く中、試合は進んでいきました。
先に流れに乗ったのは浜松日体。浜工がやや苦手とするS1ローテーションのサイドアウトに手こずり、5-9とリードを奪われタイムアウトを取らされます。
相手のスピードのあるフローターサーブに押されサービスエースを許す場面が目立ち、レセプションが全体的に安定しません。レセプションはネットに近づく場面が目立ち、逆にラリー中は短いことが多くなってしまっていましたが、そこは司令塔の山坂の腕の見せ所。ワンハンドトスや、体勢を崩しながらもボールの下に潜り込み意地でもオーバーハンドでトスを供給し、竹原・八木の両サイドも踏ん張り12-16とリードを奪われながらもなんとか食らいつく展開。
山坂のサービスエースを反撃の狼煙としたかった浜工でしたが、終盤も全体的に相手サーブがあと一歩コントロールしきれず、相手サイドアタッカーも潰し切れず。終盤追いすがるも21-25で第1セットを落としました。
ー第2セットー
林に替え1年生の佐野が出場。
お互いのエースにミスが出るじりじりとした立ち上がりの中、1年生オポジットの吉田がアタックで2得点を稼ぎ一気に波に乗りたい浜工でしたが、序盤だけで3本のサービスエースを許してしまい、7-11でタイムアウト。
特に相手セッターのスピードのあるジャンプフローターに全く対応できず、続くラリーでもレセプションの要である竹原がサービスエースを許してしまいます。こうなってしまうと、劣勢となった時にチームを真に鼓舞できるような精神的な支柱がまだいない浜工。悪いムードを払拭できないまま繋ぎや反則で失点を重ねると、前衛の杉村と後衛レシーバーの間をサーブで狙われ、またしてもサービスエース。10-18と逆転は絶望的な点差まで広げられます。
ここで佐野に替えて林を投入し、加えて相手セッターのサーブ時には4枚レセプションにフォーメーションを変更し、無事サイドアウトを取ることに成功。
中道のジャンプサーブで相手レセプションを崩したところを山坂が相手エースをキルブロックする等、最後まで諦めずにプレーすると流れが傾き始め、気づけば18-22と浜松日体の背中が見え始めます。
終盤、ここにきて相手エースを立て続けにブロックでワンタッチにかけて封じ込め、本日2本目となる八木のサービスエースで22-24まで詰めるも反撃はここまで。最後の最後はエースに決められ、22-25で惜しくも敗戦となりました。
<2日目>
1回戦 vs浜松湖北 2-0 勝
25-15、25-15
工業高校大会の再戦。問題なくストレートでの勝利を飾ることができました。
5位決定戦 vs浜松城北工業 2-1 勝
20-25、25-23、25-22
この試合も工業高校大会の再戦となりました。
得点源の八木が思うようにプレーできずあわや敗戦というところまで追い詰められましたが、交替で入った杉村が気を吐きフルセットで勝ち切ることができました。
浜松日体の壁を越えられず、最低限の目標は達成したものの悔しい大会となりました。浜松日体戦は点差だけ見れば接戦ですが、2セット合計で7~8本のサービスエースを許してしまう、あってはならない試合展開での敗戦。大味なバレーボールをして勝てるチームではないので、まだまだ、修正の余地があることが実感できました。
次の大会は、正真正銘3年生にとって最後の大会となる春高予選。インターハイのような大会にならないよう、日々努力を重ねていきたいと思います。
応援ありがとうございました。