男子バレーボール部
【県大会出場】新人戦地区大会・県大会
(大会結果はこちら←)
西部地区大会(1回戦はシード)
2回戦 vs浜松啓陽 勝
25-20、25-19
準々決勝 vs浜松湖北 負
22-25、25-19、24-26
順位決定戦 vs湖西 勝
23-25、25-9、25-19
順位決定戦 vs浜松商業 負
25-23、20-25、19-25
県大会
1回戦 vs静岡市立 負
20-25、18-25
競り合いをなんとか制してきた相手にリベンジを果たされる悔しい結果となりました。
この敗戦を糧に、より良いチームを目指して努力をしていきたいと思います。
沢山の応援並びにご支援、誠にありがとうございました。
p.s.
HP更新を担当者する石川です。この度別の職業へ挑戦するため、退職する運びとなりました。
4年間、お世話になりました! 保護者の皆様、中学校など別カテゴリの指導者の方々を始め沢山の方々が生徒たちのことを気にかけて頂けるお陰で、ここまで更新を続けることができました。
本ページの更新頻度は落ちるかもしれませんが、今後とも浜松工業高校バレーボール部への変わらぬご声援の程、宜しくお願い致します。(R7.03.21)
【県ベスト8】春の高校バレー 県予選
人気漫画の影響もあり、年々注目度の上がっている春の高校バレー。
3年間の集大成となる大会に、総力戦で挑みました。
(大会結果はこちら←)(1度作った記事がアップ前に消えたので変な時期での更新となってしまいました)
3回戦 vs掛川西 勝
25-19、25-17
今大会のスターティングメンバーは、OHにエースの杉村(M科2年・高台中)・1年生ながら攻守に安定感のある田中(E科1年・庄内中)、MBに長身で成長株の望月(Ei科1年・鷲津中)・堅実なプレーが持ち味の田中(M科3年・庄内中)、OPにキャプテンで時間差攻撃でアクセントを加える吉田(M科2年・高台中)。
Liにはガッツのある松尾(M科2年・高台中)、Sは1年生から常にコートに立ち続けた山坂(M科3年・高台中)という布陣をベースに戦いました。
試合は常に一定のリードを保ちながら進めることができ、ストレートでの勝利を飾ることができました。
4回戦 vs浜松湖北 勝
25-19、23-25、25-16
非常に強力なサーブを武器に勝ち上がってきた湖北高校との試合は、フルセットまで持ち込まれる厳しい展開となりました。
パワーのあるサーブに押され第2セットを落としましたが、レセプション陣が踏ん張り、なんとか勝ち切ることができました。
準々決勝 vs浜松日体 負
25-23、15-25、20-25
大会が開催されるごとに必ず戦うことになるライバル校との一戦は、今回もフルセットの激闘となりました。
第1セット、浜松日体の攻撃がうまく機能せずもたつく一方で、浜松工業の攻撃は対照的に杉村が獅子奮迅の活躍。アタックで大量得点し、序盤のリードをなんとか保って1セットを先取しました。
第2セット は一転、本来の調子を取り戻した浜松日体の攻撃に押されて一方的な展開になりました。インターハイ後も努力を積み重ねてきた3年生の清水(P科3年・曳馬中)もコートに立ちますが、相手の勢いを覆すには至らず、勝負は第3セットへ。
運命の最終セットは、第2セットの勢いのまま猛攻を仕掛ける浜松日体の攻撃に対応しきれず、10点近くのビハインドを追いかける展開となってしまいました。
逆転は絶望的な点差の中、3年生セッター山坂のエンドラインぎりぎりを狙ったサーブに相手リベロが対応に苦しみ、タイムアウト後も徹底して同じコースを狙い続け連続ブレイク。そしてこの局面で、MBを河原﨑(R科2年・高台中)に変更する攻めの選手交代。
極限の状況の中、山坂が何度も河原崎のクイック攻撃へトスを供給し、同じ高台中出身の2人の息の合ったコンビネーションで得点を重ね、あと一歩で逆転というところまで詰め寄ります。
しかし、最後は点の取り合いであと一歩及ばず、県ベスト8で大会を終えました。
今年度は以下の3名が、インターハイ後も最後まで戦い続けました。
田中 颯(M科3年・庄内中)
山坂 一生(M科3年・高台中)
清水 登晶(P科3年・曳馬中)
田中は、努力を習慣化することに非常に優れており、部活動皆勤という快挙を成し遂げました。また、学業面においても優秀な成績を残し、他の模範となる生活を3年間通して継続することができました。また、就職活動の期間においても下級生の大会のサポートを行う等、裏方としてもバレー部を支えてくれました。決して目立つ訳でも、誰に指示されなくとも、自分がやるべきだと思ったことを最後までやり遂げる意志の強さを、後輩たちに示してくれました。
山坂は最後の試合まで変わらず強心臓でした。1年生の時から常にコートに立ち続け、強気なツーアタックやサーブ、どれだけ体勢が崩れても逆サイドまでしっかりと伸びるトスでチームを牽引し続けました。県上位のチームと比較すると中央からの得点が少ない浜工が安定して勝ち上がり、強豪校にも肉薄することができたのは、アタッカーが勝負できるように、どんな時も山坂がコートを走り回ってトスを上げ続けたからに他なりません。県ベスト8の壁に挑む勝負強さや負けん気を、後輩たちに示してくれました。
清水はレギュラー争いの非常に激しいポジションかつ怪我に泣かされたこともあり、高校ではなかなか出場機会に恵まれてきませんでした。しかし、それでも尚、真っ先に選手権まで戦うことを決め、黙々と練習に励んできました。入学当初は幼さのあったメンタル面も、引退間際には周囲を見て後輩に声をかけ、マネージャーの荷物を持ち、当たり前のようで当たり前ではないことを自然にできるまでの成長を見せてくれました。最後の別れの挨拶では、後輩たちが号泣するほど慕われ、競技に関する技術や体力の向上だけが部活動ではないことを体現してくれました。
このように、3者3様の背中を後輩たちに見せてくれました。別れの挨拶では、先輩への想いで涙を流す生徒がほとんどでした。
是非、ここで感じたことを胸に、学校生活を送って欲しいと思います。
保護者の皆様におかれましても、変わらずの大きな声援と、大雨の中の送迎をして頂き、誠にありがとうございました。
また一つの世代が幕を下ろし、次の世代にバトンが繋がれました。
県内の公立高校で最上位の結果を残し続けることはもちろん、バレーボールに打ち込む中学生たちが目指す場所の一つとなれるよう、これからもチーム一丸となって努力していきます。
【4位】西部選手権
まだまだ暑い日が続く中、9/21(土)、22(日)の2日間に渡って西部選手権が行われました。
大会結果はこちら←
1回戦 シード
2回戦 vs浜松南 勝
25-6、25-12
序盤から堅実な試合運びで大量リードを奪い、そのままの勢いでストレート勝利を決めました。
準々決勝 vs浜松市立 勝
21-25、25-22、25-18
ライバル校との一戦は、今回もやはりフルセットの闘いとなりました。
1セット目、相手セッターが繰り出す多彩な攻撃に対応できず、レセプションアタックで次々と強烈なスパイクを打ち込まれる展開が続きました。
対照的にこちらのレセプションアタックは全くと言っていいほど決まらず、あっさりと得点する浜市、苦しんでやっとのことで得点する浜工。終盤なんとか追いすがりますが、サイドアウト率の差が大きく1セット目を先取されました。
後がない2セット目、サーブの狙い方を変更し、引き続き粘り強くラリーで得点を重ねると、徐々に流れは浜工ペースに。
一番の成長株の望月(Ei科1年・鷲津中)、途中出場の河原﨑(R科2年・高台中)らMB陣が連続でサービスエースを奪うと、他のメンバーも次々とサービスエースを量産し、このセットはサーブだけで5~6得点。相手の高いサイドアウト率を問答無用で下げることに成功し、2セット目を奪い返しました。
3セット目、相手が崩れたレセプションを修正するためにリベロがレセプションを外れてオポジットが広い範囲をカバーするなど、アタッカーに負担がかかる展開になり、ゲームの流れは浜工ペース。
なんとかフルセットでの逆転勝ちを収めることができました。
準決勝 vs浜松修学舎 負
13-25、11-25
東海地区を代表する強豪校に挑みましたが、全く何もさせてもらえずストレート負けとなりました。
3位決定戦 vs浜松日体 負
24-26、25-23、18-25
ライバル校との一戦は、今回もフルセットの試合となりました。
第1セットは後半追い上げてデュースとするものの、あと一歩が届かず。第2セットこそ奪いましたが、サイドアウト力の差が出てしまい、敗戦となりました。
市スポ、工業高校大会と良い結果を残して幸先の良いスタートを切った新チームでしたが、3位入賞にはあと一歩及びませんでした。
攻撃のオプションとなる小林(M科2年・南陽中)がコロナで出場できず、サイドアタッカーの替えが効かない状況ではあった中ではありますが、同格以上の相手にはレセプション・アタックが全く決まらないという課題も浮き彫りになりました。
浜工伝統のトランジション・アタックの強さはしっかりと先輩から引き継ぐことができましたが、レセプション返球率は決して低くないにも関わらず、攻撃が読まれやすい・トスと合わない場面が多く見られました。
レセプション・アタックはサイドアタッカーに頼らざるを得ないラリー中とは違い、セッターの能力や思考が最も良く反映される局面。セッターの野田(M科2年・与進中)・髙橋(M科1年・南陽中)はもちろん、MB陣も様々な局面で素早い助走・判断ができるよう成長しなくては、この弱点は克服できません。フリースパイクであればしっかりとボールを叩けるようになってきた鈴木佑(M科2年・舞阪中)らがもっと成長すれば、MB陣のレギュラー争いもより活発になることが期待できます。
逆に、これだけレセプションアタックが決まらないにも関わらずセットを奪うだけの力はあるということなので、この弱点が克服できれば一気に成長できる可能性もあります。選手権の本選までに少しずつ改善していきたいと思います。
保護者の皆様におかれましては、変わらぬ大きな声援とご支援、誠にありがとうございました。
今後とも応援のほど、宜しくお願い致します。
【3連覇】静岡県工業高校大会 優勝
今年も工業高校大会が開催されました。
工業高校大会は基本的に3年生を除いたメンバー編成で戦います。
1回戦 vs駿河総合 勝
25-9、25-17
準決勝 vs浜松城北工業 勝
決勝 vs浜松湖北 勝
25-19、25-23
浜松市スポーツ祭に続き、大会を優勝で終えることができました。
次の大会はいよいよ選手権大会、いわゆる春高バレーの地域予選が9月後半から開幕します。
集大成となる大会なので、悔いのないように準備をしていきたいと思います。
沢山の応援、ありがとうございました。
【優勝】浜松市スポーツ大会
パリオリンピックの開幕、高校球児たちの活躍とスポーツへの熱気が高まる中、7/27(土)・28(日) の2日間に渡って浜松市のスポーツ大会が開催されました。
1日目は1セットマッチの総当たりで予選を行い、2日目からは3セットマッチのトーナメント形式で行われました。
1日目(予選)
vs 浜松北 勝
vs 湖西 勝
vs 浜松湖北 勝
vs 浜松東 負
vs 浜松湖東 勝
vs 浜松日体 負
4勝2敗で3位通過。決勝トーナメント進出を決めました。
この大会は3年生が出場しない大会のため、桑子(E科2年・湖東中)や石田(E科1年・庄内中)らをはじめ、公式戦初出場となるメンバーが多数経験を積むことができました。
エースの杉村(M科2年・高台中)に頼る場面も多くなってしまいましたが、その分練習を重ねたバックアタックを実戦で使うことができました。
2日目(決勝トーナメント)
1回戦 vs浜松商業 2-1 勝
内容的には完全に負け試合でした。
2セット目以降、浜松商業のオポジットのサイド攻撃に全く対応できず、相手のアタックが簡単に決まってしまうゲーム展開となってしまいましたが、サービスエースと相手のミスでなんとか流れを引き戻し、フルセットの試合を制しました。
準決勝 vs浜松日体 2-1 勝
代替わりすれど、大会が開催されるごとに必ずと言っていいほどぶつかり合う両校。
予選の借りを返すリベンジマッチとして臨みました。
試合内容に関しても、代替わりしても昨年度までと似たような展開に。
浜松日体のパワーのあるジャンプサーブで押されればセットを取られ、それに対応できれば互角の戦いになります。
1セット目はジャンプサーブでサービスエースを何度も許しセットを奪われてしまいますが、2・3セット目は逆に浜松日体のジャンプサーブが機能せず、浜工のサイド陣が攻守に渡って活躍を見せ、またしてもフルセットの試合を制しました。
決勝 vs聖隷クリストファー 2-0 勝
Aチーム不在ながらも長身メンバーを揃える伝統校との一戦。
今大会、様々なメンバーが出場しましたが、アウトサイドヒッターを本来はオポジットであるキャプテンの吉田(M科2年・高台中)、本来はリベロの田中(E科1年・庄内中)、オポジットに小林(M科2年・南陽中)の3枚を軸にする形で挑みました。
守備的なメンバー編成ではあるものの、浜工の強みである「ラリー中もとにかくサボらずプレーする」ことをある程度体現でき、攻撃面もコース打ちやブロックアウト等の技術で1点1点積み重ねることができました。
2セット目はデュースまでもつれ込む接戦となりましたが、佐野(A科2年・湖西岡崎中)の豪快なキルブロックで流れを引き戻し、最後はこの2日間ゲームを支え続けたキャプテンの吉田がストレート打ちでブロックアウトしてゲームセット。
新チームとしては最高の出だしとなる大会優勝を果たすことができました。
酷暑の中の開催であったため、怪我や熱中症などが心配されましたが、日ごろの練習の成果もあってかチームとしては無事何事もなく大会を終えることができました。
また、これだけ暑い中でも、多くの父兄の方々が応援に駆けつけてくださり、大きな声で選手たちの背中を押して頂きました。誠にありがとうございました。
今大会は非常に多くの生徒の成長を見ることができました。
リベロの松尾(M科2年・高台中)が不在でしたが、松下(E科1年・湖西岡崎中)がしっかりとその穴を埋めました。
ミドルブロッカーは佐野・河原﨑(R科2年・高台中)の対角が、現状最も安定感がありますが、高さと活気のある望月(Ei科1年・鷲津中)も今大会で存在感を示すことができました。
セッターは野田(M科2年・与進中)がスターティングメンバーを務め、ブロックやサーブで活躍を見せましたが、途中出場が多かった髙橋(M科1年・南陽中)も、どんな場面でも明るく伸び伸びプレーできる非常に良いメンタリティーを発揮しました。
是非これから切磋琢磨して、貪欲に成長していって欲しいと思います。
また、3年生の田中(M科3年・庄内中)がベンチスタッフとして2日間、選手達をサポートしてくれました(大会閉幕後に自主的に練習している下級生の相手もしてくれていました)。
次は工業高校大会が8月上旬に開催されます。
3連覇を目指してチーム一丸となって努力していきますので、応援宜しくお願い致します。
【県ベスト8】インターハイ県大会
大会結果はこちら←
1回戦 vs常葉大橘 2-0 勝
25-22、27-25
元Vリーガーの新監督のもと着実に実力をつけてきているチームが相手でしたが、2年生オポジット吉田(M科2年・高台中)が要所でアタックとブロックで活躍し、ストレートでの勝利となりました。
2回戦 vs伊豆伊東 2-1 勝
26-24、23-25、25-17
昨年度のインターハイではフルセットとなったカードでしたが、今回も一筋縄ではいかない試合展開となりました。
エースの八木(M科3年・庄内中)にボールを集めますがなかなか得点できず、流れに乗れない浜工でしたが、対角の竹原(M科3年・曳馬中)がアタック・ブロック、そして硬軟織り交ぜたサーブでチームを牽引。
フルセットまでもつれたものの、最終セットは酒見(M科3年・湖東中)のピンチサーブから連続ブレイクを奪い、なんとかフルセットで勝利を収めました。
準々決勝 vs浜松修学舎 0-2 負
25-23、25-18
全国の舞台でも名を馳せる県王者との一戦は、どちらも譲らない熱戦となりました。
エースの八木(M科3年・庄内中)が昨日までの不調が嘘のような凄まじい集中力で得点を量産。相手の左利きのオポジットを1枚ブロックで抑え込み、アタックも上がったトスはほぼ全て得点し、相手からすると全く手が付けられないような活躍を見せ、浜工がリードして中盤まで試合は進みます。
終盤にかけても酒見のサービスエースや吉田のキルブロックで得点し、県最強チームをあと一歩のところまで追い詰めますが、最後はチャンスボールがネットを越えてしまうイージーなミスに泣き、23-25。
第2セットも食らいつくものの自力の差がじりじりと出てしまい、残念ながらストレートでの敗戦となりました。
今回も目標としていた県大会ベスト4以上には残念ながら手が届きませんでしたが、持てる力はしっかりと出し切ることができました。
この敗戦を糧に、選手権に向けてまた練習に励んでいきます。
暑い中の沢山の応援、誠にありがとうございました。
【準優勝】インターハイ 西部地区予選
「新人戦の県大会ベスト4は地域予選を免除」というルールが適用された為、西部地区では浜松修学舎・聖隷クリストファー・浜松日体の3チームが県大会からの出場となりました。よって、今大会はそれ以外のチームで西部4位の座を争う大会となり、浜工は優勝のみを目指し2日間戦いました。
大会結果はこちら←
1回戦 シード
2回戦 vs常葉菊川 2-0 勝
25-9、25-14
ー第1セットー
いつものメンバーに加えてOPの位置に大槻(Ei科3年・三ケ日中)、MBとして林(P科3年・南陽中)が出場しました。リベロには松尾(M科2年・高台中)・田中(E科1年・庄内中)と、早くも1年生が登録されました。
試合は終始浜工のペースで進み、大量リードを保ったまま1セット目を先取しました。
ー第2セットー
第2セットはOPの位置に清水(P科3年・曳馬中)、OHとして坂上(Ei科3年・東陽中)が出場しました。
清水はレセプションでチームに貢献し、坂上はバックアタックを決定するなどの活躍を見せ、無事ストレートで初戦を突破しました。
3回戦 vs掛川西 2-0 勝
25-13、25-19
ー第1セットー
OPで吉田(M科2年・高台中)が出場。
両レフトエースがシンプルながらしっかりと打ち込んでくる相手チームに対して、どれだけ抑え込めるかが勝負でしたが、相手エースの不調もあり、難なく1セット目を先取しました。
ー第2セットー
第1セットと同じように流れを掴み、ストレートでの勝利を収めました。
準決勝 vs掛川東 2-0 勝
25-16、25-15
ー第1セットー
序盤リードを広げたものの、中盤の連続ブレイクで一気に追いつかれタイムアウトを取らさせる嫌な展開となりましたが、守備から八木(M科3年・庄内中)・竹原(M科3年・曳馬中)が得点を重ねるいつも通りのパターンで点差を広げ、第1セットを先取しました。
ー第2セットー
第1セットと同じように流れを掴み、ストレートでの勝利を収めました。
決勝 vs浜松市立 0-2 負
20-25、23-25
ー第1セットー
決勝はここ数年、勝ったり負けたりを繰り返すライバル同士の1戦となりました。
アップから気合十分の浜松市立に対して、良くも悪くも平常運転の浜工。浜松市立のパワーと勢い溢れるプレー勢いに押されることなく、しっかりといなすことができるかどうかが試合の焦点となりました。また、強力なOPとMBのBクイックの組み合わせに対するブロックの位置取りも非常に重要で、こちらのMBが相手のBクイックに安易にフロントしてしまうと、相手OPが簡単に一枚ブロックとなってしまうため、しっかりとバンチ・シフトで構えてから臨機応変に対応していく必要があります。
迎えた第1セット、序盤こそサイドアウトの応酬で競り合ったものの、浜松市立のジャンプサーブをレセプション陣がコントロールすることができず、徐々に押されてリードを広げられる苦しい展開。相手の強力な左利きのOPに対しては前衛で八木がマッチアップするも、バックアタックをなかなか捕まえることができず、コート中央の守備のつなぎ目をうまく狙われて得点を重ねられてしまいます。
いつもなら繋がるボールが繋がらない、いつもならミスをしない場面でミスをする、浜工らしくない散漫なプレーが出たことが原因でなかなか流れに乗ることができず、後半なんとか追いすがるも逃げきられ、セットを先取されました。
ー第2セットー
第2セットも浜松市立の勢いは止まらず、序盤からジャンプサーブを思いきり打ち込まれ、レセプションがDパスになってしまったところをダイレクトに叩かれる場面が目立ち、一気に5点のリードを許してしまいます。
また、浜松市立はこの先浜工の守備が整うことを予測して、セット開始からセッターを1年生に交代し、このセットでなんとしても逃げ切るための勝負に出ました。
中盤以降、八木(M科3年・庄内中)・竹原(M科3年・曳馬中)・吉田(M科2年・高台中)のサイド陣が踏ん張り、セッターの山坂(M科3年・高台中)もボールを追ってベンチに突っ込む気迫あるプレーでなんとか繋いで23-24まで追いすがり、タイムアウトを取らせて運命の1ラリー。タイムアウト明け、八木がジャンプサーブを打ち込み、レセプションを崩したものの相手のアタックを止めることができず、ストレート負けを喫しました。
新人戦では聖隷クリストファーとの大接戦を演じるなど、今後の躍進を感じさせる戦いをすることができました。しかし、今大会はライバルチームに雪辱を果たされ、西部5位扱いで県大会に出場という悔しい結果に終わりました。
酒見(M科3年・湖東中)・野田(M科2年・与進中)がピンチサーバーとして得点を奪い、下級生で成長著しいMBの佐野(A科2年・湖西岡崎中)、Liの田中も重要な試合を任される等、今後に繋がる活躍もありました。
しかし、中央からの得点シーンが少なく、特にMB陣の一層の活躍がなければ、県上位チームには非常に苦しい戦いとなることが予想されます。
逆に言えば、この問題さえ解決すれば、強みである時間差攻撃やサイド攻撃がより一層際立ってくるはずです。県大会ではチームとしての集大成を見せることができるよう、精一杯努力していきます。
保護者の皆様におかれましては、父母会実施前の大会となり難しい部分をあったかと思いますが、多大なご支援を頂きありがとうございました。
引き続き、県大会も宜しくお願い致します。
県大会は18日(土)に掛川工業高校にて開催されます。応援、よろしくお願いします。
新入部員16名!
新たに16名の生徒が男子バレーボールへの入部が決定しました。
(プレーヤー15名、マネージャー1名)
(学科順)
段野 大翔(システム化学科・高台中)
桔川 加帆(デザイン科・庄内中)
安達 健人(建築科・袋井中)
大塚 一輝(建築科・東部中)
桑子 航(土木科・湖東中)
山本 朋輝(土木科・東陽中)
髙橋 昴希(機械科・南陽中)
三宅 琉惺(機械科・南陽中)
米澤抄太朗(機械科・与進中)
石田 旭(電気科・庄内中)
田中 至(電気科・庄内中)
松下 大成(電気科・湖西岡崎中)
山本 凰稀(電気科・湖東中)
望月 健翔(情報技術科・鷲津中)
河内 功太(理数工学科・蜆塚中)
桜井 暖(理数工学科・北浜東部中)
今年は例年よりも多くの新入部員を迎えることになりました。
実習と部活動との両立など、実業高校ならではの苦しいこともあるかと思いますが、そこを乗り越えてこその浜工生。
中学校で学んだことを大切にしながら切磋琢磨し、高校でも成長を続けて欲しいと思います。
また、今年度は例年よりも一足早く、今週末にインターハイ地区予選が開催されます。
現状に満足することなく、成長した姿をたくさんの方に見て頂けるよう、チーム一丸となって努力を積み重ねていきます。
祝・卒業
今年は男子バレーボール部から10名の生徒が巣立っていきました。ご卒業、おめでとうございます。
ここ数年の卒業生は、コロナ禍の影響を大きく受けてしまい、非常に悔しい思いをしてきました。
フルメンバーでの出場が叶わなかったり、大会自体が中止されたりと練習の成果を発揮する場を奪われ続けていましたが、この世代からはなんとか日常を取り戻すことができました。久方ぶりに体育館に響き渡る大きな声援と、それに応えるプレーをしている生徒達を見た時は、以前からあったはずの「当たり前」はこんなにも素晴らしいものだったんだなと皆が感じたことだと思います。
2セッター制で戦う御殿場南高校との接戦に敗れ、東海大会まであと一歩足りなかった新人戦。
フルメンバーでの出場が叶わず、リベンジに燃える島田樟誠高校の勢いを止められなかったインターハイ。
練習試合で切磋琢磨した浜松日体高校にストレートで屈した春高予選。
結果としては、惜しくも県ベスト4・東海出場には届きませんでしたが、苦しい時代が続いていた浜工男子バレーボール部の歴史を大きく切り開いた世代でもありました。
下級生がスターティングメンバーの多くを占めることになっても、主将・副主将はコートに立ち続け、それ以外のメンバーもピンチサーバーや応援、大会運営等で大きくチームに貢献してくれました。是非、下級生からも慕われるその人間性を、社会に出てからも持ち続けて欲しいと思います。
3年間、お疲れさまでした。保護者の方におかれましても、大会が開催されるごとに応援に駆けつけてくださり、多大なご支援を頂きました。誠にありがとうございました。
卒業生が築いたものを受け継ぎながら、コートの中でも、外でも活躍ができる人間の育成を目指して、努力を積み重ねていきます。
【県ベスト8】新人戦 県大会
昨年度はあと一歩で東海大会出場を逃した本大会。
西部地区準優勝校としてリベンジを果たすべく、県大会に臨みました。
スターティングメンバーは地区予選と変更なく、
S:山坂(M科2年・高台中)
OH:竹原(M科2年・曳馬中)、八木(M科2年・庄内中)
MB:中道(E科2年・与進中)、佐野(A科1年・湖西岡崎中)
OP:吉田(M科1年・高台中)
Li:松尾(M科1年・高台中)
という布陣に加え、吉田の高さを補う杉村(M科1年・高台中)。
また、ピンチサーバーとして酒見(M科2年・湖東中)、大槻(Ei科2年・三ケ日中)、坂上(Ei科2年・東陽中)が起用されました。
1回戦 vs日大三島 2-0 勝
25-23、25-14
攻撃力のあるチームでしたが、ストレートでの勝利を収めました。
2回戦 vs御殿場南 2-0 勝
25-23、25-15
昨年度の準々決勝と同じカードとなった一戦。
昨年度はツーセッター制で常にネット9mの幅を存分に使う攻撃に対応しきれませんでしたが、今年はストレートで勝利。
昨年のリベンジを果たすことができました。
準々決勝 vs静清 0-2 負
16-25、16-25
県内屈指の強豪校との一戦。10点前後までは食らいつくものの、その後は離される苦しい展開。
こちらの攻撃にしっかりと対応できる静清と、オポジットがなかなか止められない浜工という図式を覆すことができず、ストレートでの敗戦となりました。
昨年度と同じベスト8という悔しい結果に終わり、またしても東海大会には一歩届きませんでした。
この経験を糧に更に練習に励んでいきたいと思います。
保護者の方におかれましても、多大なご支援、誠にありがとうございました。
あと一歩先の世界をチーム全員で見られるよう、そこで戦う姿を見せて恩返しができるよう邁進していきます。
まだシーズンは始まったばかりです
これからも浜工男子バレーボール部への変わらぬ声援を、是非宜しくお願い致します。