活動の記録

 建築研究部

【建築研究部】祝入学!黒板アート

建築科の新入生を歓迎するために、建築研究部で黒板アートを制作しました。

 

入学式前日、2年生の9名で協力して描きました。

まずは、文字と担任の似顔絵を…

どちらもバランスが難しい!

 

 新入生の笑顔を思って心を込めて描いていきます。

 

完成したところがこちら。

 

いよいよ入学式を迎え、浜工での生活が始まります。
新入生を温かく迎えたいという先輩達の思いを受け取ってくれたら幸いです。

 

 

【建築研究部】建築デザインコンペ 審査員特別賞受賞

NPO法人 都市の木質化プロジェクト主催の第1回 岡崎産木材を活用した学生・建築デザインコンペティション 2022が開催されました。

このコンペは、地元産木材の活用を念頭に、岡崎市に現存する保育園の大規模改修・改築整備事業を取り上げ、学生の提案を募るものです。

岡崎市は総面積 3.8 万ヘクタールのうち約 60%を森林が占めており、「豊かな緑に囲まれ た」愛知県の中核都市の一つです。

そのため、脱炭素・温暖化抑制の観点から、森林の持続性や木材利用に関心を持つ人材を育て、木造建築の推進を支える人材の裾野を広げることを目的にこのコンペが開催されました。

 

浜工からは、参加を希望した2年生11名で挑戦しました。

このメンバーは、昨年豊橋市の保育園実施コンペに挑戦したメンバーでもあります。
 

昨年11月、岡崎市にて、市役所の方から岡崎市における林業や木材の現状に関するレクチャーを受け、現地調査を実施しました。

 

 

それから4ヶ月かけて、11名で議論を重ね設計を進めてきました。

 

 

3/26(土)、岡崎市にて、最終審査会が行われました。

 

参加したのは、MOKKO(大学生団体)、名古屋大学、愛知工業大学、愛知産業大学の学生と浜工建築研究部になります。

大学生の中に、唯一の高校生ということもあり、緊張しながらブースに展示をおこないました。

審査委員は、株式会社もりまち 取締役、NPO 法人 都市の木質化プロジェクト 理事をはじめ、

竹中工務店 木造•木質建築推進本部 や withU architects 一級建築士事務所の実務家、岡崎市役所といった岡崎の木材・建築に関わる方々です。

さらに、当日は、岡崎市市長、副市長も審査にお見えになりました。

 

15分のプレゼンテーションと10分の質疑応答を各チームが実施し、審査が行われました。

 

 

 

結果は・・・審査員特別賞を受賞しました!

 

 

終了後には、審査員でもある建築家や大学教授からご助言を頂きました。

 

このコンペでは、大学生のプレゼンテーションに刺激を受け、自分たちの課題も見つけられました。

引き続き、3年生の課題研究につなげていきたいと考えています。

防災復興コンペ 第3回授業

建築研究部3年生が挑戦している防災コンペの第3回授業が実施されました。

オンラインで、実施され、浜工からは廃校の防災拠点活用の提案しました。

愛媛大学 山口浩司教授、名古屋工業大学 中居楓子助教、東京大学と豊橋技術科学大学の大学院生に見ていただきました。

各先生から「地域のよりよい理解」を下敷にした「災害復興への備え」を建築的に提案するためのアドバイスを頂きました。

11月27日の復興デザイン会議本番にむけて今後、ブラッシュアップしていきます。

 

復興デザイン会議についてはこちらをご覧ください。

 

全国中学生・高校生復興デザインコンペ2022については、こちらをご覧ください。

旭ヶ丘幼稚園 靴箱改修プロジェクト

現在、建築科とデザイン科が中心となり、旭ヶ丘幼稚園の靴箱改修を計画しています。

 

日常で学んだ知識や技術を活かしてできる地域貢献を模索している中で、このプロジェクトが動き出しました。

 

幼稚園へのヒアリングによると、幼稚園の靴箱が経年劣化で一部の破損や汚れに困っているとのこと。

靴箱の補修をしつつ、園児が喜ぶようなデザインを施すことができたら・・・と園長先生。

そこで、建築科による靴箱補修とデザイン科によるデザインによる靴箱改修プロジェクトがスタートしたのです。

 

先だって、建築研究部の3年生が大まかなな寸法を実測し、CADで図面を描き、必要な材料の発注をしていました。

 

でも、実際の靴箱は、直角が出ているわけではありません。

実際に作ろうとすると正確な寸法や角度の情報が必要となります。

そこで今日は、2年生ができるだけ詳細に実測してきました。

 

今後、デザイン科と連携し、園児が喜んでくれるような靴箱改修に向けて活動していきます!

 

なお、この活動は静岡教弘教育活動奨励賞として助成を頂いております。

令和4年度 新時代を拓く高校教育推進事業 プロフェッショナルへの道

今年度も、建築研究部では高度熟練技術者や専門分野の技術者の企業から講師を招聘し、技能・知識両面のスキルアップを目指す事業である、「プロフェッショナルへの道」を実施しています。

地元で活躍されている村木 幹直 様(有限会社 村木建築工房)と、大瀧健太 様(大瀧建築)から、手工具の取り扱い、木材加工の技術を指導して頂いています。

今年度は3年生が手刻みによる東屋の制作、2年生は鉋(かんな)の仕込みと椅子制作、1年生は鑿(のみ)研ぎと3級技能検定課題制作を主に取り組んでいます。

 

2年生の鉋削り

 

3年生は手刻みで小屋を製作しました。

 

1年生は鑿研ぎから。

 

今日は、先日の文化祭でもお披露目した3年生が手刻みで制作した東屋を組み立てました。

 

3年生が主体となり、1〜3年生が協力して組み立てていきます。

 

安全に注意しながら。

 

完成後に、村木様と大瀧様からアドバイスを頂きました。

お二人からは、実寸で建築を考えることの大切さを教えていただきました。

 

 

 

完成後には全員で記念撮影。

 

今後も、実寸で考えることを大切にしながら建築を究めていきます。