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2026年8月の記事一覧

SuperCon2026 本選(全国大会)第2位獲得!

夏の電脳甲子園「 Supercomputing Contest   2026(SuperCon2026)」 の本選(全国大会)に、本校の情報処理部からチームRG255BとGreedyの2チームが出場し、2年生と1年生の混成チーム、Greedyが2位を獲得しました。

【本選チームメンバー】

チーム:Greedy 小山陽生(情報技術科2年)、高林快(情報技術科2年)、石川暁(情報技術科1年)
チーム:RG255B  広瀬大吾(機械科3年:昨年の本戦出場者)、市川天河(情報技術科3年)、松浦航亮(情報技術科3年)

SuperCon2026 は、8月17日(月)~20日(木)の4日間にわたり、理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」を用いて行われました。入賞したのは以下の3チームです。 

順位 チーム名 学校名 正方形辺長  得点 
第1位 LogConst 富山県立富山中部高等学校   415.041   40
第2位 Greedy 静岡県立浜松工業高等学校  416.417   30
第3位 MCHGirls 盛岡中央高等学校  416.996   22

 

 

 

 

     
2位を獲得したチームGreedy   2位表彰状   チームRG255B

 

 今回の本選課題は、「充填問題の最適化」でした。正方形の領域内に、大きさの異なる固定サイズの円盤を、重なり合わないよう最密に敷き詰める方法を考える問題です。
これは、物理学における「ジャミング」現象として知られているもので、サイズが異なる円盤を扱うため、隙間への配置方法次第で充填率が大きく変化します。

総合順位は、3000 個の円盤の初期座標および直径が記録させれた8組の各データセットごとに、正方形領域の小さい順に5~1点の得点がつけられ、8問の合計得点によって決定されました。

結果は僅差でしたが、1,2年生の混成チームGreedyは見事2位に食い込むことができました。4位以下の成績は後日各チームごとに連絡が来ることになっています。

入賞チームの戦略は以下のようなものでした。

チームLogConst(富山県立富山中部高等学校 )

・Lubachevsky–Stillinger algorithm
・SWAP MC
・FIRE法

チームGreedy(本校)

・三角格子構造探索
・FIRE法
・MC法 [熱浴法]

チームMCHGirls(盛岡中央高等学校)

・問題ごとに探索ポートフォリオを切り替え
・粒径差小:結晶配置探索
・粒径差大:局所的な詰め込みと再配置(SWAP)

また、出題者からは次のような講評をいただきました。

・ポートフォリオの切り替えなどよく問題を分析し、極めて専門性の高い技術,最先端の技術を用いていたと思います。
・また、技術,戦略ともに素晴らしく、高校生が博士論文レベルの計算をしていて驚いたとともに、皆さんと一緒に研究がしたいと思いました。
・多くのチームが、並列処理により計算機資源 (196コア) を有効に活用し、スパコン利用の劇的に敷居が下がったこと感じました。

 



SSH生徒研究発表会(in神戸)

今年も、8/4(火)~8/6(木)に神戸国際展示場で開催された「SSH生徒研究発表会」に参加しました。SSH生徒研究発表会は日本全国のSSH指定校等の代表生徒が集結し、日頃の課題研究の成果を発表するイベントです。

本校からは、私とEi3 椛 稜真、Ei3 鈴木 崇矢の3人が代表発表をさせていただきました。

研究テーマは「キャンプ利用者を対象としたローカルLLM 観光案内システム」です。本校のGPUサーバー「SuDUME」を活用したローカルLLMを構築し、課題であるハルシネーション(AIが事実と異なる情報を生成する現象)の解消に取り組みました。具体的には、複数の生成AIモデルの比較検証やRAGシステムの導入による効果検証を実施しました。さらに、研究を実用段階まで発展させ、キャンプ利用者向けアプリケーション「はまキャンプ」への実装・公開まで行ったことが、本研究の大きな強みです。

残念ながら、いずれの賞も獲得することができませんでした。しかし、全国のレベルの高い指定校の方々とコミュニケーションを取ることができ、私たちの研究に興味・関心を持っていただいたり、貴重な意見をもらうことができました。SSHでなければできない経験をさせてもらえたことを感謝しています。

今回の研究発表で感じたのは、昨年の教訓を活かして検証を行うことはできましたが、数理モデルなどを作り、検証することが大切だと思いました。この経験を後輩に引き継ぎ、来年はさらに質の高い研究発表につなげていきたいと思います。

By 情報技術科 弓桁陽太



SuperCon2026 本選競技が終了しました

今日は、Supreconputing Contest 2026 本選4日目です。

13:00 をもって本選競技が終了しました。今日は、両チームとも「富岳」の4ノード×48コアすべてを利用する並列処理プログラムを完成させ、提出することができました。課題プログラムのレポート提出も終わり、あとは明日の結果発表を待つばかりです。

【問題と競技概要】

今回の本選課題は、「充填問題の最適化」でした。正方形の領域内に、大きさの異なる固定サイズの円盤を、重なり合わないよう最密に敷き詰める方法を考える問題です。
これは、物理学における「ジャミング」現象として知られているもので、サイズが異なる円盤を扱うため、隙間への配置方法次第で充填率が大きく変化します。このような充填問題は、粒状物質からなる材料の性質を理解したり、限られた空間を有効に利用するための最適化問題として重要だそうです。

競技では、3000 個の円盤の初期座標および直径を記録したデータセットが8組与えられます。各データセットごとに正方形領域の小さい順に、5~1点の得点がつけられ、8問の合計得点によって総合順位が決定されます。 

問題イメージ 競技終了後の様子
 
(左)チーム RG255B・最適解を提出できず沈んでいます(右)チームGreedy・持てる力を出し切りリラックスしています

 

チームRG255Bは、完成したプログラムを提出した後、さらに良い解が得られるプログラムができたようなのですが、提出時間に間に合わずうなだれていました。一方のチームGreedyは、満足いくプログラムを完成できたようで、意気揚々としていました。

両チームに、競技を終了しての感想を聞いてみました。
 
チームRG255B(広瀬・市川・松浦)

・問題は去年よりも単純でしたが、すぐに息詰まることが多く、より多角的な視点を持つことが重要視されました。また、この大会ではAIの使用が認められており、どのAIをどう使用するのかがとても大切でした。
・実力が足りずプログラミング面ではほとんど貢献できなかったけれども、自分ができる部分を頑張り少しでもチームの力になれたと思うので良かったです。
・初めての本選でしたが、複数人で1つのコードを作るのは新鮮で楽しめました。競技期間が短く大変でしたが、チームとして提出できたので良かったです。

チームGreedy(小山・高林・石川)

・大会が始まった序盤は富岳の使い方でかなり苦戦しましたが、先輩やチューターに教えてもらうことで使い方に慣れることができました。その後は問題に集中することができ、最終日には無事提出に持ってくことができて良かったです。
・初参加だったので知らないことが多く、とても焦りましたが、チームで協力してなんとか乗り越えられました。なによりもチームで楽しく競技ができたのでとてもよかったです。最終提出のときは時間がぎりぎりで本当に焦りましたが、なんとか提出までいけて本当に安心しました。
・初めてのスパコンで、富岳の使い方に苦戦しましたが、最後まで改善をすることができて良かったです。

 

結果は明日の表彰式・閉会式(Zoomでのオンライン)で発表されます。
【日時】2026年8月21日(金)14:00~16:00

 



SuperCon2026 本選2日目

今日は、Supreconputing Contest 2026 本選2日目です。メンバー全員がSuperCon実行員会から支給された「SuperCon Tシャツ」を着て競技に臨んでいます。

 sRG255B,Greedyの両チームとも、順調に課題プログラムの実装が進んでいるようです。どちらのチームもビジュアライザーを作り、実行結果を視覚化しながら最適配置を探っています。この後、並列処理の実装を進め、さらに良い解を追及してほしいものです。並列処理の実装は明日になりそうです。

「富岳」が使えるのは残り1日半、並列処理はスーパーコンピュータの性能を引き出す決め手となるので、最後まで粘り強く頑張ってくれることを期待しましょう。

 

チーム sRG255B の様子

 
チーム Greedy の様子

 



SuperCon2026本選が始まりました!

夏の電脳甲子園「Supercomputing Contest 2026」の本選が始まりました。 
今日から5日間(8月17日(月)~21日(金))にわたり、全国から予選を勝ち抜いた 17校20チーム が熱い頭脳戦を繰り広げることになります。 本選は、日本が世界に誇るスーパーコンピュータ「富岳」を使⽤してオンラインで行われます。

本校からは昨年に引き続き、情報処理部の2チームが出場します。本校は16年連続の本選出場で、2チームが出場するのは今回で14回目です。出場チームは、昨年度出場者1名を要する3年生チームと1年生と2年生の混成メンバーからからなる2チームです。3年生の2名と1,2年生全員が初出場です。

出場チームのメンバーは、以下の通りです。

チーム: RG255B  広瀬大伍(機械科3年:昨年の本戦出場者)、市川天河(情報技術科3年)、松浦航亮(情報技術科3年)

チーム: Greedy 小山陽生(情報技術科2年)、高林快(情報技術科2年)、石川暁(情報技術科1年) 

 

 (前列)チーム: Greedy、(後列)チーム: sRG255B

大会初日の様子

9:00より開会式が開催されました。その後、10時30分頃まで約1時間半にわたってオリエンテーションが行われ、本選課題、スーパーコンピュータ「富岳」の構成と使用方法の説明、並列処理の考え方とOpenMP、MPI などの講義を受けました。

大会規則上、詳細は述べられませんが、今回は「円盤を効率よく詰め込む」課題が出題されました。オリエンテーション終了後、チームメンバー達は早速プログラミンの戦略を練り始めました。富岳の4ノード、各ノード48コアのCPUでどの様に並列処理を行うかが勝負の鍵となりそうです。

その後、昼食を挟んでいよいよ13:00から本選課題のプログラミングの開始です。まずは問題を読み込みプログラムの戦略を検討しているところです。

本選課題のプログラム作成は完成したプログラムの提出締め切りは大会4日目(8/20(木))の13:00です。
なお、最終日(8/21(金))は結果発表と表彰式となります。