情報処理部のトピックス
部内コンテストを開催しました!
浜工の情報処理部では、2年生の先輩から1年生の後輩に、競技プログラミングの授業をすることが伝統となっています。
今日は、その授業内容の確認として、1年生向けのコンテストを実施しました。
(このコンテストと同じ問題セットで、2~3年生向けのコンテストも実施しました。)
問題は、すべて浜工独自のジャッジシステム(HOJ)のオリジナル問題です。
今回のコンテストは、1年生にとっては、5回目のコンテストとなっています。
今年の1年生は、特に情報技術科の上位3人が優秀です。
競技においては、先輩も後輩もありません。
パソコン甲子園(PCK)や日本情報オリンピック(JOI)などで、先輩を超えるような成績を見せてくれることを期待しています。
なお、今回のコンテストの問題は、HOJで公開されていますので、ぜひ挑戦してみてください。
by 内田侑希(情報技術科2年)
問題セット(出題順)
- Hell World
- いぬのあな
- うっちーとうっちーのおかいもの
- Math Functions
- Number-Collection
- 掛けても素数!?
- subscription(サブスク)
- GouSorter2
- 強欲な壺
コンテストに取り組む1年生たち
SuperCon2023本選(全国大会)へ2チーム出場
本校は 13年連続の本選出場 、2チームが出場するのは今回で11回目となります。また、チームメンバーは全員が2年生です。
今回の予選はこれまでになく難易度が高く、3年生チームは予選問題を完成できずに全滅してしまいました。これでは予選通過が危ういのではないかと心配していましたが、予選通過した2チームは最後まで諦めずにプログラムを完成させ、なんとか本選へ進むことができホッとしています。
本選出場(チーム: null)
内田侑希(情報技術科2年)、小林昊一郎(情報技術科2年)、杉山雄哉(理数工学科2年)
本選出場(チーム: TAG3)
チーム:null | チーム:TAG3 |
以下は本選へ出場する全18チームです(チーム名のアルファベット順)。
学校名 | チーム名 |
白陵高等学校 | ainib |
麻布高等学校 | BeatAll |
松本秀峰中等教育学校 | bubuzuke |
開成高等学校 | honyanya |
岩手県立盛岡第一高等学校 | JA7YAF |
灘高等学校 | KMB76 |
千葉県立長生高等学校 | KohakuCH |
富山中部高校 | middle |
静岡県立浜松工業高等学校 | null |
東京都立産業技術高等専門学校 | O |
横浜市立南高等学校 | PequalNP |
筑波大学附属高等学校 | prism |
横浜市立南高等学校 | setlove |
静岡県立浜松工業高等学校 | TAG3 |
筑波大学附属駒場高等学校 | Takenoko |
筑波大学附属高等学校 | TCA |
兵庫県立宝塚北高等学校 | TKgs |
桐朋高等学校 | tohotech |
SANGI AWARD 2023 IT競技会 入賞賞品を授与しました
去る3月21日に行われた、SANGI AWARD 2023 IT競技会 プログラム部門 での入賞賞品が送られてきましたので、各入賞者に授与しました。
以下の入賞賞品をいただきました。
(団体戦)優勝:空気清浄機
(個人戦)2位:タブレット端末、4位:サーキュレーター、5位:Bluetooheワイヤレスヘッドフォン、6,8,9位:スターバックスカード
個人戦2位の田中君(Ei3)と同4位の内田君(Ei2) | 団体戦優勝(部長の鈴木君(Ei3)と副部長の内田君(Ei2)) |
SANGI AWARD 2023 IT競技会 プログラム部門 団体戦優勝・個人戦2位
3/21(火)春分の日、SANGIAWARD 2023 IT競技会(静岡産業技術専門学校主催)がZoomによるオンラインで開催され、プログラム部門には県内から9校93名が参加し、本校の情報処理部からは20名が参加しました。
プログラム部門は、情報オリンピックなどと同様、アルゴリズムとプログラミングのスキルを競う競技で、制限時間内に与えられた問題を解くプログラミングの速さと正確さを競います。
今大会の本校の成績は、団体戦優勝、個人戦2位の成績でした。
この大会には2013年より参加していますが、2021年大会まで本校は団体、個人とも優勝を逃したことはありませんでした。
ところが、昨年初めて団体戦、個人戦とも2位に陥落。今大会は、団体戦では昨年の雪辱を果たし優勝したものの、残念ながら個人戦での優勝を勝ち取ることはできませんでした。
確かに集団としては一定水準以上のレベルはあるものの、全国レベルの大会で好成績を残すことを目標としている本校としては、県内の大会で個人優勝できないようでは到底全国では戦えません。
4月から迎えることになる新入部員も含め、個の力をもっともっと高めていく必要がありそうです。
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日本情報オリンピック本選出場
12/11(日)に、情報オリンピックの国内二次予選が行われました。
本校から情報処理部の2名がこの予選を通過し、来年の夏ハンガリーで行われる、国際情報オリンピック(IOI2023)の日本代表選手候補(春期トレーニング合宿メンバー)を選考する本選に進むことができました。
本選に進むことができたのは、田中健詞君(情報技術科2年)、内田侑希(情報技術科1年)です。
本選出場の選考枠はいくつかありますが、両名とも予選成績Aランク枠での出場です。
今回で本選出場は17年連続になりますが、成績上位枠で本選に進むのは2年ぶり、1年生が本選に進んだのは6年ぶりになります。
両名とも、日本代表候補に選考されるにはまだまだ努力が必要ですが、特に1年生ながら成績Aランクで本選出場を果たした内田君には来年もチャンスがありますので、今回は多くの経験を積んでもらいたいと思います。
また、情報処理部所属ではありませんが、情報技術科2年の山脇真乃さんも日本情報オリンピックの女性部門の予選を通過し、本選に出場します。
女性部門の本選は、来年夏に開催されるヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2023)の日本代表選手候補選考会を兼ねています。
なお、本選は、2023年2月5日(日)・2月12日(日) に、 女性部門の本選は 2023年1月22日に、どちらもオンラインで開催されます。
パソコン甲子園2022本選「プログラミング部門」で「審査員特別賞」を受賞
パソコン甲子園2022の本選(全国大会)が11/5(土),6(日)の2日間に渡って会津大学で行われました。今回は3年ぶりの現地開催でした。
本校からは、
「プログラミング部門」に、大場樹君(情報技術科3年)、尾崎洸太君(情報技術科3年)
「モバイル部門」に、深田大貴君(情報技術科3年)、古橋龍汰君(情報技術科3年)、松村恵杜君(情報技術科3年)
が出場しました。
「プログラミング部門」は、地域選抜枠での本選出場であり、実力では上位チームに遠く及ばないため、本選の優先目標を8位入賞、静岡県勢1位、審査員特別賞獲得の順に定めて臨みました。
結果は、残念ながら8位入賞も県勢8位も果たすことができませんでいしたが、最低目標であった審査員特別賞を勝ち取ることができました。審査員特別賞は、審査対象課題を正解させたチームの中で、最もきれいで無駄のない簡潔なプログラムを書いたチームに与えられる賞です。
入賞チーム以外の最終順位はまだ確定していません、おそらく36チーム中24位前後と思われます。実力的にはもっと上位を狙えるはずでしたが、4番の問題の沼にはまり抜け出せなくなり、他の問題に手を付けられなくなったようでです(今大会は4時間で解く課題が2問出題されました)。審査員特別賞を獲得したものの、本来の実力を発揮できずに終わってしまい、悔しい結果に終わってしまいました。
「モバイル部門」はテーマに基づいたAndroidアプリを作り、そのアイデやデザイン、完成度や実用性を競うものです。今大会のテーマは「温故知新」で、本校チームは、待ち合わせを便利にする待ち合わせを便利にするアプリ「あせんぶらいと」を作っての臨みました。このアプリは、自分の過去の行動履歴から、待ち合わせ時間に間に合うように出発する時刻を自動的に知らせてくれたり、集合場所の位置共有を安全に行う機能などが搭載されています。
残念ながら入賞はできませんでしたが、当日のプレゼンテーションも堂々としていて、立派にできたと思います。また、アプリのデザインや操作性も良く、高い完成度に仕上げたメンバー3人の努力は評価に値します。
なお、今大会は20周年記念大会であり、本校は競技とは別に「大会功労賞」をいただきました。これは、過去10年間に10チーム以上の本選出場を果たし、パソコン甲子園に多くの貢献をした学校に与えられる感謝状です。
パソコン甲子園 プログラミング部門本選(全国大会)出場
パソコン甲子園 プログラミング部門の本選(全国大会)出場チームが9月26日(月)に発表され(詳細は こちら )、本校 情報処理部 の チーム『味のしない輪ゴム』(大場樹、尾崎洸太(情報技術科3年)) が本選出場を果たしました。 本校の本選出場は、今回で19年連続 (最多出場記録更新中) となります。
また、既に本選出場を決めているモバイル部門のチーム『福井順子』とあわせ、7年ぶり5回目の2部門同時本選出場になります。
本選出場のチーム『味のしない輪ゴム』
プログラミング部門の予選は、9月10日(土)に全533チーム(2名/1チーム)で行われました。難易度の異なる全11問(200点満点)が出題され、それを解くプログラムの正解数による得点を競いました。
本選に進めるのは、この予選成績の上位10チーム(成績枠)と、地域性を考慮して実行委員会が選出する26チーム(地域枠)の計36チームになります。
本校は、これまでこの部門で常に県内トップの予選成績を維持していたのですが、今回の予選は競技終盤まで静高、清水東の後塵を拝し、成績枠はおろか地域枠での本選出場も危ぶまれる状況でした。しかし、競技時間の残り30分で清水東に追いつき、なんとか首の皮1枚つながり地域枠での本選出場となりました。
SuperCon2022本選 結果発表・閉会式
夏の電脳甲子園「 Supercomputing Contest 2022」 の本選が終了しました。
8月22日(月)~25日(木)の4日間にわたり、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた熱い戦いが繰り広げられました。本校からは情報処理部の2チームが出場し、以下のような結果となりました。
チーム: ideal(10位)
菊池悠矢(情報技術科2年)、佐藤瑛太(情報技術科2年)、田中健詞(情報技術科2年)
チーム: glege(12位)
河合拓人(情報技術科3年)、古橋龍汰(情報技術科3年)、山﨑翔夢(情報技術科3年)
残念ながら順位は今ひとつ振るいませんでしたが、両チームとも現在持てる力は出し切ったということで、充実した4日間だったようです。
また、気候変動や宇宙誕生のシミュレーション、身近なところでは天気予報やコロナの飛沫のシミュレーションなどで活躍しているスーパーコンピュータですが、その性能を生かすためには、いかに並列化を考えたプログラムが大切だということが「富岳」のプログラミングを通して実感できたようです。
3年生チームのglegleはこれが最後のSuperConとなりましたが、それぞれの進路先で今回の経験を生かしてくれるものと思います。
チームidealはまだ2年生ですので、今回の反省を踏まえて(解法を3つほど試したようですが、最後の解法をもっと早く思いついていればもう少し上位が狙えたようです)、来年はさらに上位を目指して再挑戦してほしいものです。
ちなみに、入賞したチームは以下の通りです。
1位 Citrus 灘高等学校
2位 noCrepuS 渋谷教育学園幕張高等学校
3位 bubuzuke 松本秀峰中等教育学校、T0M0K4ZU 東京工業大学附属科学技術高等学校
1位の灘高等学校のCitrusは、2年連続での優勝です。昨年に引き続き、驚異的な得点で他チームを圧倒しての優勝でした。
なお、今回の本選問題は、オートマトンで文字列の識別と数え上げを行うものでした。詳細はこちらを参照して下さい。
閉会式後は、協賛企業が提供する景品のあみだくじによる抽選会が行われました。競技の成績は今ひとつでしたが、なんと今回の目玉景品を含め、二人もあたりを引きあてました。
佐藤君:富岳のCPUである「A64FX」のチップを埋め込んだカード←今回の目玉
河合君:googleバッチ
閉会式と抽選会 | |
SuperCon2022本選の競技が終了しました
今日は、Supreconputing Contest 2022 本選4日目です。
13:00 をもって本選競技が終了し、両チームとも課題プログラムを無事提出することができました。
15:00 までに、課題プログラムのレポート提出も終わり、あとは明日の結果発表を待つばかりです。
両チームとも、最適解とまではいかないまでも、まずまずの結果を出せたようです。
明日は大会最終日で、14:00~結果発表、表彰式、開会式となります。
課題プログラムのレポート作成中 | |
3年生のチームglegle | 2年生のチームideal |
SuperCon2022本選2日目
今日は、Supreconputing Contest 2022 本選2日目です。
3年生チームは、午前中にシングルスレッドでの課題プログラムが完成し、現在並列化に取り組んでいます。
今のところ、まだ制限時間内に解が得られずせず、今一歩のところで苦しんでいるようです。
2年生チームは、シングルスレッドでのプログラムでまだ正しい解が得られないとのこと。
なんとか頑張ってほしいです。
3年生のチームglegle | 2年生のチームideal |