情報技術科
情報技術科3年生 会社見学・大学見学
6月6日(火)情報技術科の3年生が会社見学と大学見学へ行ってきました。
見学したのは「株式会社アイシン」と「豊橋技術科学大学」です。
アイシンでは、会社概要の説明を受けた後、主に「アイシン学園」を見学しました。アイシン学園はものづくりの現場で活躍するリーダーを養成する企業内訓練校です。
見学終了後、学園修了後の配属先や取得しておくと良い資格、寮生活、女性のの割合や仕事内容などの質問が出ました。
株式会社アイシンにて |
豊橋技術科学大学では、大学概要の説明を受けた後、「電気・電子情報工学」と「情報・知能工学」課程の研究室を見学させていただきました。
高度な研究内容に「難しそう」という感想が多く聞かれましたが、社会に役立つ研究の一端に触れ、興味を惹かれたようです。
情報技術科では四割ぐらいの生徒が進学しますが、是非自分の進路選択の参考にしてもらいたいと思います。
豊橋技術科学大学にて |
【授業紹介】LANケーブルの製作 ネットワーク技術(3年・選択)
今年もネットワーク技術の実習が始まりました。
今回は初回ということで、今後自分たちが実習で用いるLANケーブルを自作しました。
LANケーブルは確実な通信を行うために、磁束を打ち消すよう内部の配線をねじってあったり、心線やプラグに様々な種類があったり、多くの工夫がなされています。そういった座学で学んだ知識を実物を見て確かめながら、製作を進めていきました。
内部のやや硬めの信号線を真っすぐに手で伸ばし、切りそろえてからプラグに差し込み圧着します。
口で言うのは簡単ですが、丁度いい長さに切りそろえ、心線とプラグの内部がしっかりと圧着できなければならないので、慣れるまではなかなかうまく作れません。
完成したら、最後にテスターを用いて導通のチェックをします。今回は両端の結線が同じ配列になるストレートケーブルを製作したので、「ストレートケーブル OK」と画面に表示されれば、通信ができるケーブルが完成した証拠です。
一発でOKが出て喜ぶ生徒もいれば、エラーが出てしまい泣く泣く作り直す生徒も…
早々とOKが出た生徒達には、授業で使うLANケーブルの修理をお願いしました。
次の実習はリピータハブとスイッチングハブの特性の違いについて、実際にネットワークを構築しながら学んでいきます。
今後も知識だけに偏ることなく、技術に直接触れながら理解を深めていきます。
【授業紹介】1年生の工業基礎が始まりました
情報技術科で1年生の工業基礎が始まりました。1年生にとって初めての実習の授業です。
今日は、情報技術科のコンピュータ設備の基本的な使い方の説明を受けた後、これから毎日のように触ることになるキーボードに慣れるため、タイピングの基礎練習を始めました。
このタッチタイピング(キーを見ずに打つ技術)の修得が、情報技術科での最初の山場になります。これをおよそ三週間で身に着けます。
タッチタイピングにセンスは必要ありません。
手元を見ない・指を毎回ホームポジションに戻す・スピードよりもまずは正確性を求める、などなど…
さまざまなことを意識しながら、練習をコツコツと積み重ねていくことが上達の近道です。
まずは、キーボードを見ずに1分間100文字打てることを目指して練習します。この目標に到達できているかどうか、3週間後にテストが行われます。
【SSH・情報技術科】研修5日目
SSH生徒海外研修
ホワイトホース最終日の今日は、未明のオーロラ観測に続き、マグブライド博物館の見学と、
JCAY(ユーコン日系人会)の方々との交流に臨みました。
博物館では偶然日本人の職員の方にお会いし、大変嬉しいことに展示のツアーを提案してくださいました。
1時間半ほどかけて、先住民に関する展示やゴールドラッシュの歴史、ユーコンの動物の剥製などを
じっくり楽しむことができました。
JCAYの方々からは、日本という国をどのように捉えるか、日本人としてのアイデンティティにまつわる話、
外国の地での暮らしなど、生徒にとって刺激的な話がたくさんあったように思います。
現在はバンクバーに移動しています。あとは無事に帰国するのみです。
【SSH・情報技術科】研修4~5日目
SSH生徒海外研修
研修も5日目となり、ホワイトホースで過ごす最後の日となりました。
未明にはカーテン状のオーロラが現われ、揺らぐ様子もはっきりと見えました。