情報技術科
【授業紹介】工業技術基礎(1年・必修)
本日は1年生の「工業技術基礎」の授業が行われました。
工業技術基礎では、1学期に情報分野における基礎的な知識やスキル(主にキーボードを見ないで入力を行うタッチタイピングと、実習設備の使用方法)を身に着けます。
そして2学期から6~7名ほどの班に分かれ、様々な実習をローテーションで学んでいきます。
授業内容はハードウェア・ソフトウェア偏りなく実施され、本日はC言語、電力供給の法則、Kicad、論理回路(論理圧縮)の4つのテーマに各班が分かれて実習を行いました。
C言語はプログラミング技術という授業と並行して行われ、今回はプログラミングの基本である「配列」について学びました。
プログラミングの授業では、どの学年も情報処理部のメンバーが活躍します(情報処理部のページはこちら)。分からないことも教えあいながら、コツコツと理解を深めていきます。
Kicadは電子回路の設計を行いつつ、それをプリント基板へスムーズに変換できるソフトです。今回はその基礎的な使い方を学びました。
電力供給の法則、論理回路(論理圧縮)は実際に回路を組みながら、実験結果を記録していきました。
現代ではコンピュータが進化し、ハードウェアについてよくよく理解していなくても、とりあえずプログラムを組んで動作させることが可能になりました。
しかし、自分の進路について考えを深めつつ、これからの情報技術を支える人材を目指すならば、プログラムなどのソフトウェアに偏ることなくハードウェアについて理解することも、非常に重要なことです。
この前入学したと思った1年生も、もうすぐ2年生。
その場しのぎの暗記で逃げることなく、しっかりと頭で汗をかきながら頑張っていきます。
【授業紹介】ネットワーク技術(3年・選択科目)
現在3年生が「ネットワーク技術」という授業の中で、トラブルシューティング実習に挑戦しています。
ネットワーク技術では、今や誰もが利用する「インターネット(ネットワーク)」という技術について、その成り立ちから、なぜ世界中の人々と通信できるのか、どのような決まり(プロトコル)で機器同士が繋がっているのかを総合的に学んでいきます。
授業の中では、それらを理解するための座学だけでなく、LANケーブルを自作したり、ノートPCやスイッチ、ルータなどの機器を用いてネットワークを構築したり、実習も数多く実施します。
実際に用いられている情報機器を用いて、自分で設定を変更したり、ハブにケーブルを繋いでみたりすることで、より体験的に学びを深めていけるよう授業が構成されています。
その集大成として臨んでいるのがこのトラブルシューティング実習です。
教員があらかじめ構築したネットワーク内部に障害を仕込み、わざと不具合を発生させておきます。その不具合を、生徒は今まで学んだ知識と実習での経験を班ごとに総動員して原因を特定し、ネットワーク構成図通りの正常な状態に復旧させる(トラブルシューティングする)、といった内容のものです。
一口に「インターネットに繋がらない」といっても原因は多種多様です。単純に機器のどれかの電源が入っていないだけかもしれない、ケーブルの断線や機器の不具合といったハードウェアの問題かもしれない、果てはDNSサーバやDHCPサーバの設定ミスなどのソフトウェア的な問題かもしれない…
トラブルシューティング実習を開始した1月初旬はなかなか原因が特定できない班が多かったものの、現在では
「とりあえずここからここまでping(通信の状態を確かめるコマンドの一種)通して確かめよう」
「スイッチ挟むと繋がらないから原因はここじゃない?」
「内部のネットワークは繋がってるんだから原因は外に行くルータでしょ」
など、様々な可能性を考慮しながらも、確実に原因に迫っていけるようになった班が続々と出てきて成長を感じられます。
これで本授業も残すところは学年末テストのみ。
幅広く活躍できるIT人材の育成を目指して、生徒とともに今後も努力していきます。
工場見学(情報技術科2年)
3学期の工場見学で、「応用電機株式会社 浜松事業部」を見学に行きました。
少人数のグループに分かれ、工場内の説明を受けた後、卒業生の方からお話をして頂きました。
生徒にとって進路選択の一助になる貴重な経験となりました。
応用電機の皆様、お忙しい中ご対応頂きありがとうございました。
静岡大学-情報学シンポジウム2021
情報技術科3年生が、静岡大学情報学部が開催する情報学シンポジウム2021に参加しました。
毎年開催されているシンポジウムですが、いつも12月の冬休みに実施されているのが、今年はこの時期に変更。
いつもなら、静岡大学浜松キャンパスで行うイベントですが、新型コロナ対策のためリモートで開催。
浜工のパソコン室からの参加です。
浜工からは、昨年に引き続き「路線バス到着時間の予測」を研究発表。
今年の高校生の発表は、浜工だけでした。
明日から三日間
会場準備完了
会場案内
持ち物
中学生PWSではコードを書いて、本格的なプログラミンを体験してもらいます。
短い時間ですが、たくさんのことを学ぶことになるでしょう。
説明を聞いた瞬間は理解しても、忘れてしまうことが多々あると思います。
取り組んでいる内容をメモできるノートと筆記用具を忘れずに!!
それから本格的に取り組んでいくため、「英語」との格闘になると思います。
英和辞典があるといいと思います。
久々の投稿です
中学生PWSもあと1週間に迫ってまいりました。
現在のところ予定通り実施いたします。
まだまだコロナ感染が心配されますので、検温するなどして事前の体調管理を万全に。
参加申込をしていただいていて、こんな状況ですので決して無理はしないで下さい。
欠席の場合も、とくに連絡はしていただかなくて結構です。
今日から毎日投稿していきますので、参加者の皆さんは日々確認をお願いします。
応募〆切
7/10参加申込を締め切らせていただきました。
4校14名の中学生の皆さんの申込がありました。
この14名で開講します。
我々としては、ベストな人数です。
開講する我々も、ものすごく楽しみです。
楽しみすぎて、予定の講習内容が変更しちゃうかも!?
開講にあたり今後の諸連絡は、このページに掲載しますので、こまめにチェックをして下さい。