情報技術科
【SSH】海外研修参加メンバーが静岡大学の野口先生よりご指導頂きました
アプリケーションの開発も進んできたところで、静岡大学情報学部の野口准教授から再びご指導を頂きました。
研究について助言を頂くのは今回で3回目になります。
今回は開発したアプリケーションについて、具体的なアドバイスを頂くことができました。
実装することに意識が向き過ぎてしまい、エストニアを訪れて学んだことを反映しきれていない点をご指摘頂きました。
お忙しい中のご指導、ありがとうございました。
この後の予定としては、研究発表への参加が7月・8月・11月、開発したアプリケーションの実証実験を7月に実施していきます。
【SSH】海外研修報告会
海外研修班が全校に向けて、報告会を行いました。
発表内容は、エストニア渡航と開発したプログラム教育支援アプリケーション「Uuring」についてです。
(海外研修に関する記事は→こちら)
学校の代表として渡航し、経験できたこと・そこから自分たちが学科の特色を活かして生み出したものをそれぞれしっかりと伝えることができました。
開発したアプリケーションはこれからも改良を重ね、8月には中学生向けプログラミング教室を開いて実践を行っていく予定です。併せて、研究発表にも積極的に参加し、様々な意見を取り入れていきたいと思います。
また、本研修を支えてくださった日本・エストニア友好協会主催のエストニア文化セミナーにおいても、同様の内容をオンラインで発表させて頂きます。
どなたでも無料で参加できますので、ご興味のある方は下記URLから申し込みの上、是非ご参加ください。
(https://peatix.com/event/3886095)
基本情報技術者試験(FE) 1名合格!
IPA主催の国家資格・基本情報技術者試験にEi科から1名の合格者が出ました。
(公式ページ:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html)
叶木 優羽(情報技術科2年・情報処理部)
これで2年生の合格者は3人目となります(過去の合格者の記事はこちら)。
基本情報技術者試験は「ITエンジニアの登竜門」とも呼ばれる試験で、情報に関する分野から幅広く出題がされます。
受験者比率はおよそ学生3割・社会人7割、合格率は全体で平均して25%前後。試験は午前、午後に分かれ一日がかりで行います。
情報科は機械科をはじめとする他学科とは異なり、「資格がないと特定の職種につくことができない」ということがあまりないので、資格試験対策は各自の裁量に任せています。定期試験や部活動の合間を縫って勉強時間を確保した成果が、見事に実を結びました。
あくまでも本学科の目標は、ハードウェア・ソフトウェアの両分野の基礎的な知識と技術を身に付け、保守点検のしやすい美しく堅実なプログラムを作成できる人材を育成することです。
ただ、自分の成長のために「プラスα」ができる時間を捻出し、日々の積み重ねで目標を達成する経験を積むことは将来必ず大きな力となります。
3月に受験予定の生徒も複数人います。是非合格して後輩に道を示して欲しいと思います。
【SSH】海外研修6~7日目(帰国)
日の出が遅く、日の入りが早いサイクルにも慣れてきた最終日。
名残惜しく感じつつも、ついに出国です。最後に通訳を務めてくださったエリ・フェルドベルグさんとのお別れをして、タリン空港から出発しました。
行きと同じく、ヘルシンキ空港で乗り換えをして羽田空港まで13時間のフライトになります。
行きは教員が先導しましたが、帰りは生徒達に移動や出国審査などを通過する時間管理等を任せてみました。全員初の海外ということでしたが、一度経験してしまえば、もう慣れたものです。出発から丸1日かかる大移動でしたが、大きなトラブルもなく無事に浜松駅に到着しました。
最後は出迎えに来てくれたクラスメイトとパシャリ。
本研修は、本当に多くの方々の協力があって、実施することができました。
記事には直接ご登場されていませんが、元Clevon社員の矢野翔様、タルトゥ大学のEva Liias様におかれましては、各訪問先への日程調整にお力添え頂き、新進気鋭の企業への見学と、欧州トップクラスの大学への訪問を実現することができました。誠に、ありがとうございました。
また、出発直前に起こった現地の教員のストライキによって訪問先の変更を余儀なくされ途方に暮れていたところ、これ以上ない助け舟を出して頂いたタルトゥ大学勤務、ヤーン・ポスカ高校講師の宮野恵理様には、心からの感謝を申し上げます。お陰様で、研修の骨子が歪むことを防ぐどころか、生徒達にとって最高の1日を過ごすことができました。
最後に、日本エストニア友好協会の荒井秀子様には本研修の実施が決定してからの約1年間、日程の立案や訪問先の選定において、多大なご支援を頂きました。荒井様のご尽力なしには本研修は成立し得ないものでした。本当にありがとうございました。
保護者の皆様におかれましても、本研修の参加に際して快く背中を押して頂き、ありがとうございました。
浜工生の代表として本研修に参加できたことに感謝し、得た学びを学校に還元しながら深めていきたいと思います。
【SSH】海外研修5日目(インタビュー、大使館訪問)
旧市街の街並みも、何度か歩くうちにどこにどんな建物があるか、ぼんやりと覚えてきた5日目。
まずはタルトゥ大学の学生であるオスカルさんにインタビューをしました。
内容は、生徒達が開発するアプリケーションについてや、エストニアで活用されている教育支援システム(eKoolやstuudiumなど)についてです。
日本の文化が好きなオスカルさんは、日本語を学び始めて2年目ということで、ヤーン・ポスカ高校の時と同様、お互い日本語と英語で頑張ってコミュニケーションを取りました。
また、オスカルさんだけでなく、現地に住んで貿易会社を経営する倉橋さんをはじめ、様々な方から学びを得ることができました。
3月の研究発表までに、海外研修で得た学びをもとにしたプロトタイプを完成させ、来年度の8月に実施するプログラミング教室に向けて改良を進めていきます。
本研修の最後となる訪問先は、在エストニア日本大使館。
日本の緑茶を飲みながら、松村大使に本研修の報告をしました。久しぶりに飲んだ緑茶に懐かしさを感じつつも、エストニアで感じた魅力について話をしました。小国ながらも美しい街並みが残り、素晴らしいIT基盤を土台にして多くのスタートアップ企業が生まれるエストニアは本当に興味深い国でした。生徒達もまたエストニアに必ず来たいとのことでした。
お忙しい中の対応、ありがとうございました。
これで全日程が無事終了しました。あとは帰国するのみです。
【SSH】海外研修4日目②(ヤーン・ポスカ高校)
タルトゥ大学での研修が終わったら、そのままの足でヤーン・ポスカ高校に訪問しました。
まずは第3外国語として日本語を学ぶクラスに行き、現地の学生と交流をしました。
「エストニア人と日本人の気質は似ている」と聞いていましたがまさしくその通りで、真面目でシャイな学生も多かったのですが、とても暖かく迎え入れてくれました。グループワークが終わる頃にはすっかり打ち解けて、記念撮影をするグループも。
ここまでは現地の企業や大学など、多少の緊張感を持ちながら英語を話す場面が多かったのですが、今回はわいわいがやがやと楽しみながら実践的な経験を積むことができました。最後はみんなで一緒に「さんぽ」を歌ってお別れ。
異なる文化の同世代との交流は、お互いにとっていい刺激になったようです。生徒達も本当に良い表情をしていました。ヤーン・ポスカ高校の日本語クラスの皆さん、ありがとうございました。
次に、サイバーセキュリティの授業の見学に行きました。
現地の学生の発表も聞かせてもらいましたが、データベース等を活用した内容になっており、工業高校生から見ても非常にレベルの高い授業でした。
そのままの流れで、開発するアプリケーションについての研究発表をさせて頂きました。質疑応答では、日本では似たような既存のアプリケーションはないのか、等の質問がありました。ここまでの研修で、日常会話ならば英語でなんとかなると手ごたえを感じていた生徒達でしたが、英語での質疑応答はまだまだ難しいようでした。
そして、その発表を聞いた別の情報関係の先生が、まさしくつい先ほど説明を聞いた、タルトゥ大学で開発されたプログラミング学習の支援ソフトを活用しているとのことで、急遽お話を聞かせて頂けることになりました。
最後に校内をぐるっと案内して頂きました。見学して感じた日本の学校との違いは、普通高校でありながらも専門高校のような学びが可能だという点です。
化学室や生物室等の専門教室(STEM専用の部屋もありました)が充実しており、放課後に残って課題に取り組む生徒たちを教員が自分の仕事をしながらサポートしていました。実際に訪問した生徒達は、サイバーセキュリティの授業が実施されていたこともあってヤーンポスカ高校が実業高校であると勘違いしていたほどです。部活動のような課外活動はあまりないとのことでしたが、教育先進国である北欧の豊かな学びが、そこにはありました。
余談ですが、机の形にも工夫を感じました。グループワーク時に柔軟に机同士を接続させることができ、かつ日本の四角形の机よりも作業スペースを確保しやすい形をしています。生徒が自分の端末を持つようになってからというものの、学校の机の狭さには日々頭を悩ませていたので、日本に持ち帰りたいぐらいでした。
4日目は2日分の日程を詰め込んだので不安はありましたが、特に高校での経験が印象深かったようで、帰りの車の中ではその話題で持ち切りでした(その後すぐに爆睡していましたが)。次は研修としては最終日、開発するアプリケーションに関するインタビューと大使館訪問です。
【SSH】海外旅行4日目①(タルトゥ大学)
本研修の山場となった4日目は、2日分の日程を詰め込んだハードな1日となりました。
まずはタルトゥ大学へ行き、本館のツアー見学。
ヨーロッパ中から優秀な学生が集まる歴史ある大学なだけあって、本館の見学だけでも非常に興味深い話を沢山聞くことができました。
何世紀か前まで使われた独房(悪い行いをした学生を収容していたようです)まで現存していました。
その後、いよいよタルトゥ大学の情報学部へ移動。
タルトゥ大学はキャンパスが街に点在して溶け込んでいるので、車で10分ほどかかりました。
タルトゥ大学の情報学部は、もはや大学という枠を出て、産学連携をまさしく体現した存在となっています。
上から見ると三角形に見える荘厳なキャンパスは、大学キャンパス・企業・大学と企業の融合スペースの三つの建物で形成され、それゆえに情報学部はデルタと呼ばれています。
ハードウェア・ソフトウェアのどちらを学ぶにも充実した設備が準備されており、VR等の新しい技術に関しても専用の設備がありました。
冬季休暇中だったので残念ながら学生はあまりいませんでしたが、ワーキングスペースでは何人かが作業をしており、大学特有のゆったりとした時間の流れを少しだけ味わうことができました。
次に情報の教育法が専門の先生から講義をして頂きました。
優秀なタルトゥ大学の学生でも、プログラミングに関しては初学者で入学してくることも珍しくありません。そういった生徒達に対して効率よく学習を進めてもらうためのツールを大学で開発したということでした。
解答の傾向を分析し出題を変えたり、採点を自動化したりする機能も実装されており、生徒が開発を目指すアプリケーションにも是非取り入れたい考え方を多く学ばせて頂きました。
最後に生徒達が研究発表を行い、開発を目指すアプリケーションについて意見を頂きました。英語での発表も練習はしてきていましたが、実践としては初。大変良い経験になりました。
質疑応答では教材として選択したプログラミング言語についての言及がありました。
今回の訪問で、欧州最高レベルの大学がどのようにして情報分野を学び、学ばせているかを知る貴重な経験ができました。
タルトゥ大学の皆様、ありがとうございました。
4日目②、ヤーン・ポスカ高校への訪問に続きます。
【SSH】海外研修3日目(Clevon Academy)
3日目は、自律配送ロボットを開発しているClevon社(Clevon Academy)を訪問しました。
(→公式HP)
引用:Clevonプレスリリース
今、物流業界で喫緊の課題となっているのが、「ラストワンマイル(最終拠点からユーザに届くまでの最後の区間)でいかに効率を上げ、人件費を抑えるか」ということです。世界中でネット通販サービスが急激な発達を見せており、物流業界には大きな負担がかかっています。特に、ラストワンマイルは距離こそ短いものの、再配達によって配送効率が低下してしまう等、改善の余地があるのがこの区間だと言えます。
Clevon社はそんなラストワンマイル問題を解決すべく、自律配送ロボットの開発を行い、世界中にシェアを広げつつあるエストニア発の新進気鋭の企業です。アメリカにも研究拠点を新たに置き、日本の河野大臣も視察に訪れました(→視察の様子)。
はじめにClevon社が開発したロボットの紹介を聞きました。自立配送ロボットだけでなく、Amazonの受け取りスポットのような商品を自動的にピックアップするようなロボットについても説明がありました(会社内は基本的に撮影禁止だったため、文章での説明となります)。
また、Clevon社はエンジニアの育成にも力を入れており、Clevon Academyではカリキュラムや施設の紹介もして頂きました。日本でもAcademy事業は展開する予定だという嬉しいニュースも聞くことができました(→関連記事)。
質疑応答では自分たちのアプリケーションの開発の一助になるお話も聞くことができました。
最後に、なんと自律配送ロボットの操縦も体験することもできました。オペレーションルームに入って自動で移動するロボットのカメラを見ながら、必要に応じて命令を送ります。その間、他のメンバーは外に出てロボットの様子を観察しました。今回は1台でしたが、一人で10台制御すれば、9人分の人件費を削減することができます。
マーケティング担当の方からもお話を聞くことができ、特にハードウェア関連を部活動で学ぶ生徒達には非常に良い経験になったようです。
そして何よりも、自社のロボットを紹介する技術者の方々の表情は本当に生き生きとしたもので、自らが携わった開発が未来を創り、人々の生活を豊かにすることに喜びを感じていることがこちらにも伝わってきました。技術者として、自分の仕事に誇りが持てるよう精進したいという想いが一層強まるきっかけになったように感じます。
Clevon社(Clevon Academy)の方々、お忙しい中の対応、誠にありがとうございました。
【SSH】海外研修2日目(ウレミステ地区)
エストニアは面積45,340 km²、人口約130万人の非常に小さな国です。
日本で例えると、およそ九州と沖縄県を合わせた国土に、さいたま市ぐらいの人口が住んでいる国と言えば、なんとなくイメージが湧くでしょうか。
最初に訪問したウレミステ地区は、いわゆるスマート・シティ。
様々な企業が立ち並び、IT先進国エストニアの中でも特にテクノロジーに深い関りをもつ場所で、この街のそのものが巨大な実証実験場となっています。
ここに、日本の市単位ほどのわずかな人口で、最大限の成果を挙げるための工夫が詰まっています。
まず、これは自動会計システムを導入した店舗です。商品を持ったままゲートを通過すると自動で精算がされます。もちろん無人です。
日本でよく見かけるコインパーキングのようなものは一切存在しません。
車を路上駐車してスマートフォンから申請をすると、自動的に駐車料金が精算されます。
ホテルで清掃が必要かどうかの意思表示も電子化されており、タップをして清掃が必要なことを示すとすぐに清掃員が来てくれます。
朝以外の時間にも対応を分散させることで、より少ない人数でサービスを行き渡らせることが可能になります。
日本のマイナンバーカード制度の参考になったe-IDカードと、その使用方法を現地の方から実演して頂きました。
日本ではなかなか普及と活用が進まない状況である一方で、本場のエストニアではこのカード(最近はスマートフォンに内蔵させる等、さらなる進化を遂げているようです)が1枚あれば、様々な情報にアクセスすることができ、それによって多大なメリットを享受することができます。
基本的な個人情報はもちろんのこと、いつどんな病院に通ったか、学歴と学校での成績はどうだったか、税をどのように納めているか、ありとあらゆるデータがそこには詰まっています。つまり、引っ越しや転職などで発生する煩わしい書類はほぼ全て必要なくなる訳です。セキュリティも万全なため、国民は安心して自らの情報を預けることができているそうです。
これにより、市役所には一切書類がなく、PCに向かって作業をしている所員の方がいるだけなんだとか。
(日本とは異なりそもそも市役所自体が人が来ない前提の場所になっているために、行くと「一体何をしに来たんだ?」と言われてしまうそうです。)
また、エストニアは国民一人あたりの起業率が圧倒的に高いことでも有名な国です。その理由も、街を見学することで垣間見えました。
エストニアには学生たちが自分たちが身に付けた開発技術で競い合い、その様子を放送する「RAKET69」という人気のテレビ番組があるようで、その撮影スタジオに入ることができました。ここで結果を出すことで、大学の奨学金をはじめとする支援を受けることができるようになるそうです。
また、街の至るところに会議スペースやコワーキングスペース(さまざまな年齢、職種、所属の人たちが空間を共有しながら仕事を行うスペースのこと)があり、そこでは若者達が夢に向かって努力する姿を見ることができました。参加メンバーからは「こんな風に働いてみたい」という声も上がり、良い刺激を受けたようです。
加えて、いわゆる産学連携の体制も充実しており、タリン工科大学と企業を結ぶ施設があり、企業と大学が共同で研究を行うためのスペースとして活用されていました(後日訪れたタルトゥ大学に至っては、オフィスとキャンパスが完全に融合していました)。
このように、技術者を育成する土壌を作りつつ、挑戦しようとする人間に対してバックアップを行う体制が整っている様子を見ることができました。
ウレミステ地区周辺での研修を通して最新の技術に触れられたのはもちろんのこと、とにかく失敗を恐れずまずはやってみよう、というエストニア人の国民性は是非見習うべきだと感じました。
最後に、タリンの旧市街から見える景色を。
手前の中世の街並みと、奥の先進的な建物が共存しており、この国を象徴するような風景でした。
【SSH】海外研修1日目(出発前~到着)
先日、約1週間に渡るエストニアでの海外研修が無事終了しました。
99%の手続き(結婚や不動産の売買以外の全て)が電子化されている世界最高のIT国家でありながら、中世の街並みを残すエストニア。
日本では決して知名度が高い国ではありませんが、1週間の滞在では足りないほど非常に興味深く、美しい国でした。
まずは出発前~到着(2日目朝)までの研修の様子を紹介します。
出発前は校長先生に参加メンバー4名が抱負を述べました。
全員海外自体が初経験かつ行先が極寒の北欧の地ということで、まずは体調を崩さずに1週間乗り切ること。
そして現地の方々との交流を積極的に行い、情報についての学びを深めたいということでした。
校長先生からは浜工生の代表として是非頑張ってきて欲しいとメッセージを頂きました。
そしていよいよ当日、浜松駅から羽田空港まで新幹線で行き、まずはフィンランドのヘルシンキへ。
ロシアの上空を旋回し、北極を通過して13時間のフライトになります。
そこから飛行機の乗り換えをし、目的地であるエストニアの首都タリンへ。
入国審査などなど含めておよそ24時間もの移動時間を費やし、やっとの思いで到着しましたが、時差が約7時間なので現地では朝8時。
そのままウレミステ地区での研修に入りました。
今回の研修の主な訪問先は
- ウレミステ地区
- Clevon社(Clevon Academy)
- タルトゥ大学
- ヤーン・ポスカ高校
- 在エストニア日本大使館
です。
また、この研修を通して世界最高のIT国家に触れながら、我々の最終目標である「日本のプログラミング教育を支援するアプリケーションの開発についての研究発表を行い、意見を頂くこと」が重要な目的となります。また、現地の公用語はエストニア語ですが、ほぼすべての人が英語を話せるため、現地でのコミュニケーションは基本英語。語学についても実際に異なる言語を使う貴重なチャンスです。
次は、2日目の様子をお届けします。