情報技術科
【SSH・情報技術科】オーロラ観測ができるホワイトホースのホテルに到着しました。
日本時間2月6日(月)16時に、カナダのホワイトホース空港に到着し、現地の日本人ガイドと合流しました。その後、オーロラ観測ができるホテルに到着し、オーロラ観測のレクチャーを受けました。本日の現地の天気は曇りのためオーロラ観測を断念し、明日に期待することになりました。
【SSH・情報技術科】無事カナダに到着しました。
2月6日(月)朝4:30頃に、SSHの海外研修の生徒達はカナダのバンクーバー空港に無事に到着しました。ここで、初めての英語での買い物に生徒達は挑戦しています。ここで国内線の飛行機に乗り換えて、北のホワイトホースまで向かいます。
【SSH・情報技術科】海外研修に出発しました
今年度のSSH(Super Science High school)生徒海外研修には、
情報技術科2年生の企画「オーロラの出現予測」が選ばれ、準備を進めてきました。
そして今日、満を持して観測地であるカナダのユーコン準州ホワイトホースに向けて
出発しました。
この計画は、宇宙ビジネスの本格化に伴い重要視されている宇宙天気予報の基礎研究として
オーロラの出現予測に挑戦し、データの収集から解析・予測モデルの作成・サイト構築までの
一連の作業を通じて、科学想像力と情報技術者の使命観を培うことを目的にしたものです。
研修は2月11日まで。計画通りデータ収集はできるのか? 予測モデルは通用するのか?
オーロラは出るのか? ドキドキ・ワクワクが止まらない、これぞ研究の醍醐味!
次回、現地からの報告にご期待ください。
【一人一台端末活用の様子】情報(Ei)科1年の日常
どの学校でも一人一台端末(BYOD※1)の活用がスタンダードになりつつある昨今。
浜工でも今年度(2022年度)より、一人あたり一台の端末(iPad)を購入し、授業やクラスでの活用をスタートしています。その中でも、情報技術(Ei)科1年は他の学科に先駆けて6月に端末を購入して頂き、日々の取組に活用中です。
導入に当たって、各御家庭には多分なご配慮を頂き、誠にありがとうございました。
情報技術科は学科の特色も踏まえ、他科のようにタブレット端末ではなく、ノートPCを購入して頂き、実社会において最もシェア率の高いMicrosoft Teamsというグループウェア(※2)を導入しています。これにより、実社会の企業で用いているソフトに慣れ親しみながら、日々の課題の提出や授業資料の共有等を、いつでも・どこでも行うことが可能になりました。もちろんプログラミングも自分の端末で行うことができます。
本日は教室にて、SSH(スーパーサイエンスハイスクール※3)の活動として毎年行われる「海外研修」の選考会に臨む生徒たちが、端末を用いて発表スライドを作成していました。
メンバーそれぞれが自宅や、休み時間を利用して、希望する行先の国のIT企業について情報収集を行ったり、情報教育に関する日本と他国を比較するデータを参照したりしながら、研究について方針を固めていっています。
この他にも、朝からノートPCを開いて課題を行う生徒がいたり、クラスで決めごとを行う際はTeamsのアンケート機能を用いて集計まで自動で行うことができたり、可能性は無限大。もちろん、情報棟の実習室の設備も整ってはいますが、自分自身の端末を自分自身で責任をもって設定・管理を行い、自分が作業が行いやすい環境を整えることが重要です。
コンピュータに使われるのではなく、コンピュータを真の意味で使いこなせる人材を目指しながら、端末の活用の幅をどんどん広げていきたいと思います。
※1 BYOD : Bring Your Own Device
もともとの意味は、自分自身が所有している端末を業務で用いること。
使い慣れた端末を使うことで業務の効率化・企業のコストカットが期待できる反面、セキュリティのリスクが高まる。
※2 グループウェア
組織に所属する人々のコミュニケーションを円滑にし、業務を効率化するためのソフトウェアのこと。
「スケジュール管理」、「ファイル共有」、「チャットやビデオ会議などメンバーとの連絡」など様々な機能がある。
Microsoft Teams 公式サイトはこちら←
※3 SSHについてはこちら(国立研究技術開発法人 科学技術振興機構のページ)←
【授業紹介】工業技術基礎(1年・必修)
本日は1年生の「工業技術基礎」の授業が行われました。
工業技術基礎では、1学期に情報分野における基礎的な知識やスキル(主にキーボードを見ないで入力を行うタッチタイピングと、実習設備の使用方法)を身に着けます。
そして2学期から6~7名ほどの班に分かれ、様々な実習をローテーションで学んでいきます。
授業内容はハードウェア・ソフトウェア偏りなく実施され、本日はC言語、電力供給の法則、Kicad、論理回路(論理圧縮)の4つのテーマに各班が分かれて実習を行いました。
C言語はプログラミング技術という授業と並行して行われ、今回はプログラミングの基本である「配列」について学びました。
プログラミングの授業では、どの学年も情報処理部のメンバーが活躍します(情報処理部のページはこちら)。分からないことも教えあいながら、コツコツと理解を深めていきます。
Kicadは電子回路の設計を行いつつ、それをプリント基板へスムーズに変換できるソフトです。今回はその基礎的な使い方を学びました。
電力供給の法則、論理回路(論理圧縮)は実際に回路を組みながら、実験結果を記録していきました。
現代ではコンピュータが進化し、ハードウェアについてよくよく理解していなくても、とりあえずプログラムを組んで動作させることが可能になりました。
しかし、自分の進路について考えを深めつつ、これからの情報技術を支える人材を目指すならば、プログラムなどのソフトウェアに偏ることなくハードウェアについて理解することも、非常に重要なことです。
この前入学したと思った1年生も、もうすぐ2年生。
その場しのぎの暗記で逃げることなく、しっかりと頭で汗をかきながら頑張っていきます。